技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

EV用リチウムイオン電池の世界情勢とビジネス戦略

Zoomを使ったライブ配信セミナー

EV用リチウムイオン電池の世界情勢とビジネス戦略

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、EV用リチウムイオン二次電池の市場動向から、電池および部材への現在の要求特性、製造法の改善策、今後の展望まで解説いたします。

開催日

  • 2020年8月24日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • EV開発者
  • 電池の研究者、開発者
  • EV戦略の担当者
  • マーケットリサーチ担当者
  • 経営、企画責任者

修得知識

  • リチウムイオン電池の基本原理
  • リチウムイオン電池の開発、製造のポイント
  • リチウムイオン電池の世界情勢
  • 日本の目指すべき方向

プログラム

 リチウムイオン電池は日本 (ソニー) が世界で初めて開発したにもかかわらず、韓国、中国の後塵を拝している。すべての技術および産業は常に流動的であり、その地位を保つためには深い洞察と革新がなければならない。中国では巨大工場とともに安全性を高めるための新たな動きが出てきた。しかしすでにインドをはじめとする東南・南アジア諸国も急速に成長しつつある。本セミナーではリチウムイオン電池の生みの親である本人が日本をもう一度世界のリーダーにするための考え方と行動の指針を与える。

  1. リチウムイオン電池の基本特性
  2. 全固体電池をはじめとする各種電池の利害得失
  3. 世界のEV事情
    1. EVの生産台数、2040年までの予測
    2. EV用リチウムイオン電池の生産数量
    3. EV用リチウムイオン電池のシェアー
  4. EV用リチウムイオン電池に求められる特性
    1. エネルギー密度
    2. パワー密度
    3. 寿命
      • サイクル特性
      • 保存特性
    4. 安全性
      • 圧壊
      • 過充電
      • 釘刺し
      • 塩水噴霧
      • 充電温度特性
      • 液漏れ
    5. パック構成の容易さ
    6. 量産性
    7. セルサイズと歩留まり
    8. コスト
  5. 部材に求められる特性
    1. 正極材
    2. 負極材
    3. 電解液
    4. セパレータ
    5. 関連部材
  6. 製造法の改善
    1. 塗布工程
      • 溶剤系
      • 水系
      • 塗布高速化
    2. 組み立て工程
      • ドライルームの簡略化
      • 金型高速化
    3. 評価工程
      • エージング
      • 評価項目
  7. EVの多様化と将来
    1. Mild Hybrid、Hybrid、Plug-in Hybrid、Battery EV、Fuel Cell EV
    2. 小型、大型、乗用車、商用車、遠距離バス、重機
  8. 日本の進むべき道
    1. ガラパゴスを避け、世界を見る
    2. 日本の特性を生かす
  9. 総合力

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の学生に限ります。
教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/24 電気自動車用インバータの現状・課題とパワーモジュールの高出力密度化・高耐熱化・高耐圧化 オンライン
2024/4/24 NOx (窒素酸化物) 対策と水素・燃料アンモニアの導入方策 オンライン
2024/4/24 リチウムイオン電池のウェットプロセスとドライプロセス オンライン
2024/4/24 スラリーの挙動と制御およびリチウムイオン電池電極スラリー化技術と評価方法 オンライン
2024/4/25 二酸化炭素 (CO2) 吸収・分離・回収の基礎知識及び応用分野と、これら技術の今後のゆくえ オンライン
2024/5/9 ゼロから学ぶ再エネビジネス基礎講座 (全2回) オンライン
2024/5/9 再エネ電力・環境価値取引で抑えたい知識と実務 オンライン
2024/5/10 容量市場・需給調整市場の基礎と最前線論点 (全2回) 会場・オンライン
2024/5/10 ゼロから学ぶ電気事業と容量市場 東京都 会場・オンライン
2024/5/10 材料化学から見た「全固体電池」の課題とその解決に向けた最新研究開発動向 東京都 会場・オンライン
2024/5/14 SRモータの基礎とEV実用化への最新動向 オンライン
2024/5/17 入門 インピーダンス測定法とリチウムイオン電池への応用 オンライン
2024/5/21 xEVのPCU (パワーコントロールユニット) と自動車用パワーエレクトロニクスの技術動向 東京都 会場
2024/5/21 再生可能エネルギー源としての木質系バイオマス利用の道標 東京都 会場・オンライン
2024/5/22 出光興産株式会社における苫小牧CCUS構想と今後の課題 東京都 会場・オンライン
2024/5/22 核融合炉 (フュージョン・エネルギー) の最新動向と構成材料の課題 オンライン
2024/5/22 核融合発電の最新開発動向、課題と実現への見通し 東京都 会場・オンライン
2024/5/23 FIP、コーポレートPPA等、2023年4月施行を踏まえて抑えたい知識と実務 オンライン
2024/5/24 カーボンナノチューブの基礎とリチウムイオン電池への応用 オンライン
2024/5/27 EVの最新技術動向と将来展望 オンライン

関連する出版物

発行年月
2014/6/27 2014年版 スマートハウス市場の実態と将来展望
2014/5/10 東芝 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/10 東芝 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/25 2014年版 スマートコミュニティの実態と将来展望
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/15 燃料電池車 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/15 燃料電池車 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/3/28 2014年版 キャパシタ市場・部材の実態と将来展望
2014/3/15 ガス13社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/3/15 ガス13社 技術開発実態分析調査報告書
2014/3/1 コージェネレーションシステム 技術開発実態分析調査報告書
2014/3/1 コージェネレーションシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/28 2014年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2014/2/20 電力監視装置 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/20 電力監視装置 技術開発実態分析調査報告書
2014/1/30 リチウムイオン電池活物質の開発と電極材料技術
2014/1/24 2014年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2014/1/20 太陽電池 技術開発実態分析調査報告書
2014/1/20 太陽電池 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)