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インターフェアのメカニズムとEMC設計の基礎技術

電磁界シミュレータで学ぶ

インターフェアのメカニズムとEMC設計の基礎技術

会場 開催 デモ付き

概要

本セミナーでは、講師が長年携わってきた電磁界シミュレータを用いた高周波回路・無線システムの設計支援の具体的な手順をPCで実演し、電磁界シミュレータの導入から活用までの流れと要点を学びます。

開催日

  • 2024年5月28日(火) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • アンテナ開発業務に関連する技術者、研究者

修得知識

  • アンテナの基礎
  • アンテナ設計の勘所
  • 電磁波ノイズ対策

プログラム

 5Gシステムではマイクロ波・ミリ波の利用が進み、無線通信設備のインターフェアが問題となっています。「妨害」・「干渉」は被害側で認知されますが、同時に加害側になる場合も散見されます。
 インターフェアは電磁波によるノイズなので、発生のメカニズムは送・受信アンテナの仕組みを知ることで対策のヒントが得られます。また高周波回路は電磁ノイズを放射しやすいため、EMC 設計という要件が常識になってきました。
 本セミナーでは電磁界シミュレータで得られた多くの知見からこれらのメカニズムを理解し、インターフェアに強いシステム設計の基礎技術を学びます。

  1. インターフェア問題と高周波回路
    1. インターフェアの症状とその発生源
    2. EMI (電磁妨害) ・EMS (電磁耐性)
    3. EMC設計
  2. 高周波回路から漏れる電磁波
    1. Sパラメータの評価とクロストーク
    2. グラウンド面の電流
    3. 基板からのノイズ放射問題
  3. インターフェアと送・受信アンテナの仕組み
    1. ダイポールアンテナによる送・受信
    2. モノポールアンテナによる送・受信
    3. コモンモード・ノイズ発生のメカニズム
  4. 高周波回路基板からの放射
    1. 多層プリント回路のEMIシミュレーション
    2. 筐体に実装した状態でのEMIミュレーション
    3. ケーブルからの放射
  5. 高周波回路と電磁界シミュレータの活用法
    1. 電磁界シミュレーションの手法
    2. EMC設計に役立つ機能
    3. 有効活用のためのポイント
  6. 電磁波ノイズの測定
    1. 遠方界の測定と電磁界シミュレーションの比較
    2. 近傍界の電磁界測定
  7. まとめとQ&A

講師

会場

東京都千代田区内の会場を予定

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 49,000円 (税別) / 53,900円 (税込)
1口
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。

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