技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2023年11月9日〜22日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2023年11月9日まで承ります。
本セミナーでは、樹脂の粘弾性挙動と残留応力、変形予測について解説いたします。時間-温度換算則の作成法と各種事象への応用方法についても解説いたします。
粘性的性質と弾性的性質が混在する粘弾性特性は、全ての素材に見られる挙動です。粘弾性挙動は、素材の弾性率が時間及び温度の関数として変動することから、力学的取り扱いが非常に複雑になります。プラスチック素材は、この挙動が200°C内で液体から固体へと変化することから、他の素材に比べ一般的な使用温度範囲において、力学的な扱いに注意が必要です。
この粘弾性挙動に伴って、プラスチック成形品には、成形時に殆どの場合において残留応力が生じます。この残留応力は、粘弾性挙動によって解放され、寸法変化や破壊等の経時的な不良を引き起こします。プラスチックの粘弾性挙動の時間、温度依存性には、時間-温度換算則が成立し、この法則を用いて残留応力解放に伴う変形や強度の長期予測、及び繊維強化プラスチックの諸特性の時間、温度依存性の長期予測等が可能となります。
ここでは、プラスチックの最も重要な粘弾性挙動の解釈法とその利用法、粘弾性挙動に伴う残留応力の発生メカニズム及び解放メカニズムを説明します。さらに、時間-温度換算則の成立確認方法とこの換算則を用いた残留応力の解放に伴う変形予測法、強度及び変形の長期予測法、加速試験の各事象への応用方法について説明します。最後に、成形不良低減の新しい種々の射出成形法を紹介します。
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2024/6/25 | 高分子の粘弾性挙動と時間-温度換算則の活用事例 | オンライン | |
2024/6/25 | フィラーの分散・充填技術およびナノコンポジットの研究開発動向 | オンライン | |
2024/6/26 | レオロジーの基本 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/6/27 | フィルム製膜における延伸・配向制御、その評価と応用 | オンライン | |
2024/6/27 | 粘弾性挙動によるプラスチック成形品の残留応力の発生と解放のメカニズム | オンライン | |
2024/6/27 | プラスチックの力学特性と評価方法および複合化による改善手法 | オンライン | |
2024/6/27 | 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ | 東京都 | オンライン |
2024/6/27 | 高周波用基板材料に求められる特性と材料設計・低誘電損失化 | オンライン | |
2024/6/27 | 粘度の基礎と実用的粘度測定における留意点と結果の解釈 | オンライン | |
2024/6/27 | 高分子の結晶化と相分離の基礎的理解および高分子ブレンドへの応用 | オンライン | |
2024/6/27 | ポリウレタンの基礎とアミン触媒の構造および開発動向 | オンライン | |
2024/6/27 | プラスチックのケミカルリサイクル技術最新動向 | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/6/28 | 固体高分子材料の動的粘弾性測定 | オンライン | |
2024/6/28 | ポリイミド入門講座 | オンライン | |
2024/6/28 | プラスチックリサイクルのための素材識別技術と高度選別装置の開発 | オンライン | |
2024/7/2 | ポリマー合成の自動化とプロセス分析 | オンライン | |
2024/7/3 | 粘着剤の基礎知識と評価法 | オンライン | |
2024/7/3 | ポリウレタン技術 入門講座 | オンライン | |
2024/7/4 | 樹脂用添加剤におけるブリードアウト・ブルーム現象の発生機構と その制御・対策 | オンライン | |
2024/7/4 | 架橋剤を使うための総合知識 | オンライン |