技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
本セミナーでは、微粒子の分散安定化、ポリマーブレンドやポリマーコンポジットにおけるSP値の活用法について、界面活性剤や分散剤の選定、表面改質法なども交えながら、基礎から分かりやすく解説いたします。
溶解度パラメータ (以下、SP値) は、“Like attracts like.”,「類は友を呼ぶ」で表される異種材料間の親和性の尺度である。したがってSP値の近いもの同士は,よく溶け,よく付き,よくぬれる。SP値は初めヒルデブランドらにより正則溶液を対象に定義されたが、その後ハンセンはSP値を極性材料に拡張し,いわゆるHSP値 (3DSP値) として広く応用されている。さらにカルガーやビルボアらは、酸塩基性を考慮した4DSP値への展開を試みた。
SP値は,たいていの化合物では原子団寄与法で推算できるが、一部の化合物、また粒子表面や気体などでは、プローブとの親和性を調べる実測法に頼らざるを得ない。どの方法を採用するにしても、得られた値にはかなりの違いが見られる。そこで材料特性に応じたSP値の求め方を取り上げたうえで、各手法の長所・短所や適用限界について説明する。
「溶ける」,「付く」および「ぬれる」は,ほとんどの微粒子系材料の調製における共通の要素技術である。そこで溶媒・樹脂の溶解/相分離性,樹脂・バインダーの付着/接着性,および微粒子の分散安定性の考え方をもとに、高分子ブレンド/コンポジット、粒子分散液およびキャピラリー懸濁液の調製と評価におけるSP値の役割について,多くの事例を踏まえて基礎から解説する。
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 60,000円(税別) / 66,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 32,000円(税別) / 35,200円(税込) で受講いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2025/9/16 | ゼロカーボンを目指す持続可能な社会におけるプラスチックの循環利用法 | オンライン | |
2025/9/17 | ポリウレタンの構成構造、材料設計、分析解析、国内外事情 | オンライン | |
2025/9/17 | 高分子材料へのフィラーのコンパウンド技術およびナノコンポジット化技術、その特性・分散性制御と機能性付与 | オンライン | |
2025/9/18 | 溶解度パラメータ (SP値、HSP値) の基礎、求め方、応用技術 | オンライン | |
2025/9/18 | 半導体封止材用エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤の種類と特徴および新技術 | オンライン | |
2025/9/18 | 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) 基礎から最新活用まで | オンライン | |
2025/9/19 | 溶解度パラメータ (SP値、HSP値) の基礎、求め方、応用技術 | オンライン | |
2025/9/19 | スラリーの分散安定性の評価技術 | オンライン | |
2025/9/19 | エポキシ樹脂の配合設計と硬化剤の選び方、使い方 | オンライン | |
2025/9/24 | 摩擦振動・異音の入門講座 | オンライン | |
2025/9/25 | 押出・延伸・冷却による構造制御と可視化・解析による機能発現の最適化 | オンライン | |
2025/9/25 | 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 | オンライン | |
2025/9/26 | ナノ粒子分散系コーティング膜の各種評価テクニックとその応用 | オンライン | |
2025/9/26 | 粉体ハンドリング 入門 | オンライン | |
2025/9/26 | 基礎から学ぶフィラー活用術および環境対応・サステナブルコンポジット技術 | オンライン | |
2025/9/26 | ソフトマテリアルの摩擦・摩耗メカニズムおよび材料内部のひずみや接触挙動の可視化技術と摩擦・摩耗制御への応用 | オンライン | |
2025/9/29 | 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎および機能性材料開発のための活用ノウハウ最前線 | オンライン | |
2025/9/29 | 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の基礎と測定・計算・評価方法 | オンライン | |
2025/9/30 | 高分子材料 (プラスチック・ゴム) の基礎知識とその劣化・破壊原因と対策 | オンライン | |
2025/9/30 | PVA (ポリビニルアルコール) の基礎知識と機能化設計 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2024/8/30 | 塗工液の調製、安定化とコーティング技術 |
2024/7/31 | ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例 |
2024/7/29 | サステナブルなプラスチックの技術と展望 |
2024/7/22 | 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 |
2024/7/22 | 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版) |
2024/7/17 | 世界のリサイクルPET 最新業界レポート |
2024/6/28 | ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用 |
2024/5/30 | PETボトルの最新リサイクル技術動向 |
2024/2/29 | プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術 |
2023/10/31 | エポキシ樹脂の配合設計と高機能化 |
2023/8/31 | 分散剤の選定法と効果的な使用法 |
2023/8/31 | “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術 |
2023/7/31 | 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術 |
2023/7/14 | リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組 |
2023/3/31 | バイオマス材料の開発と応用 |
2023/1/31 | 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化 |
2023/1/6 | バイオプラスチックの高機能化 |
2022/10/5 | 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート |
2022/8/31 | ポリイミドの高機能設計と応用技術 |
2022/5/31 | 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価 |