技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

事例を交えて学ぶ共同研究契約・共同出願契約等に関するポイントと実践的対処方法

事例を交えて学ぶ共同研究契約・共同出願契約等に関するポイントと実践的対処方法

オンライン 開催

視聴期間は2024年4月12日〜18日を予定しております。
お申し込みは2024年4月16日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医薬品ライセンスについて基礎から解説し、医薬品ライセンスにまつわる実際の具体的なトラブル事例や契約交渉段階における論点、その対応など講師の経験から解説いたします。

開催日

  • 2024年4月16日(火) 13時00分 2024年4月18日(木) 16時00分

修得知識

  • 生じやすいトラブルの対処、ポイント
  • 大学と企業の共同研究、企業間の共同研究等事例

プログラム

 今回の講演では、大学・企業間、また、企業間の共同研究・共同開発について、関連する各契約、及び、生じやすいトラブルの対処に関するポイント・対処方法について、実践的な視点から、共同出願段階まで視野に入れてご説明します。図やアニメーションを多用したスライドにより、イメージで理解しやすい内容となっております。
 具体的には、まず、大学と企業間の共同研究を例に、どのような視点で契約交渉に臨むべきなのか、また、問題になりやすい契約条項のポイントとその対処方法などについてご説明します。この中では、特に、最も問題となりやすい知財条項にスポットをあて、そもそも知財とは何なのかといったところから説明させていただきますので、知財条項に関する理解をさらに深めることが期待できる内容となっております。
 次に、企業間の共同研究・共同開発を取り上げます。企業間の場合、各企業のパワーバランスなどを背景に、大学・企業間の共同研究のケースと比較して、一方的な内容の条項を要求されることも、しばしば経験するところです。ここでは、主に、こういった場合の対処方法などについてご説明します。
 三つ目は、大学・企業間の共同出願契約にスポットをあてます。ここでは、企業の利益に直結する知財の実施料のワーディングのポイントなどをご説明します。
 最後に、付随的な論点として、共同研究の成果を論文化する場合に知っておくべき著作権の概要についてご説明します。

  1. 大学との共同研究契約について考える
    1. 事案
    2. 共同研究契約、共同出願契約、ライセンス契約の関係とは?
      (※今回はライセンス契約自体は取扱いません。)
    3. 大学との契約交渉における4つのポイント
    4. 共同研究契約の主要項目と主な論点とは?
    5. 知財条項
      1. そもそも知的財産、知的財産権とは何なのか?
      2. 特許と発明者の関係とは?
      3. 誰が発明者になるのか?
      4. 裁判所が発明者ではない者として挙げる3つの例
      5. 知財条項の視点
      6. 知財条項の現実的な落としどころとは?
      7. 大学の教員と直接契約を結ぶのはどうか?
    6. 公表に関する条項
    7. 提供物品に関する条項
  2. 企業間での共同研究・共同開発契約について考える
    1. 事案
    2. 共同研究・共同開発を開始する前にやっておくべき事項はないか?
    3. 相手方企業が強欲に知財を要求してきた場合はどうすればよいか?
    4. 相手方企業が他社との協業を禁止してきた場合はどうすればよいか?
    5. 協議委員会を設置する場合の注意点とは?
  3. 大学と企業との共同出願契約
    1. 発明者の特定と保証はどのような内容にするべきか?
    2. 大学に支払う実施料に関して注意すべき契約ワーディング上のポイントとは?
    3. 共同出願契約の解除に関する問題点とは?
  4. その他
    • 共同研究の成果を論文公表する際に知っておくべき著作権に関する基本的事項とは?

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年4月12日〜18日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/13 英文メディカルライティング基礎講座 オンライン
2024/12/13 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検 (データ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫) オンライン
2024/12/13 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算法入門 東京都 オンライン
2024/12/13 ミトコンドリア医薬における開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2024/12/13 造粒・打錠工程の基礎知識およびスケールアップ方法・トラブル対応 オンライン
2024/12/16 製薬用水の製造法・品質管理・バリデーション方法の基礎、査察事例を踏まえた考察 オンライン
2024/12/16 試験検査室管理におけるOOS/OOT対応とサンプリング実施のポイント オンライン
2024/12/16 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 オンライン
2024/12/16 ペプチド医薬品の疾患別事例からみる市場性およびペプチドの合成・分析のポイント オンライン
2024/12/17 省力化・効率化で実践するCSVへのヒント オンライン
2024/12/17 デスクトップで行う医薬品市場予測のスキルアップと精度向上 オンライン
2024/12/17 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 オンライン
2024/12/17 LNP (脂質ナノ粒子) 製剤における品質評価/製剤設計・品質管理・製造プロセスとDDS技術・動向 オンライン
2024/12/17 GMPが空調設備に求める交叉汚染防止要件とその管理 オンライン
2024/12/17 無菌製剤・再生医療等製品の工場における査察対応とGMP改善業務 オンライン
2024/12/17 再生医療を含めた国際共同治験の進め方と各ステージ毎における対応手法 オンライン
2024/12/17 共同研究契約等の契約実務の基礎とトラブル防止策 オンライン
2024/12/17 PV業務においてグローバルSOPとローカルSOPをどう棲み分け、整合性を図るか オンライン
2024/12/18 GMP省令改正に対応した供給者管理の留意点 東京都 会場・オンライン
2024/12/18 SDS・ラベル超基礎講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針