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高分子技術者のためのレオロジー入門

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高分子技術者のためのレオロジー入門

~成形加工のトラブルシューティングに役立つレオロジー知識~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、数式をほとんど使わずにレオロジーの本質を理解していただき、それを成形加工に応用してもらうことを目的としています。

開催日

  • 2020年10月26日(月) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 粘弾性・レオロジーに関連する製品に携わる技術者
    • 高分子
    • 食品
    • 化粧品
    • 塗料 など
  • 粘度測定や粘弾性測定で課題を抱えている担当者

修得知識

  • レオロジー的視点からの高分子材料の設計手法
  • レオロジー評価より加工特性、材料特性を把握するための基礎的知見
  • MFRなど加工現場で用いるレオロジー指標の意味とその使い方
  • 押出成形・射出成形における加工不良対策

プログラム

 高分子最大の特徴は分子が著しく長いことであり、その特徴を捉えて材料設計や成形加工を行わねばなりません。そのためには高分子レオロジーの知見が必要不可欠です。
 本講座は、数式をほとんど使わずにレオロジーの本質を理解していただき、それを高分子材料の設計や構造解析、さらにはトラブルシューティングを含めた成形加工技術の構築に応用してもらうことを目的としています。

  1. レオロジーの概念
    1. 弾性と粘性の本質 – 粘弾性の基本法則を理解する –
    2. 緩和時間 – 緩和現象を定性的に理解する –
    3. デボラ数 – 成形加工で最も重要なパラメータ、トラブルシューティングの基礎 –
  2. 線形粘弾性の基礎
    1. ボルツマンの重ね合わせの原理 – レオロジーは足し算だけで大丈夫 –
    2. 動的粘弾性 – 難しい数式を使わずに動的弾性率を理解する –
    3. 緩和スペクトル – 線形粘弾性測定の目的を理解する –
    4. 周波数依存性と温度依存性 – 材料特性の評価方法 –
    5. 合成曲線 – 構造変化の確認手法、測定できない領域の情報を得る方法 –
  3. 成形加工に必要なレオロジー特性
    1. 牽引流と圧力流 – 剪断流動の与え方 –
    2. 高分子溶融体の剪断粘度 – フローカーブの読み方 –
    3. 高分子溶融体が示す弾性 – スウェル比の決定因子を理解する –
    4. 圧力流を利用した粘度測定 – ダイでの剪断速度を計算する、スリップ速度を評価する –
    5. MFRの落とし穴 – MFR測定の注意点 –
    6. 伸長流動下のレオロジー特性 – 伸長粘度・溶融張力の評価方法とその解釈 –
    7. 伸長粘度の制御方法 – 成形加工性を向上する方法の紹介 –
  4. トラブルシューティングとレオロジー
    1. 剪断粘度と伸長粘度 – 成形法と流動モード –
    2. メルトフラクチャー – 発生機構とその対策 –
    3. Tダイ成形 – ネックイン、レゾナンス –
    4. インフレーション成形 – 外部ヘイズ、バブルの安定性 –
    5. 目ヤニ、フィッシュアイ – 発生機構と解析方法、対策 –
    6. 射出成形 – 成形加工性と固体物性とのバランス –
    • 質疑応答

講師

  • 山口 政之
    北陸先端科学技術大学院大学 物質化学領域
    領域長 / 教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

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    印刷物は後日お手元に届くことになります。

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
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