技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは「経済・経営」、「自動車技術」、そして「環境・エネルギー」の観点から欧州・日本のメーカ動向、各社の電動化戦略の中身、自動車の電動化と脱炭素化/カーボンニュートラルへの取り組みについて解説いたします。
~欧州の「EVシフト」をどう見るか?~
(2022年1月25日 13:00〜14:30)
自動車産業はいま、EV (電気自動車) や自動運転などに見るCASE (コネクティド、自動運転、シェアリング、電動化) 革命と称される新たな技術革新と、温暖化を含む地球規模の気候変動・生態系の危機への対応を迫られています。温室効果ガスCO2を大量に排出してきた自動車産業にとって「100年に一度」と言われる技術革新を取り込みつつグローバルな気候変動対策に適切に対処することは、産業の浮沈を左右する決定的に重要な課題です。このような状況下で、欧州では2019年に打ち出されたEU (欧州連合) の新成長戦略「グリーンディール」が、自動車「電動化」の推進や循環型経済への移行を掲げるなど、産業の行方に大きなインパクトを与えつつあります。
本講演では、地球温暖化の脅威が緊迫度を増すなかでCASE革命が進展する時代において欧州自動車産業はどう動こうとしているのかを探るべく、欧州グリーンディールならびに主要自動車企業の「脱炭素」戦略についてその基本的な特徴や展開動向を概説するとともに、欧州における「EVシフト」の性格ならびに今後の展望について考えることを目的とします。
~2030年電動化の落としどころ と 将来の差別化技術~
(2022年1月25日 14:45〜16:45) メルセデスやアウディ、そしてホンダなどの脱エンジン車宣言が相次いでいる中、今後の自動車の駆動源は大きく変貌しようとしています。ただ本来のCO2排出量削減という目的から離れ、日本が不得意と思われている電気自動車への移行が目的化し、日本潰しの様相を呈しています。
本当に電気自動車になれば、CO2排出量削減になるのか、日本潰しができるのか、多くの方が関心を持たれています。このような疑問へ、駆動源ごとのCO2排出量を示します。また欧州が日本の何を怖がり、法制化を進めているのかも説明いたします。電気自動車への移行が既定路線のような報道もある中、資源面、エネルギー面で、まだまだ課題が多く、先行きが不透明なこともあわせて解説します。
このような駆動源変化とようやく実用化に入った自動運転に対応して、自動車のエネルギーマネジメント、特に熱マネジメント技術も大きく変わってきており、今後に必要な技術開発について、あわせて説明いたします。
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
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