技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ストレス・快適性の評価技術と開発への応用

Zoomを使ったライブ配信セミナー

ストレス・快適性の評価技術と開発への応用

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、ストレス・快適性の実際の計測や調査に必要不可欠な心理学的、生理学的な評価技術理解のための事例、計測技術を解説いたします。

開催日

  • 2020年12月11日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 近年、ストレス・快適性に関する多くの評価手法や計測技術が開発され、利用されているが、いまだに実験室での負荷試験などによる評価が多く、心身両面からの統合的な評価や解析は、十分に行われていないのが現状である。
 そこで、本講では、まずストレス研究や快適性評価に関する総論的な内容を理解した上で実際の計測や調査に必要不可欠な心理学的、生理学的な評価技術を統合的に理解できるよう数多く事例、計測技術を紹介したい。さらにそれらの技術的特長と合わせて課題について浮き彫りにすることで香粧品やヘルスケアおよびOTC薬品の開発評価への展開についても言及したい。

  1. ストレス・快適性とは?
    1. ストレス学概論:ストレス研究とストレス学説
    2. ストレスに関連する実態調査
      • 地域差
      • 年齢差
      • 性差等
    3. ストレス、快適性評価における生体反応概論
  2. ストレス・快適性と生理反応
    1. 中枢神経活動/自律神経活動/循環系/分泌系
    2. サーカディアンリズムと生体反応
  3. ストレス・快適性評価のための心理、生理関連計測技術
    1. 心理的評価法
      • SCL
      • POMS
      • STAI
      • CMI
      • SDS
    2. 生理的評価法1
      • 自律神経系
      • 呼吸
      • 心電図
      • 血圧
      • 脈波等
    3. 生理的評価法2
      • 分泌系
      • 循環系
      • 唾液
      • 発汗
      • 皮膚温等
    4. 生理的評価法3
      • 中枢神経系
      • 脳波
      • NIRS
      • fMRI
      • SPECT等
    5. 生理的評価法4
      • 皮膚生理系
      • 肌色
      • 血流
      • くすみ等
    6. ストレス負荷法
      • 冷却
      • 演算
      • 緊張
      • 運動等
    7. 総合的評価法
      • ウエラブル
      • 体動
      • 睡眠
      • 咀嚼等
  4. ストレスが生活者の心理生理
    • 健康に及ぼす影響
    1. 生活者の愁訴概説
      • 性差
      • 加齢変化
      • 更年期等
    2. 皮膚・生理機能
      • 肌代謝
      • くすみ
      • むくみ への影響
    3. 睡眠
      • 不眠
      • 日中活動
      • 起床時気分 への影響
    4. 食欲
      • 絶食
      • 過食
      • 満腹
      • ダイエット への影響
    5. 女性の冷え症状
      • 季節性
      • 加齢
      • 更年期 への影響
    6. グローバル
      • 地域差
      • 環境差
      • 慣習
      • 視点
  5. 生活者の愁訴に対する改善策と課題
    1. マッサージによる効果と課題
      • 肌活性
      • むくみ
      • 肩こり
    2. 香りによる効果と課題
      • 鎮静
      • 覚醒
      • 嗜好性
      • 抗ストレス
      • 認知
    3. 温冷による効果と課題
      • 冷え性
      • 眼精疲労
      • 生理痛
    4. 入浴による効果と課題
      • 代謝
      • リフレッシュ
      • 安眠
    5. 運動による効果と課題
      • 全身作用
      • 部分痩せ
      • 認知
    6. サプリ
      • ホルモン療法による効果と課題
      • 健康維持
      • 更年期
  6. まとめと今後
    1. 本講のまとめ
    2. ストレス
      • 快適性研究の今後
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。電子媒体での配布はございません。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2024/5/31 脳波計測・解析の実用ハンドブック
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2023/10/20 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ
2023/3/31 “使いやすさ”の定量評価と製品設計への落とし込み方
2021/11/30 ヒトの感性に寄り添った製品開発とその計測、評価技術
2021/6/30 人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/2/28 においを "見える化" する分析・評価技術
2018/6/30 ヒトの感性に訴える製品開発とその評価
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2014/10/27 化粧品に求められる使用感の共有と感性価値の数値化・定量化
2014/5/10 生体信号処理技術(脳波) 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/10 生体信号処理技術(脳波) 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/8/20 文具大手7社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/20 文具大手7社 技術開発実態分析調査報告書