技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ホログラフィ技術の基礎と車載用ヘッドアップディスプレイへの応用

ホログラフィ技術の基礎と車載用ヘッドアップディスプレイへの応用

~ヘッドアップディスプレイの開発状況および実用化に向けた課題、今後の展望~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、ホログラフィ技術の基本原理、記録材料および特に最近、エレクトロニクスメーカーを中心に実用化研究が盛んである車載用ヘッドアップディスプレイへの応用の可能性、および技術課題と今後の展望について詳細に解説いたします。

開催日

  • 2022年4月28日(木) 13時00分 16時30分

修得知識

  • ホログラムの基本技術
  • ホログラムの材料
  • ホログラムの光学設計技術
  • ヘッドアップディスプレイシステムの基本構成
  • ヘッドアップディスプレイシステムの実装技術
  • ヘッドアップディスプレイの開発状況

プログラム

 2010年代くらいから、産業分野でのAR/VR技術の活用が進展するのに伴い、ヘッドアップディスプレイ (HUD) やヘッドマウントディスプレイ (HMD) の製品開発が盛んになり、特にホログラム技術に基づく開発成果が数多く報告されてきている。
 ホログラム技術の歴史は古く、1940年代に研究が始まり、当初はグラフィックアートに代表される立体像を記録した製品を中心に広く知られるようになった。その後、60年を超える開発期間を経て、POSスキャナやセキュリティ用途などの応用製品に発展し、最近はソニー社製の「SmartEyeglass」や米国デジレンズ社の導光板を始めとする各種光学素子の実用化が進んでいる。
 自動車用HUDシステムについても、従来は高級車のみへの搭載だったが、軽自動車を含めた一般車にも搭載が広がってきており、一般的な認知度も非常に高くなっている。
 講座では、ホログラム技術の基本原理や特徴を一通り紹介し、これらの技術を応用したHUDの開発状況および実用化に向けた課題、さらに今後の展望について解説する。

  1. ホログラム技術の基礎
    1. ホログラフィとは
    2. 記録再生の基本原理と特徴
    3. ホログラム作成技術
  2. 記録材料
    1. 材料に求められる性能
    2. 代表的な記録材料
  3. ヘッドアップディスプレイ実用化の意義
    1. 車載ディスプレイの課題
    2. ヘッドアップディスプレイシステム有効性と市場動向
    3. 車載ヘッドアップディスプレイの制約条件
  4. ヘッドアップディスプレイの車載実装
    1. ヘッドアップディスプレイの基本構成と仕様
    2. ホログラムヘッドアップディスプレイ特徴と実装課題
    3. HOEの光学設計
  5. ヘッドアップディスプレイの開発動向と今後の展望
    1. ヘッドアップディスプレイの最新開発動向
    2. 実用化に向けた今後の課題
  6. まとめ
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2018/3/9 量子ドット・マイクロLEDディスプレイと関連材料の技術開発
2017/12/25 世界の有機ELディスプレイ産業動向
2017/10/31 フレキシブルOLEDの最新技術動向
2017/8/10 車載テクノロジー関連製品・材料の市場動向
2016/9/30 電磁波吸収・シールド材料の設計、評価技術と最新ノイズ対策
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2014/6/30 マイクロセンサ 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/23 偏光・複屈折の基礎と正しい測定・評価方法およびその実例
2014/3/7 画像処理・画像符号化・画像評価法
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/8/25 電気自動車〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/8/25 電気自動車〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/10/25 電子写真装置の定着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/10/25 電子写真装置の定着技術 技術開発実態分析調査報告書
2012/1/15 光学フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 カーナビゲーション (2011年版) 技術開発実態分析調査報告書
2011/2/1 '11 電気自動車ビジネスの将来展望
2011/1/20 コンタクトレンズ 技術開発実態分析調査報告書
2010/11/19 最新 リフローカメラモジュール技術