技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

グラフェンの新奇物性を用いたテラヘルツ機能デバイス

グラフェンの新奇物性を用いたテラヘルツ機能デバイス

~基礎と研究開発の最新動向~
オンライン 開催

視聴期間は2023年9月12日〜22日を予定しております。
お申し込みは2023年9月18日まで承ります。

概要

本セミナーでは、プラズモニック・メタマテリアル、テラヘルツ波について取り上げ、テラヘルツ波が主流になる未来に必要な材料・技術、既存デバイスの課題からテラヘルツ波利用のブレークスルーとなる技術・研究開発の現状・展望といった最先端の情報を提供いたします。

開催日

  • 2023年9月18日(月) 10時30分 2023年9月22日(金) 16時30分

受講対象者

  • テラヘルツ波に関連する技術者・研究者・マーケティング担当者・経営者など
  • 6G、7Gのビジネス・サービス開拓に関心のある方

修得知識

  • 電波と光波の境界域に存在するテラヘルツ波の特徴と産業応用の大きな可能性
  • 6G,7G次世代超高速テラヘルツ無線がもたらす革新の具体的ビジョンと、その実現に向けての技術的障壁の高さと課題解決の戦略・手段
  • 炭素系単原子層材料:グラフェンがなぜ新材料として注目されるのか、その特異稀な物性とそのテラヘルツギャップ克服のブレークスルーとしての可能性

プログラム

 商用サービスが開始された高速無線通信:5Gに続く技術開発ロードマップには、2030年に次世代6G、2040年に次々世代7Gがそれぞれ位置づけられており、いよいよテラヘルツ周波数帯がメインストリームとなる時代が到来します。しかしながら、このテラヘルツ領域は、従来のトランジスタを中心とする電子デバイスも、レーザーダイオードを中心とするフォトニックデバイスも本質的な物理限界を来すことから「テラヘルツギャップ」として開拓が困難な技術障壁が認識されています。このテラヘルツ領域で、小型・集積化可能かつ低消費電力な光源・信号処理デバイスを実現するための新材料・新原理を中心とする研究開発が多方面で精力的に進められています。
 本セミナーでは、テラヘルツギャップ克服に最も有効な新材料の一つとして知られるグラフェンに焦点を当て、最先端研究開発状況について、要素技術をわかりやすく紹介するとともに、現状・課題・今後の展望について述べます。

  1. 第1部 序章
    1. 社会を取り巻く動向・技術的背景
    2. 超スマート社会実現へ向けた動向
  2. 第2部 半導体光電子物性の基礎
    1. 半導体物性の基礎 (電気的特性)
    2. 半導体物性の基礎 (光学的特性)
    3. 半導体物性の基礎 (プラズモンとは)
  3. 第3部 グラフェンの特異物性とグラフェンプラズモンの物理
    1. グラフェンの製法と評価法の基礎
    2. グラフェンの光電子物性の基礎
    3. グラフェンプラズモンの基礎物性
  4. 第4部 グラフェンプラズモンのテラヘルツ機能応用
    1. グラフェンを利得媒質とするテラヘルツレーザートランジスタ
    2. グラフェンプラズモンの巨大利得増強作用
    3. グラフェンプラズモニックメタマテリアルのテラヘルツディテクタ応用
  5. 第5部 今後の展望
    1. グラフェンプラズモニックテラヘルツデバイスの到達点とベンチマーク
    2. 二次元原子薄膜ヘテロ接合材料によるテラヘルツプラズモニックメタマテリアルの新潮流
    3. 今後の展望

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2023年9月12日〜22日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/10 導電性カーボンブラックの特性、選定、分散技術 オンライン
2025/1/17 メタ表面・人工構造を用いた電磁波制御技術 オンライン
2025/1/21 光電コパッケージ技術の概要とシリコンフォトニクス内蔵パッケージ基板の開発・今後の課題 オンライン
2025/1/22 導電性カーボンブラック導電材の分散性向上技術と電池特性の向上 オンライン
2025/1/24 有機EOポリマーの基礎と超高速光制御デバイスへの応用 オンライン
2025/1/27 光電コパッケージ技術の概要とシリコンフォトニクス内蔵パッケージ基板の開発・今後の課題 オンライン
2025/1/27 熱に関するメタマテリアルの原理、設計の効率化、応用、評価 オンライン
2025/1/28 脱炭素と循環型経済社会の実現に向けたプラスチックリサイクルの課題と展望 オンライン
2025/1/29 フォノンエンジニアリングの基礎と熱電変換応用事例 オンライン
2025/1/29 ミリ波制御に向けた材料、反射板の開発 オンライン
2025/1/29 カーボン材料の分散制御技術と評価法 オンライン
2025/1/30 特許情報からみた5G・6G材料開発戦争 2022 オンライン
2025/1/30 特許情報からみたBeyond 5G 材料開発戦争 2023 オンライン
2025/1/30 テラヘルツ波デバイスの基礎と産業応用への新展開 オンライン
2025/1/31 メタ表面・人工構造を用いた電磁波制御技術 オンライン
2025/2/5 吸音・遮音材料の基礎と性能の予測方法、自動車への適用 オンライン
2025/2/5 脱炭素と循環型経済社会の実現に向けたプラスチックリサイクルの課題と展望 オンライン
2025/2/6 テラヘルツ波技術の基礎と産業応用可能性 オンライン
2025/2/12 テラヘルツ波技術の基礎と産業応用可能性 オンライン
2025/2/14 Beyond 5G/6G、人工知能 (AI) 結合に向けた電磁波シールド・電波吸収体の設計と特性評価 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2023/5/24 6G/7Gのキーデバイス
2022/11/30 次世代高速通信に対応する光回路実装、デバイスの開発
2022/3/31 メタマテリアルの設計、作製と新材料、デバイス開発への応用
2021/2/26 高速・高周波対応部材の最新開発動向
2020/7/31 メタマテリアル、メタサーフェスの設計・作製と応用技術
2020/6/11 5GおよびBeyond 5Gに向けた高速化システムおよびその構成部材
2019/1/29 高周波対応部材の開発動向と5G、ミリ波レーダーへの応用
2014/10/25 表面プラズモン技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/10/25 表面プラズモン技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/10 東芝 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/10 東芝 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/4/25 2014年版 スマートコミュニティの実態と将来展望
2013/3/25 カーボンナノチューブ応用技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/25 カーボンナノチューブ応用技術 技術開発実態分析調査報告書
2012/11/5 三星電子(サムスン電子) 技術開発実態分析調査報告書
2012/11/5 三星電子(サムスン電子) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2011/12/27 携帯機器用小形アンテナの高密度実装設計
2011/11/30 NTTグループ8社 (NTTを除く) 技術開発実態分析調査報告書
2011/10/15 通信機器大手3社 技術開発実態分析調査報告書