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生分解性プラスチックと海洋での生分解挙動

生分解性プラスチックと海洋での生分解挙動

オンライン 開催

開催日

  • 2022年6月8日(水) 13時30分16時30分

修得知識

  • 生分解性プラスチックの基礎知識
  • 海洋生分解評価の標準化の動き
  • 機能性生分解性材料の開発

プログラム

 海洋プラスチック問題の解決は代替材料の使用、プラ廃棄物の処理・リサイクル技術、回収システムの構築など様々あるが、海洋生分解性プラスチックもその一手法として注目されている。ここでは、現在、入手可能な樹脂の特徴と開発が進められている材料、海洋や土壌など自然環境での生分解挙動、評価手法の標準化の現状などについて触れる。

  1. プラスチックの抱える問題とバイオプラスチック
    1. バイオベースポリマーと生分解性ポリマー
    2. 海洋プラ問題をめぐる動き
  2. 生分解性プラスチック
    1. 生分解とその他の分解
    2. 各種生分解性プラスチックとその特徴
  3. 生分解性評価方法
    1. 生分解試験と崩壊試験
    2. ラボ試験とフィールド試験
    3. 標準試験法 (ISO)
  4. 海洋生分解性
    1. 環境因子と生分解性
    2. 実海域浸漬試験
  5. 安全性評価
    1. 中間分解生成物とマイクロプラスチック
    2. 環境安全性
  6. 新材料の開発:分子設計の考え方と機能化
    1. 生分解に影響する高分子の構造
    2. 生分解性制御と生分解スイッチ

講師

  • 中山 敦好
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門
    主任研究員

主催

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受講料

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: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
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