技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

生成AIを活用した創薬研究・実用化における特許戦略 (取得・活用)

生成AIを活用した創薬研究・実用化における特許戦略 (取得・活用)

~どのような特許を取得すべきか~
オンライン 開催

視聴期間は2024年4月3日〜16日を予定しております。
お申し込みは2024年4月3日まで承ります。

概要

本セミナーでは、生成AIを活用した創薬研究における特許戦略の新たな視点について説明し、今後の課題と対応策について解説いたします。

開催日

  • 2024年4月3日(水) 13時00分 2024年4月16日(火) 16時30分

受講対象者

  • 医薬品に関連する研究開発担当者、事業開発担当者、知的財産担当者

修得知識

  • どのような特許を取得すべきか (審査基準からの考察)
  • 特許を受けるための要件
  • どの程度の進歩性が要求されるのか
  • どの程度の開示が要求されるのか
  • 広くて強い特許とはどのような特許か
  • 特許審査への対応について

プログラム

 近年、ChatGPT等の生成AIが急速に進化・普及する中、生成AIを活用した創薬研究への期待が高まっています。例えば、標的探索AI、論文探索AI、ドラッグリポジショニングなどを利用した基礎研究や、バーチャル治験、臨床試験予測などの臨床応用などが注目されています。
 このような状況の下、国内外のプロジェクトにおいて、生成AIを活用した創薬研究が盛んに試行されており、製薬企業においても、生成AIの活用が急務となっています。
 生成AIを創薬研究に活用したり、その研究成果を実用化するためには、特許の取得と活用が必要不可欠です。とくに、生成AIを活用した創薬研究における特許戦略は、今後の研究活動や事業活動にとって有益です。
 本講演では、このような視点から、生成AIを活用した創薬研究における特許戦略の新たな視点について説明し、今後の課題と対応策について解説します。
 生成AIを利用した創薬研究の特許動向を把握し、特許を視野に入れた今後の研究開発戦略について理解します。また、生成AIを利用した創薬研究において、どのような特許を取得すべきかについて理解します。さらに、最近の特許登録の事例に基づいて、今後の特許戦略の新たな視点ついて理解することがねらいです。

  1. 生成AIを活用した創薬研究の現状と課題
    1. 生成AIを活用した創薬研究の現状
      • 国内外のプロジェクト
      • 製薬企業のAI創薬の現状など
    2. 創薬研究に利用されるAI技術の現状
      (最新のAI技術の現状、医工連携の現状など)
    3. 今後の動向と課題
      • ChatGPT (GPT 4)
      • Apple GPT
      • Google Bard
      • Gemini
      • AlphaFold2など
  2. 生成AIを活用した創薬研究の特許動向
    1. 生成AIを活用した基礎研究の特許動向
      • 標的探索AI
      • 論文探索AI
      • ドラッグリポジショニング (DR)
      • バーチャルスクリーニング
      • インシリコ創薬など
    2. 生成AIを活用した応用研究の特許動向
      • バーチャル治験
      • 臨床試験予測
      • 前臨床試験予測
      • Virtual Experimentsなど
    3. 創薬研究に利用されるAI技術の特許動向
      • 二次元マッピング解析
      • パスウェイマップ
      • 重複差分解析
      • 多面的解析
      • ベクトル加算解析など
  3. 特許を視野に入れた研究開発戦略 (AI創薬を中心に)
    1. 特許出願のタイミング
      • 新規な標的物質
      • 医薬用途
      • DDSなどの特許出願戦略
    2. 研究開発に必要な特許調査
      • 生成AIと創薬研究の融合領域の特許調査の手法と留意点
    3. 製薬分野とAI関連分野との連携の在り方
      • 医工連携
      • 産学官連携の在り方など
  4. どのような特許を取得すべきか (審査基準からの考察)
    1. 特許を受けるための要件
    2. どの程度の進歩性が要求されるのか
    3. どの程度の開示が要求されるのか
    4. 広くて強い特許とはどのような特許か
    5. 特許審査への対応について
      • 拒絶理由への対応方法
      • 面接審査の活用方法
      • 拒絶査定を回避する方法など
  5. どのような発明に特許が付与されるのか (審査事例集からの考察)
    1. 癌レベル算出装置 (進歩性)
    2. 認知症レベル推定装置 (進歩性)
    3. 糖度推定システム (記載要件)
    4. 体重推定システム (記載要件)
    5. 被験物質のアレルギー発症率の予測方法 (記載要件)
  6. 生成AIを活用した創薬研究の登録特許の事例分析
    1. 登録クレームの最近の傾向
    2. 日米欧の登録クレームの比較
    3. 必要な実験データの開示の程度
    4. 発明の効果の主張方法
    5. 最適な特許明細書・クレームの提案
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 32,400円 (税別) / 35,640円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 32,400円(税別) / 35,640円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2024年4月3日〜16日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2025/4/28 化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した薬品管理の進め方 オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/4/28 特許情報からみたメタマテリアル/メタサーフェスが促す光/電子デバイス材料設計の新潮流 2024 オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (実践編) オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (抗体医薬品) の特性解析・構造決定と得られたデータの品質管理への活用 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品の不純物管理 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における各種試験方法の適切な精度管理と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品のCTD (CMC) :妥当性の根拠とまとめ方 (2日間) オンライン
2025/5/29 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン
2025/5/29 責任役員 (上級経営陣) にむけたGMP、GQP教育訓練と法令順守体制の整備 オンライン
2025/5/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン
2025/5/29 製品品質照査の活用による製造工程、原料・資材及び製品規格の妥当性検証 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (CMC) マスターコース (全6コース) オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における製法・試験法変更と担保すべき同等性/同質性評価 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における規格及び試験方法の設定と安定性試験 (長期保存試験) による有効期間の設定 オンライン
2025/5/29 医薬品製造業者における原材料・供給者管理と外部委託の際の留意点 オンライン
2025/6/27 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2024 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/10/28 メディカルバイオニクス (人工臓器) 〔2024年版〕
2024/10/28 メディカルバイオニクス (人工臓器) 〔2024年版〕(CD-ROM版)
2024/4/30 人工光合成技術 (CD-ROM版)
2024/4/30 人工光合成技術
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2024/4/22 トプコングループ
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/3/29 後発で勝つための研究・知財戦略と経営層への説明・説得の仕方
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/3/4 対話型生成AI (人工知能) 利活用技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/3/4 対話型生成AI (人工知能) 利活用技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ