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各種バインダを用いた電極特性とスラリーの製造技術

Zoomを使ったライブ配信セミナー

各種バインダを用いた電極特性とスラリーの製造技術

オンライン 開催

開催日

  • 2020年11月12日(木) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • これからリチウムイオン電池の研究開発に従事または管理される方
  • 水系バインダを用いた電極特性について興味がある方
  • 電極スラリーの混合技術について興味がある方
  • Si系負極の長寿命化について興味がある方

修得知識

  • バインダの開発動向と課題
  • 水系バインダを用いた電極の特徴とスラリーの混合技術
  • 材料・部材、製造条件などの組み合わせ技術の重要性
  • 次世代材料の特徴と課題、用途展開

プログラム

 電極用バインダは、活物質、導電助剤、集電体などを結着するために用いられている。代表的なバインダとしてPVdF系バインダやSBR系バインダが知られている。ただ、PVdF系バインダでは、高温の電解液中に放置されると電解液を吸って膨潤等を起こし、SBR系バインダでは、高電位で二重結合が酸化劣化しやすいなどの課題がある。また、Si系材料を用いた負極では、電極用バインダの結着力が弱いと集電体から活物質層が剥離しやすく、サイクル劣化が大きい課題がある。本講演では、各種のバインダを用いた正極や負極の特性について紹介する。

  1. リチウムイオン電池の市場動向と構成材料、製造工程
  2. 正極用バインダの開発
    1. 水系バインダと加圧炭酸中和技術
    2. バインダの電解液による膨潤とバインダによる対策
    3. 各種バインダと硫黄系正極の電池特性
    4. セルロースナノファイバー複合バインダの開発と耐熱性
    5. 水系バインダとスラリー混練条件、連続混練技術
  3. 負極用バインダの開発
    1. 水系バインダを用いたカーボン系負極
    2. 合金系負極と各種バインダ
    3. ポリイミド系バインダを用いたシリコン系負極の開発
    4. 無機系バインダを用いたシリコン系負極の開発
  4. 今後の展望

講師

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • 本セミナーは、ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

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