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IPランドスケープにおける仮説設定、分析の進め方と戦略提言のポイント

IPランドスケープにおける仮説設定、分析の進め方と戦略提言のポイント

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、IPランドスケープにおける情報分析、シナリオと仮説の立て方、経営層や事業部に響く効果的な提案方法について詳解いたします。

開催日

  • 2024年2月8日(木) 10時30分 16時15分

プログラム

第1部 IPランドスケープにおける情報分析と共有の仕方

(2024年2月8日 10:30〜12:00)

 2017年以降、国内企業の知的財産業界を越えて経営層にも注目され定着し始めてきた所謂IPランドスケープといった活動 (手法) に係る情報分析を中心に、基礎的な情報分析から、シナリオを作成し、経営層に提案をしていく工程、および、そのコツについて、実際の事例を含めながら紹介していく。
 2023年3月末に発行予定の書籍『後発で”勝つ”ための研究・知財戦略の立て方と経営層への説明・説得の仕方』の寄稿内容にも触れ、IPランドスケープというキーワードが日本国内で出回る以前の2000年代の初期から知財情報分析やその他の情報を活用し、自動車メーカーで異業種へライセンスビジネスを遂行してきた講師が重要なポイントに絞って有用情報をお届けします!

  1. IPランドスケープについて
  2. IPランドスケープにおける情報分析
    1. 特許情報分析
      1. コア技術の可視化
      2. トレンド分析
      3. 新規用途探索
      4. 顧客候補探索
      5. アライアンス分析
      6. Key技術
      7. Key Person
    2. 特許情報以外の情報分析
      1. 会社情報
      2. 市場情報
      3. その他の周辺情報
    3. フレームワークの活用
    4. MIX分析
    5. 仮説と検証
  3. 社内共有の仕方 (コツ)
    1. 目的の重要性
    2. IPランドスケープの活動メンバー
    3. シナリオ作り
      1. ゴール設定
      2. サプライチェーン・バリューチェーン
      3. ビジネスモデル
    4. Win – Winの関係構築
    • 質疑応答

第2部 IPランドスケープで知財を事業価値に変える

- 知財PDCAを回して成果に繋ぐ –

(2024年2月8日 13:00〜14:30)

 知財・無形資産が事業収益に及ぼす寄与は間違いなく大きい一方、知財は見えにくいが故に投資対効果を見通すのが容易ではない。また、すごい知財があるからといって、それだけで事業価値が出せる訳でもない。どのように知財が事業価値に変換されていくかを可視化して組立て、そうした知財を持続性をもって強化・再生産していくのが企業知財部門の重要なミッションになる。

  • 投資すべき領域はどこか
  • そこで自社の強みが活きるか
  • そこで持続性もって収益を出せるのか
    の3つの視点から仮説を立てて検証する知財PDCAを回すIPL活用マネジメントの考え方と実例をご紹介する。
  1. ブリヂストンの経営戦略変革
    1. DX・サステナブルがもたらす事業環境変化
    2. 事業モデル変革コンセプト
    3. モノ・コト・DX 各ステージでの事業具体例
  2. 攻めの知財マネジメントへの落し込み
    1. 事業構造ごとの知財機能を考える
    2. 事業全体での知財の役割 (価値変換メカニズムを掴む)
    3. 知財機能と事業部間での信頼関係・コンセンサス構築
  3. 見て仮説立てる【1】「幅と深さ」
    1. 知財創出の現場に寄り添う
    2. バリューチェーン全域がスコープ
  4. 見て仮説立てる【2】「内向きと外向き」
    1. 根底にある秘伝のタレ知財
    2. 知財を価値に変換する知財ミックスコンセプト
    3. 内向きを軸にして外を見る
    4. 死角に気付く、潮流を読む
  5. IPLで知財PDCAマネジメントを回す
    1. 死角に気付けるか、潮流を読めるか
    2. 仮説構築の3つの問い
    3. 検証を入れてこそのIPL
  6. 「知財経営」を目指すIPL活用
    1. 知財マインドの土壌形成
    2. 知財経営への3段階
    • 質疑応答

第3部 レゾナックにおけるインテリジェンス活動

(2024年2月8日 14:45〜16:15)

 レゾナックは旧昭和電工と昭和電工マテリアルズ (旧日立化成) が統合し、2023年に発足しました。この統合中から完全統合までの間でIPランドスケープは、両社の意思決定や、情報共有等の場面で非常に有効活用されてきました。
 今回は、統合を経て成長を目指すレゾナック知的財産部のインテリジェンス活動を紹介しながら、経営層や事業部に貢献できるIPランドスケープのポイントについて考察します。

  1. はじめに
  2. 統合までのIPランドスケープを活用した知的財産活動
  3. 新生知的財産部のご紹介
  4. レゾナックにおけるインテリジェンス活動
    1. インテリジェンス活動の紹介と目標
    2. 経営層向けのインテリジェンス活動
    3. R&D・事業部向けのインテリジェンス活動
      1. インテリジェンス活動を広げる取り組み
      2. IPランドスケープの紹介
      3. IPランドスケープを進化させるための取り組み
    4. IPランドスケープの全社展開に向けて
      1. 営業・購買向けのIPランドスケープ
  5. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 上原 明日香
    三井化学 株式会社 知的財産部 情報調査グループ 分析・解析チーム
    主席部員 シニア知的財産アナリスト
  • 荒木 充
    株式会社ブリヂストン 知的財産部門
    部門長
  • 永田 大輔
    株式会社レゾナック 知的財産部 インテリジェンスグループ
    チーフアシスタントマネージャー

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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