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EV用リチウムイオン電池のリユース、リサイクル

EV用リチウムイオン電池のリユース、リサイクル

~特性、規格、安全性とビジネス動向~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、用途によっても変わることがあるリチウムイオン電池搭載製品の表示ルールについて取り上げ、複雑難解なリチウムイオン電池の安全性規格・試験、用途別の表示ルールを解説いたします。

開催日

  • 2021年10月5日(火) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • リチウムイオン電池に関連する方
    • 電池業界
    • 素材・部材業界
    • 自動車業界等

修得知識

  • リサイクルに求められる分離濃縮技術の概要
  • 物理的分離濃縮技術の概要とその動向
  • リチウムイオン電池リサイクル技術の動向

プログラム

 新型コロナウイルスの再拡大が収まらない中で、脱炭素の動きは極めて活発化している。グローバルに見れば、発電のCO2削減や、再生可能エネルギーの導入などが根本的な問題解決であろうが、自動車のEV化が突出した形で進行している。各国ともに、ガソリン自動車 (乗用) の製造中止を、2030年あるいは2035年に置いて、EVなどの製造を進めている。
 EV化が本質的な問題解決になるか否かは、かなり議論があるが、上記の2030年〜2035年時点では、2、000GWhをわずかに下回る量のリチウムイオン電池が必要となる。2020年時点での主要国の総GWh数は240~300GWhと推定されるので、なんと10年足らずで巨大な電池生産を構築することになる。
 上記の電池生産には、コスト、性能と何よりも安全性のクリアが求められる。左記の問題が幸いにも解決したとして、最後に残るのは大量の廃電池の、処理と資源リサイクルの負担である。正極材を中心とする有価元素、Co、NiとLiのリサイクル、3R/4R無しには、千桁GWhの電池生産は成り立たない。
 本ウェビナーにおいては、上記の問題意識をベースに、不明点の多い3R/4Rの課題に可能な限り定量的に数字で考えてみたい。
 本ウェビナーでは、2021年6月にシーエムシー・リサーチより発行した成書「EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル2021 ~特性、規格、安全性とビジネス動向~」の第3章~第5章 (第3章:講義1、第4章:講義2、第5章:講義3) を中心に講義するが、それ以外の章も適宜参照して解説する。

  1. 講義1: 電池の法規制、規格、認証と安全性試験
    • リチウムイオン電池 (新品/中古/廃棄) の生産・販売・応用は性能、寿命、コストと安全性の全てが同時に満たされて可能となる。ここでは左記の事項の中で最も“厄介な”、安全性/危険性について、JIS/UL/UN、EV電池システムの試験規格を紹介する。左記の事項と廃電池のリユース、リサイクルなどとの関連は、明確でないケースが多いが併せて考察したい。
      1. 安全性、リスクとハザード
      2. 安全性試験と要求事項
      3. JIS規格と電気用品安全法
      4. EVなど自動車用電池とシステムの安全性規格
      5. UN国連輸送安全勧告と電池輸送
      6. バーゼル法と廃電池の国際移動
      7. UL規格と製品認証
      8. 廃電池処理プロセスと安全性
  2. 講義2: 電池のリユース、リサイクルと開発事例
    • ここでは本書の主題であるリユース、リサイクル (R&R) に関する国内外の法令やガイドラインを扱う。法律やガイドラインで決めれば、R&Rが直ちに進行するものではないことは言うまでもない。当分は実態と併せた合理的な運用を模索することになろう。関係各者のR&Rに関する開発事例も豊富になって来ているので、時系列で一覧して紹介する。
      1. 資源有効利用促進法 (3R) ほか関係法令
      2. EU指令 (RoHS、WEEE、電池指令とREACH)
      3. 廃棄とリサイクルに関する表示 (マーキング)
      4. 各社の開発事例、2019年〜2021年
  3. 講義3: 廃電池のリサイクル、元素資源と正極材合成のリンク
    • ここでは本書の主要な技術内容である、元素資源リサイクルの問題を扱う。
      1. 廃EV電池の発生経路と発生量試算
      2. 正極材の組成と合成 (前駆体と化学プロセス)
      3. 正極材合成と元素資源のリサイクル循環
      4. 電池GWhあたりの元素資源量 (NCMCxyz)
      5. 廃電池の放電処理の実例
      6. 正極材の組成と電池の関係
      7. 電池を構成する材料と部材 (重量と体積)

講師

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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開始日時 会場 開催方法
2021/10/21 燃料電池・アンモニア・水素を取り巻く最新動向とビジネス・チャンス オンライン
2021/10/22 リチウムイオン電池のリサイクル、リユースの動向、課題と関連法規制 オンライン
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2021/12/16 カルマンフィルタ/逐次最小二乗法によるリチウムイオン蓄電池の残量と劣化状態推定法 オンライン

関連する出版物

発行年月
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2021/6/22 EV用リチウムイオン電池のリユース・リサイクル2021
2021/4/16 2021年版 蓄電池・蓄電部品市場の実態と将来展望
2021/3/19 2021年版 モビリティ市場・技術の実態と将来展望
2021/2/19 2021年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2020/12/11 2021年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2020/12/1 リチウムイオン電池の安全性確保と関連する規制・規格と表示ルール 2021
2020/11/13 2021年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2020/8/21 2020年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2020/4/17 2020年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2020/3/19 低炭素社会とバッテリーアグリゲーション
2019/12/13 2020年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2019/11/29 リチウムイオン電池の分析、解析と評価技術 事例集
2019/11/15 2020年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2019/9/20 2019年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2019/5/24 2019年版 蓄電池・キャパシタ市場の実態と将来展望
2019/4/1 車載用LIBの急速充電性能・耐久性と市場
2019/3/22 2019年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2019/3/22 2020年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2019/2/22 2019年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望