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乾燥・粉砕・造粒工程でのトラブル事例から見る最適な機器選定/スケールアップのポイント

運転中の装置の中が見えるからわかりやすい / 「粉体の動き」や「トラブルが多いポイント」など挙動が確認できる

乾燥・粉砕・造粒工程でのトラブル事例から見る最適な機器選定/スケールアップのポイント

~実例を挙げて粉体機器のトラブル対応の要点を解説~
オンライン 開催 デモ付き

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2022年11月21日〜30日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2022年11月26日まで承ります。

概要

本セミナーでは、乾燥・粉砕・造粒の基礎から解説し、乾燥・粉砕・造粒におけるトラブルの原因と対策、未然防止策、装置の選定方法・スケールアップについて詳解いたします。

開催日

  • 2022年11月14日(月) 13時00分 16時00分
  • 2022年11月15日(火) 10時00分 16時00分

受講対象者

  • 粉体・造粒・乾燥に関連する技術者
    • 医薬品
    • 食品
    • 化粧品
    • セラミックス
    • トナー
    • 肥料
    • 化学原料
    • 電子材料
    • 金属材料
    • 電池材料
    • 粉末治金 など
  • 粉体・造粒・乾燥で課題を抱えている方

修得知識

  • 乾燥・粉砕・造粒の基礎
  • 乾燥・粉砕・造粒におけるトラブルの原因と対策、未然防止策
  • 装置の選定方法/スケールアップ

プログラム

1日目

(2022年11月14日 13:00〜16:00)

  1. はじめに、粉体技術を俯瞰する。
    • 粉・粒に関わる単位操作全体を、俯瞰し、その影響を再確認する。
    • 業界で扱われている粉体技術の影響、機能性粒子の活躍の状態を紹介する。
    • なぜ、粉を扱うプロセスにトラブルが多いのか?
    • 粉粒の「形状による分離現象」はなぜ発生し、それらの原因の分類は?
    • コストを抑えたトラブル対策は、 どのような方法で構築するのか?
    • IoTの手法が発展することによって 粉体プロセスはどうなってゆくのか?
  2. 乾燥操作 湿った粉体は (微粒子固体と液体・気体の) 混相流体である) 。
    1. 乾燥操作の基本
      1. 乾燥原理の分類 – 物性による適性乾燥原理の選定 –
      2. 乾燥カーブと主たるパラメーター – スケールアップには乾燥曲線が必須 –
      3. 乾燥装置の分類 – どの原理を利用した装置か理解する –
      4. 乾燥装置選定の考え方
    2. 乾燥操作の実際
      1. スケールアップ;直接乾燥分野
      2. スケールアップ;間接乾燥分野
      3. その他の乾燥分野 – スケルトンモデルでの体験
        • 流動層乾燥機
        • 気流乾燥機
        • 充填層乾燥機
        • 振動流動層乾燥機など

2日目

(2022年11月15日 10:00〜16:00)

  1. 粉砕操作
    1. 粉砕操作の基本
      1. 粉砕原理の分類 – 新しい粉砕装置の出現 –
      2. 粉砕機のパラメーター
      3. 粉砕装置の分類
      4. 粉砕装置選定の考え方
    2. 粉砕操作の実際 – 粉砕式の歴史的経緯 –
      1. 回分式粉砕分野 – スケルトンモデルでの体験: (ボールミル、ピンミル)
      2. 連続式粉砕分野
      3. その他の粉砕分野
  2. 混合操作・造粒操作 生成粒子の機能によって、造粒原理を選択する。
    1. 造粒操作の基本
      1. 混合操作・造粒原理の分類
      2. 造粒終点と 主たるパラメーター優先順位
      3. 造粒装置の分類 – スケルトンモデル: (転動、混合、押し出し、流動層造粒)
      4. 造粒装置の選定 (球形化装置)
        • ダマにならず溶けやすい粒の造粒。硬くしっかりした粒の造粒は?
        • 目的部位で分散し、粒子機能を発揮するための柔らかい造粒は?
      5. 機能性粒子の創成。表面改質、複合化。
    2. 造粒操作のスケールアップ。回分から連続操作。
      1. 造粒とバインダー
      2. 歩留まり向上と整粒
      3. 造粒操作をシステムとして考える
  3. 粉体機器のトラブル対応
    1. トラブルの原因 (複雑な事象ほど、シンプルに分解する)
    2. トラブルの分類:実際の例を挙げて一緒に考える。
    3. トラブル解決例:答えは一つでは無いが、実例を紹介する。
    4. トラブルを予測し対策: エスケープルートの考え方。
    5. IT化にともなうトラブルの新しい可能性。
  4. まとめ (ケミスト+データー・サイエンティスト+プロセス・エンジニア)
    • これから求められる「粒子挙動の見える化」。 数値シミュレーションの役割。
    • 体験したことを分類して応用が利くようにする為には?
    • この分野で、技術者が学べること。失敗から学ぶこと。
    • 粉・粒を扱う技術に求められるもの – IoT, AI, VR, AVの応用の始まり –

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 64,000円 (税別) / 70,400円 (税込)
複数名
: 32,000円 (税別) / 35,200円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 64,000円(税別) / 70,400円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 96,000円(税別) / 105,600円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 64,000円(税別) / 70,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 128,000円(税別) / 140,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 192,000円(税別) / 211,200円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
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  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2022年11月21日〜30日を予定しております。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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