技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

セルロースナノファイバー充塡コンポジットの現状と展望

セルロースナノファイバー充塡コンポジットの現状と展望

~ナノフィラーの特性を生かしたコンポジットの開発について~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年4月21日(水) 13時30分16時30分

受講対象者

  • ナノコンポジット、カーボンコンポジット、高熱伝導性コンポジットなどの研究開発者、技術者
  • フィラー充塡コンポジットの研究開発、製造に携わる方
  • ナノコンポジット、ナノフィラーに関連するトラブルを解決したい方

修得知識

  • ナノフィラー充塡コンポジットの配合設計と発現特性
  • ナノフィラーの分散技術
  • ナノフィラーの表面処理技術
  • ナノフィラーの界面制御技術

プログラム

 ナノコンポジットは研究開発が開始され既に 20 年以上経過していますが、本格的にナノコンポジットが実用化されていません。これはナノフィラーの分散と分散構造が難しいこと、ナノコンポジットの力学特性発現機構が解明されていないこと、ナノフィラーにおける界面形成機構が会召されていないことなどが要因であると考えています。現在、精力的に研究開発しておりますセルロースナノファイバーやカーボンナノチューブを例にとり上記の要因について説明します。ナノフィラーコンポジットの界面の役割としてカーボンブラックやシリカを充塡したゴムを例に解説します。

  1. ナノフィラーとその分散技術
  2. セルロースナノファイバー (CNF) 、CNT充塡コンポジットの特徴
    1. 分散技術
    2. ナノファイバーコンポジットでは高弾性率・高強度コンポジットは実現しない
    3. CNFコンポジットの分散構造と力学特性の設計
    4. 今後の方向性
  3. ゴムを手本としたナノフィラーが形成する界面の役割と機能
    1. ゴムにおける界面構造
    2. 界面構造を活用したゴムの機能制御
    3. なぜゴムではナノフィラーを活用でき、実用化されているのか

講師

  • 永田 員也
    富山県立大学 工学部 機械システム工学科
    客員教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/22 トライボロジー (摩擦、摩耗、潤滑) の基礎と耐摩耗対策・摩擦制御法 オンライン
2025/7/22 高分子の接着の基礎と接着性改善に向けた界面の構造評価・表面処理の応用 オンライン
2025/7/23 プラスチックの加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/7/23 高分子における残留応力/内部応力の発生メカニズムと低減化 オンライン
2025/7/23 高分子材料における難燃化技術と難燃性評価、難燃剤の配合設計・規制動向と実際技術 オンライン
2025/7/24 欧州プラスチック産業の最新動向 東京都 会場・オンライン
2025/7/24 架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端 オンライン
2025/7/25 濡れ現象および濡れ性制御の基礎と超撥水 (油) ・超親水 (油) ・滑液表面の開発、最新動向 オンライン
2025/7/25 高分子材料の分析・物性試験における注意点とそのポイント オンライン
2025/7/25 熱可塑性エラストマーの基礎 オンライン
2025/7/25 めっき技術/新めっき技術と半導体・エレクトロニクスデバイスへの応用・最新動向 オンライン
2025/7/25 熱分析の基礎、測定と正しいデータ解釈 オンライン
2025/7/25 押出機による混練技術の基礎と応用 オンライン
2025/7/28 自己修復材料、塗膜の設計、開発とその特性評価 オンライン
2025/7/28 プラスチック成形品の残留応力の発生機構 & 解放機構の予測法 オンライン
2025/7/28 押出機による混練技術の基礎と応用 オンライン
2025/7/29 ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策への活用事例 オンライン
2025/7/29 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2025/7/29 高分子材料の粘弾性に伴う残留応力発生 & 解放機構と低減化法 オンライン
2025/7/29 高分子結晶化のメカニズムと評価法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/7/14 粉体混合技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/7/14 粉体混合技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/30 非フッ素系撥水・撥油技術の開発動向と性能評価
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/11/20 押出機混練
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術