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シランカップリング剤の反応メカニズムと被覆状態の評価

シランカップリング剤の反応メカニズムと被覆状態の評価

~構造と種類 / 加水分解・縮合反応メカニズム / 未反応カップリング剤の影響~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2020年6月5日(金) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • シランカップリング剤に関連する技術者、研究者
    • 半導体封止材
    • 塗料
    • 接着剤
    • 歯科材料
    • 金属接着
    • 樹脂改質
    • 熱可塑性樹脂複合材料
    • FRP
    • エラストマー
    • 樹脂バインダー
    • プライマー
    • コーティング剤 など
  • カップリング剤処理、表面処理を行う技術者

修得知識

  • シランカップリングの基礎
  • シランカップリング剤の選定
  • シランカップリングの反応制御
  • 構造・官能基解析の基礎
  • 反応解析の方法

プログラム

 シランカップリング剤の使い方について、分かりやすくまとめます。前半部分では、ほとんどの参考書・教科書や論文で触れられることがなかった反応メカニズムや表面処理の解析について、詳細に解説いたします。後半では、これまでに受けたよくある質問をQ&A形式で解説いたします。

  1. シランカップリング剤について
    1. シランカップリング剤の構造と種類
    2. シランカップリング剤の用途
    3. シランカップリング剤の応用範囲および将来展開
  2. シランカップリング剤の反応
    1. シランカップリング剤の反応例
    2. シランカップリング剤の反応メカニズム
      1. 加水分解メカニズム
      2. 脱水縮合メカニズム
      3. 加水分解とpHの影響
      4. 縮合反応とpHの影響
      5. シランカップリング剤の反応に及ぼす 溶媒、水分の影響
    3. シラノールの反応中間体並びにシロキサン生成機構
  3. 表面被覆状態の分析・解析法
    1. 解析・評価方法
    2. 解析例
  4. シランカップリング剤による処理条件
    ~考慮すべき点~
    1. 未反応カップリング剤の及ぼす影響
    2. 末端に残ったOH基を消すには?
    3. 反応のバラツキの原因と対策
    4. 反応条件の最適化
      1. 表面前処理と水の影響
      2. 処理温度
      3. 溶媒の選択
      4. 塗布・洗浄時間の影響について
      5. シランカップリング剤の選択のポイント
  5. シランカップリング剤の応用
    1. 新規機能性シランカップリング剤の例
    2. 具体的な用途
    3. 次世代シランカップリング剤について
    • 質疑応答

講師

  • 海野 雅史
    群馬大学 大学院 理工学府 化学・生物化学専攻
    教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

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