技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

めっきの基礎および処理方法とトラブル対策

めっきの基礎および処理方法とトラブル対策

オンライン 開催

視聴期間は2024年3月25日〜4月8日を予定しております。
お申し込みは2024年4月5日まで承ります。

概要

本セミナーではめっき技術の基礎、処理方法について解説いたします。
また、めっきの品質不具合に対して、めっき処理工程だけでなく、前後工程にスポットを当てて具体的な事例と不具合要因や対策について解説いたします。

開催日

  • 2024年4月5日(金) 10時30分 2024年4月8日(月) 16時30分

修得知識

  • めっきの基礎
  • めっきの種類と使われる目的
  • めっきの処理工程
  • 設計時、めっき工程、量産時それぞれのめっきの品質改善のポイント

プログラム

 めっき技術は、耐蝕性の向上や機械的特性や電気的接続性の付与などを目的に様々な製品で活用されています。適用製品の高度化と多様化に伴い要求される機能特性は複雑なっており、それに対応しためっきの種類も非常に多くより専門的になってきています。
 本セミナーではめっきの初心者や、メーカー内で専門ではないがめっきに関わる業務を行う設計、生産技術、調達、品質管理部門の方向けにめっき技術の基礎、処理方法について解説します。まずめっきの基礎知識でめっきの種類と利用目的を解説します。次に機能特性を軸にして実際どのような場面で利用されているかの具体例を見ていきます。まためっきの品質不具合に対して、めっき処理工程だけでなく、前後工程にスポットを当てて具体的な事例と不具合要因や対策について解説します。本セミナーを通して、目的に応じためっきが正しく利用でき、品質不具合を起こさないような知識が身に付きます。

  1. めっきの基礎
    1. めっきの定義と目的
    2. 電気めっきの仕組みと代表的なめっきの紹介
      • 亜鉛めっき
      • 装飾ニッケルクロムめっき
      • 硬質クロムめっき
      • 銅めっき
      • 金めっき
    3. 無電解めっきの仕組みと代表的なめっきの紹介
      • 無電解ニッケルめっき
      • 無電解銅めっき
      • 無電解金めっき
    4. めっきのバリエーション
      • 合金めっき
      • 複合めっき
    5. 化成処理
    6. めっき液の浴種について
  2. めっきの機能別実用例
    • 装飾性
    • 耐食性
    • 硬度 (耐摩耗性)
    • 摺動性 (低摩擦係数)
    • 耐熱特性
    • 電気特性
    • その他
  3. めっきの処理方法
    1. 処理工程の概要
    2. めっきの前処理
    3. 素材別の処理工程 金属材料、樹脂材料
    4. めっき処理設備、処理方法
    5. めっきの品質管理、処理条件の維持方法
      • 製品検査
      • プロセス管理
      • 設備管理
    6. めっき厚の調整方法
  4. めっきのトラブル事例と対策
    1. 表面処理選定の流れ
    2. 製品設計時に留意するポイント
    3. 量産時のトラブル事例と対策
    4. めっき加工先選びの注意点
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年3月25日〜4月8日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/29 無機ナノ粒子の総合知識 東京都 会場・オンライン
2024/7/30 プラズマ生成の基礎とプラズマCVD (化学気相堆積) による高品質成膜プロセスのノウハウ オンライン
2024/7/30 フッ素フリー撥水・撥油表面の開発とその評価 オンライン
2024/8/5 大気圧プラズマを用いた材料の表面改質、ぬれ性の改善 オンライン
2024/8/7 スパッタ・真空蒸着による成膜技術と膜質改善技術の徹底解説 オンライン
2024/8/7 無機ナノ粒子の総合知識 オンライン
2024/8/7 シリカの分散・凝集制御とフィラーとして使いこなす活用術 オンライン
2024/8/8 粉体の基礎と微粒子コーティング・表面改質技術 オンライン
2024/8/8 半導体微細構造に関わる表面・界面の物性の基礎と応用技術 オンライン
2024/8/21 半導体微細構造に関わる表面・界面の物性の基礎と応用技術 オンライン
2024/8/23 濡れ現象および濡れ性制御の基礎と超撥水 (油) ・超親水 (油) ・滑液表面の開発手法・最新技術 オンライン
2024/8/23 シリカの分散・凝集制御とフィラーとして使いこなす活用術 オンライン
2024/8/27 防汚・防水・防曇および結露防止のための材料とコーティング、評価・応用 オンライン
2024/8/28 SDGs、カーボンニュートラルに対応したプラスチック加飾技術、自動車への応用 オンライン
2024/8/28 シランカップリング剤の反応過程および処理層の構造、表面被覆状態、反応進行・効果の解析・評価 オンライン
2024/8/29 水性塗料の配合設計術:よく発生するトラブルとその解決策 オンライン
2024/8/30 接触角測定の注意点と表面自由エネルギー解析への応用 オンライン
2024/9/3 塗工技術 (スピン、バー、ディップ、スロットダイ、グラビア、コンマ、メニスカス方式) の基本とノウハウ、スケールアップ オンライン
2024/9/4 防汚・防水・防曇および結露防止のための材料とコーティング、評価・応用 オンライン
2024/9/6 接着制御・メカニズム解析の考え方と分析評価法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/6/1 超撥水・超親水化のメカニズムとコントロール
2008/3/19 多孔体の精密制御と機能・物性評価 新装版
2006/8/31 基礎から学ぶ事例をふまえたコロナ処理技術