技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

撹拌・混合の基礎と最適化・トラブル対策

撹拌・混合の基礎と最適化・トラブル対策

~実務で使える知識と計算力が身に着く~
オンライン 開催 デモ付き

視聴期間は2023年4月13日〜25日を予定しております。
お申し込みは2023年4月21日まで承ります。

概要

本セミナーでは、撹拌の基礎から設計およびスケールアップまでを、動画を交えて詳しく解説いたします。
また、実際の最適設計およびスケールアップの計算をExcelを使って解説いたします。

開催日

  • 2023年4月21日(金) 13時00分 2023年4月25日(火) 17時00分

受講対象者

  • 攪拌・混合に関連する技術者、研究開発者
    • 一般化学
    • 石油化学
    • ゴム・樹脂・接着剤
    • インク・塗料工業
    • 製紙
    • 食品
    • 医薬品
    • 化粧品 など

修得知識

  • 撹拌・混合の基礎
  • 実際の撹拌装置設計計算
  • 撹拌装置のスケールアップ手法
  • 撹拌・混合操作のトラブルの原因と対策

プログラム

 撹拌装置は数多くのプロセスで使われています。その設計およびスケールアップにあたり多くの疑問を持っているエンジニアの方がいらっしゃると思います。
 撹拌の基礎から設計およびスケールアップまでを詳しく解説します。動画を数多く使い分かり易く説明いたします。また、実際の最適設計およびスケールアップの計算をExcelを使って解説します。知識だけではなく具体的な計算も身に付けることができます。
 使用するExcelのファイルは差し上げますので、実務で御使用ください。撹拌・混合操作におけるトラブルと対策についても具体的に解説致します。

  1. 混合・撹拌の基礎
    1. 撹拌の基礎
      1. 撹拌とは
      2. 撹拌の目的
      3. 撹拌槽と撹拌翼の種類と選定のポイント
      4. 特殊な撹拌
      5. 設計とスケールアップの考え方
    2. 混合の指標になるパラメーター
      1. 撹拌所要動力
        • 撹拌動力の測定法
        • 動力線図
        • 撹拌所要動力の計算実習
      2. 混合時間
        • 混合時間の測定法
        • 混合時間線図
        • 混合時間の計算実習
  2. 設計とスケールアップ
    1. 異相系の撹拌の問題点
      1. 固体粒子の分散について
        • 固体粒子浮遊限界撹拌速度の測定
        • 固体粒子分散の計算
        • 粒子分散の計算実習
      2. 液体の分散について
        • 液液分散と転相、乳化
      3. 気体の分散について
        • 気体分散による撹拌所要動力低下の計算実習
        • 完全分散とフラッディングの計算実習
      4. 粉体の混合について (混合度の計算実習)
    2. 混合と反応の関係
      1. 撹拌反応装置の種類
        • 回分
        • 半回分
        • 連続操作
        • 完全混合とプラグ流
      2. 混合モデルと反応の関係
        • 混合状態の違いにより異なる反応装置設計の計算実習
      3. 反応装置の設計
        • リアクターと撹拌翼の設計の計算実習
        • 反応速度解析
        • 反応速度式の計算実習
        • 設計方程式
    3. スケールアップ
      1. スケールアップ手法
      2. 幾何学的相似
      3. CFD (流動解析) を使ったスケールアップの活用
  3. 撹拌槽の設計とスケールアップの計算実習
    1. 撹拌槽設計計算の実習
      • バイオリアクターの設計計算実習
      • o-キシレン酸化反応撹拌槽の設計計算
    2. 撹拌槽スケールアップ計算の実習
      • 混合パラメーターを一定に保った場合の計算実習
  4. トラブルシューティング
    1. 高粘度液混合で起こるトラブル
      1. 撹拌翼の選定の注意点
      2. 非ニュートン流体によるトラブル
        • 擬塑性流体
        • 塑性流体
        • 粘弾性流体
      3. 混合不良のトラブルシューティング
    2. 発泡によるトラブル
      1. 破泡
      2. 消泡

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2023年4月13日〜25日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/3/29 高分子材料のレオロジー (粘弾性) の基礎と動的粘弾性測定 オンライン
2024/4/4 多変量解析・データ処理 超入門 オンライン
2024/4/5 分析法バリデーションコース (2日間) オンライン
2024/4/5 計算ブラックボックスからの脱却と精度評価の本質に迫る オンライン
2024/4/8 光学多層膜・フィルムの解析と最適設計 オンライン
2024/4/9 微粒子の分散凝集の基礎理論と分散安定性の制御と評価 オンライン
2024/4/9 体外診断用医薬品の性能評価に必須の統計解析基礎講座 オンライン
2024/4/10 医薬原薬・ファインケミカル製品における連続生産プロセスの基礎とトラブル対策 オンライン
2024/4/10 医薬品市場予測・販売計画へのExcel関数の活用・実践法 オンライン
2024/4/12 粉体装置・設備トラブルの原因と予防・対策 オンライン
2024/4/15 微粒子分散系の安定性評価の考え方と「ポテンシャル曲線」の描き方・読み方・使い方 オンライン
2024/4/15 スラリーの挙動と制御およびリチウムイオン電池電極スラリー化技術と評価方法 オンライン
2024/4/15 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 オンライン
2024/4/17 医薬原薬・ファインケミカル製品における連続生産プロセスの基礎とトラブル対策 オンライン
2024/4/17 撹拌・混合の基礎とトラブル対策およびスケールアップ オンライン
2024/4/19 ヒトにおける薬物動態予測 (2日コース) オンライン
2024/4/19 ヒトにおける薬物動態予測 (1) ガイドラインと動物からの予測 オンライン
2024/4/19 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/4/19 化学プロセスのスケールアップとトラブルシューティング事例 オンライン
2024/4/19 実験計画法・ベイズ最適化を用いた効率的な実験デザイン オンライン