技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ペイシェントジャーニー作成法と医薬品開発・マーケティングへの活用

Zoomを使ったライブ配信セミナー

ペイシェントジャーニー作成法と医薬品開発・マーケティングへの活用

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、主流となりつつある「Patient Centricity (患者中心・患者志向) 」の戦略立案について取り上げ、その具体的な作成のプロセスやRWDの活用法など、基礎事項から先端的活用までを解説いたします。

開催日

  • 2021年3月15日(月) 10時30分 16時30分

プログラム

第1部. インタビュー調査によるペイシェントジャーニーの作成法と患者インサイトの捉え方・活用法

(2021年3月15日 10:30〜13:00)

 Patient Centricity (患者中心、患者志向) が医薬品・医療関連業界の重要な方向性として定着しつつあり、マーケティングにおいて患者へのアプローチが重要度を増す一方、開発においてもPatient Focused Drug Development、Patient Reported Outcomeの重要性が増している。 さらに医薬品・医療関連事業会社の提供価値として、医薬品単独・医療機器単独の機能的価値から患者へのより総合的な価値提供が企業の重要課題となっていることは疑いない。
 本セミナーではこうした課題に対し、マーケットリサーチによるペーシェントジャーニー作成の活用法への理解を深めることを狙いとしている。

  • 患者インサイトとは?
  • Patient Journeyとは何か?
  • Patient Journeyを理解する意義・メリット
  • どのような目的・ケースで有用か?
  • ペルソナとユーザーエクスペリエンス (UX) について
  • Patient Journeyの作り方
  • 調査設計・インタビューガイド設計のポイント
  • 聞き取りと分析のポイント
    • ペインポイントを理解する
    • タッチポイントを理解する
    • Roles & Responsibilitiesを理解する
  • Patient Journey作成の注意点
  • Patient Journeyの事例
  • 質疑応答

第2部. ペイシェントジャーニーからのマーケティング戦略

(2021年3月15日 14:00〜15:30)

 ペイシェントジャーニーは、医療におけるカスタマージャーニーである。ペイシェントジャーニーは、疾患に罹患してから、受診、通院、治療、回復、回復後の生活に至る (場合によっては,病気を持ちながらのよりよい日常生活の) プロセスにおける患者の経験を描くものであり、その変化に着目することにより顧客のインサイトを発掘することが可能である。したがって、ペイシェントジャーニーは、自社のブランドやサービスにとって望ましい変化を与えるためのマーケティング施策を検討する際の重要なツールとなり得る。
 本講座では、ブランドプラン作成プロセスにおけるペイシェントジャーニーの位置づけと活用について、事例を交え検討したい。

  • ペイシェントジャーニー作成の意義
  • ペイシェントジャーニーマップのコンテンツ
  • 2種類のペイシェントジャーニーマップ
  • ペイシェントジャーニー作成手順
  • ペイシェントジャーにおける指標の設定
  • ペイシェントジャーニーからのマーケティング戦略の立案
  • 事例検討
  • 質疑応答

第3部. 複数Real World Dataを組み合わせたPatient Journey解析~NSCLC市場の事例~

(2021年3月15日 15:00〜17:00)

 Real World Dataは、調剤レセプトデータや電子カルテデータ等の複数の種類が存在しておりますが、分析する疾患領域や分析内容等に応じて、適切なデータを選択することが重要です。
 本セッションでは、NSCLC患者のPatient Journeyを、診断・手術・薬物療法・緩和ケアの4セグメントに分け、各セグメントにおいてReal World Dataを活用した解析事例を紹介させて頂きます。

  • NSCLCが診断される際の施設属性や医師属性
  • NSCLCの患者背景や併発疾患
  • Adjuvant/Neo – Adjuvant実施状況
  • 手術療法の実施状況
  • 放射線療法の実施状況
  • 遺伝子変異検査の実施状況
  • Line別/PS別/遺伝子変異別/SQ・N-SQ別 各種抗がん剤の処方状況
  • 電子カルテデータを使用した抗がん剤の実投与量分析
  • 製薬会社のCall/Detail数分析
  • オピオイドの処方実態
  • 質疑応答

講師

  • 佐々木 岳
    株式会社 シード・プランニング
    専務執行役員
  • 山谷 長治
    株式会社ファーママーケティング研究所
    代表取締役
  • 岳野 秀二郎
    IQVIAソリューションズ ジャパン株式会社

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/27 医薬品品質システム実践のためのバリデーション文書/サイトマスターファイル作成時の必修事項と記載例 東京都 会場・オンライン
2024/11/27 バイオ医薬品の製造におけるプロセスバリデーションと注意点 オンライン
2024/11/27 PIC/S GMPをふまえた医薬品のサンプリング基礎知識 オンライン
2024/11/27 治験薬GMP入門 オンライン
2024/11/27 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品開発に使えるタンパク質の理論的デザイン法とタンパク質のフォールディング予測法 オンライン
2024/11/27 医薬品の製品開発/薬事戦略策定と新規事業計画書作成のポイント オンライン
2024/11/27 IPランドスケープ入門 オンライン
2024/11/27 医薬品開発における効率的な開発計画策定およびスケジュール管理のポイント オンライン
2024/11/28 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/11/28 医薬品品質試験における生データの取扱いとQC実施のポイント 東京都 会場・オンライン
2024/11/28 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/11/28 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/11/28 残留溶媒に関する規制と申請上の留意点、規格値設定の考え方 オンライン
2024/11/28 医薬品開発における非臨床安全性評価とCTDの記載・信頼性確保 オンライン
2024/11/29 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン
2024/11/29 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2024 オンライン
2024/11/29 コア技術の明確な定義、設定プロセスと継続的な育成・強化手法 オンライン
2024/11/29 無菌医薬品 GMP入門 東京都 会場・オンライン
2024/11/29 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針