技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ダイコーティングの基礎とトラブル対策

ダイコーティングの基礎とトラブル対策

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、ダイコーティングについて基礎から解説し、ダイコーティングプロセスで発生する欠陥について原理と対応策を分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2022年10月20日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ダイコーティングに関連する技術者、担当者、管理者
  • ダイコーティングで課題を抱えている方

修得知識

  • レオロジーの基礎
  • 各種塗布方式のベンチマーキング
  • コンタクトラインの考え方
  • 乾燥理論の基礎

プログラム

 電池デバイスやさまざまな高付加価値製品の製造プロセスとして重要なポジションを占めているダイコーティングを中心に、ウェットコーティングについて実際の現場を踏まえながら、現場で発生する課題解決のために必要な基礎知識について解説します。
 塗工プロセスで発生する欠陥は塗布や乾燥、場合によっては塗液や基材などさまざまな要因から影響を受けますが、本講座では基本的な欠陥形状をベースに理論的な対応法を解説します。

  1. 知っておきたい基礎知識
    1. さまざまな塗布方式と乾燥方式
    2. 塗液のレオロジー入門
    3. 乾燥の化学工学
    4. 情報源
      • 国内外学会
      • 展示会
      • 装置メーカー
  2. 塗布の方式と分類・メカニズム
    1. 前計量と後計量 / 密閉型と開放型
    2. 塗布ビード部の流れ=コンタクトラインの重要性
  3. 乾燥の方式と分類・メカニズム
    1. 用いられる熱源種類
    2. 乾燥炉形状による分類
  4. トラブルと発生メカニズム・対応策
    1. 塗工プロセスにおける欠陥の分類
    2. 気泡・発泡
    3. スジ・ダイライン
    4. 塗膜の凹凸
      • ファットエッジとゲージバンド
    5. 塗膜の表面模様
      • ゆず肌
      • ブラッシング
      • 白化
  5. ブレークスルーのためのExcelシミュレーション技術
    1. CFDソフトとの使い分け
    2. コーティングダイの流路計算
    3. 乾燥シミュレーション

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/24 表面ぬれ性のメカニズムとその制御、接触角の測定 オンライン
2024/12/25 ダイ塗布プロセスの欠陥メカニズム・課題と対策 オンライン
2024/12/27 濡れ現象の基礎と計測 オンライン
2025/1/6 製薬のための凍結乾燥プロセスの基礎知識 オンライン
2025/1/6 チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 オンライン
2025/1/7 高品質スラリー調製のための分散技術とその安定化、評価方法 オンライン
2025/1/8 基材への塗布層の形成、コーティング液の塗布技術 オンライン
2025/1/8 流体力学とCFD (数値流体力学) の入門講座 オンライン
2025/1/10 乾燥・粉砕・造粒工程における最適な機器選定・スケールアップのポイント オンライン
2025/1/10 撹拌装置の設計/スケールアップの基礎とトラブルシューティング オンライン
2025/1/10 高機能化、高性能化のための表面処理法の基礎と表面分析法 オンライン
2025/1/12 分離工学の基礎と装置設計法 オンライン
2025/1/15 スラリー中粒子の分散・凝集状態の制御に向けた評価技術 オンライン
2025/1/15 実例を踏まえたスプレードライ技術の基礎とスケールアップ手法 オンライン
2025/1/17 化学工場配属者が知っておきたい現場の装置・化学工学必須知識 (2日間) オンライン
2025/1/17 化学工場配属者が知っておきたい化学工学必須知識 オンライン
2025/1/17 ぬれ性のメカニズムと測定・評価・利用法 オンライン
2025/1/20 大気圧プラズマの基礎と最新応用技術 オンライン
2025/1/20 塗布膜乾燥プロセスのメカニズムと均一化・制御法 オンライン
2025/1/20 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2023/11/30 造粒プロセスの最適化と設計・操作事例集
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/31 分離工学の各単位操作における理論と計算・装置設計法
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2020/5/29 凍結乾燥工程のバリデーションとスケールアップおよびトラブル対策事例
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2018/12/27 押出成形の条件設定とトラブル対策
2018/8/31 防汚・防水・防曇性向上のための材料とコーティング、評価・応用
2018/3/29 超親水・親油性表面の技術
2017/9/25 乾燥技術の基礎とトラブル対策
2015/10/1 すぐ分かるラミネート加工技術と実際およびトラブル・シューティング
2015/7/30 ダイ塗布の流動理論と塗布欠陥メカニズムへの応用および対策
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術