技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動車におけるめっき・表面処理技術の動向

自動車におけるめっき・表面処理技術の動向

~REACH規制 6価クロム対応装飾プラめっき技術を中心に~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、自動車用の樹脂めっきに関して表面処理技術・開発動向からREACHなど規制についても詳解いたします。

開催日

  • 2023年2月27日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 自動車のめっき処理技術者

修得知識

  • REACH規制対応6価クロム代替え技術 (樹脂上めっき前処理技術)
  • めっき×樹脂の密着メカニズム
  • 防錆技術
  • 複合めっき技術 (PTFE分散、CNT分散、ダイヤモンド分散)
  • 界面接合および界面熱抵抗に関する開発動向
  • 自動車用めっきの開発動向

プログラム

 自動車においてめっきをはじめとする表面処理技術はベースとなる技術であるとともに多岐にわたる部品、部位に使用されている。従来は防錆、装飾、トライボロジー領域が中心であったが、最近ではHVやEVへの進化さらには新エネルギー対応に伴って適用領域も拡大、展開してきている。
 そこで、これら自動車表面処理技術の現状として環境課題REACH規制6価クロム対応技術および電動化に伴う取り組み中の開発課題を紹介する。その際、表面処理が専門でない方にも理解いただけるようにめっきの基礎技術についても解説を加えます。そして、今後の技術動向について、研究事例を交えて述べる。

  1. 自動車の動向と環境課題
    1. 世界の自動車市場、カーメーカ動向
    2. 自動車を取り巻く課題
      1. CO2低減、燃費向上技術
        1. 走行抵抗低減
        2. 単体効率の向上
        3. 新動力源
        4. バイオ燃料
      2. エネルギー多様化
      3. 安全
    3. 現状の表面処理技術 適用事例
    4. 表面処理技術の基礎解説
  2. 新動力源
    1. HV、EVに適用される表面処理技術事例
  3. 今後の課題、研究事例 ー 将来のめっき技術
    1. REACH6価クロム規制
      1. 樹脂上めっき技術の対応研究事例
      2. 樹脂 – めっき密着メカニズム解明
    2. 熱マネジメント対応技術
      1. 放熱向上材料
        • TIM材
        • 放熱シート
      2. 放熱向上界面表面修飾技術の研究事例
    • 質疑応答

講師

  • 別所 毅
    トヨタ自動車 株式会社 東富士研究所 先端材料技術部
    主査

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/24 医用材料の基礎と要求特性および応用展開・最新動向 オンライン
2025/6/24 アコースティックエミッション計測の基礎、計測・評価手法と応用事例 オンライン
2025/6/24 シランカップリング剤のメカニズムと使用方法 オンライン
2025/6/25 押出成形の基礎と成形不良の原因・対策 オンライン
2025/6/25 ゴムの架橋と特性解析・制御 オンライン
2025/6/25 ポリウレタンフォームの材料設計と機械特性の解析、予測 オンライン
2025/6/25 高分子における残留応力/内部応力の発生メカニズムと低減化 オンライン
2025/6/25 接着制御・メカニズム解析の考え方と分析評価法 オンライン
2025/6/25 EV等電動化モビリティ用モータと関連電装品のための高電圧絶縁技術と樹脂材料開発 オンライン
2025/6/25 シランカップリング剤の反応メカニズム解析、界面 (層) 形成・表面の反応状態の分析・評価方法 オンライン
2025/6/26 Tダイ成形機の基礎とフィルム成形トラブル対策 東京都 会場
2025/6/26 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2025/6/26 高分子の相溶性と結晶化の基礎的理解と高次構造形成の考え方 オンライン
2025/6/26 自動車シートの快適性向上のための評価・計測および解析技術 オンライン
2025/6/27 めっきの基礎および不良要因とその対策 オンライン
2025/6/27 プラスチック製品の強度安全率を高めるための設計・成形技術、材料選定 オンライン
2025/6/27 DSAリソグラフィへ向けたブロック共重合体の合成と自己組織化プロセス オンライン
2025/6/27 絶縁材料の劣化メカニズムと部分放電計測ならびに寿命評価 オンライン
2025/6/27 高分子微粒子における各種合成法の基礎と形状制御・評価技術 オンライン
2025/6/30 UV硬化樹脂の硬化不良要因と硬化状態の測定・評価技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]