技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

フィラー最密充填構造設計とポリマー系複合材料の高熱伝導化

フィラー最密充填構造設計とポリマー系複合材料の高熱伝導化

オンライン 開催

視聴期間は2024年12月11日〜18日を予定しております。
お申し込みは2024年12月16日まで承ります。

概要

本セミナーでは、フィラー充填構造と粘度の関係、フィラー最密充填構造設計技術、数値シミュレーションを活用したフィラー最密充填構造設計、フィラー最密充填構造を用いたポリマー系複合材料の高熱伝導化事例について詳細に解説いたします。

配信期間

  • 2024年12月16日(月) 13時00分2024年12月18日(水) 16時00分

お申し込みの締切日

  • 2024年12月16日(月) 13時00分

受講対象者

  • サーマルインターフェースマテリアル (TIM) 材料、半導体封止材料等の放熱材料の開発に携わる方

修得知識

  • フィラーの基礎
  • フィラーの充填構造と粘度の関連性
  • フィラーの最密充填とハイブリッド化の考え方
  • 代表体積要素 (RVE) モデルを用いた数値シミュレーションの活用方法

プログラム

 近年、フィラー充填複合材料の熱伝導率を向上させる技術として、フィラー最密充填構造形成技術とフィラーハイブリッド化技術が注目されている。
 本セミナーでは、フィラー充填構造と粘度の関係、フィラー最密充填構造設計技術、数値シミュレーションを活用したフィラー最密充填構造設計、フィラー最密充填構造を用いたポリマー系複合材料の高熱伝導化事例について詳細に解説する。

  1. フィラーの種類と特性
    1. フィラーの種類と熱伝導率
    2. フィラーの形状
    3. フィラーの粒度分布
  2. フィラー充填構造と粘度の関係
    1. フィラー充填複合材料の粘度予測式
    2. Farris理論による粒度分布を考慮したフィラー充填複合材料の粘度予測
  3. フィラー最密充填構造設計技術
    1. Milewskiのフィラー最密充填実験
    2. フィラー最密充填による複合材料の高熱伝導率と低粘度の両立
  4. 数値シミュレーションを活用したフィラー最密充填構造設計
    1. 代表体積要素 (RVE) モデルの構築
    2. 粒子モデルの最密充填構造設計
    3. 繊維モデルの最密充填構造設計
    4. 粒子・繊維ハイブリッドモデルの最密充填構造設計
    5. 粒子・平板ハイブリッドモデルの最密充填構造設計
  5. フィラー最密充填構造を用いたポリマー系複合材料の高熱伝導化事例
    1. 国内外の開発事例
    2. アルミナ・炭素繊維とカーボンナノチューブのハイブリッド化
    3. アルミナ・窒化ホウ素とアルミナナノワイヤーのハイブリッド化
    4. 窒化ホウ素とアルミナ微粒子のハイブリッド化
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年12月11日〜18日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/12/25 プラスチック・ゴムにおける劣化の調べ方・耐久性評価法・寿命予測法 東京都 会場・オンライン
2026/1/9 チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法 オンライン
2026/1/13 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ オンライン
2026/1/13 架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法 オンライン
2026/1/13 プラスチック用添加剤の適切な使い方と選定のポイント オンライン
2026/1/13 フィルム延伸技術と延伸過程における構造発現・評価 オンライン
2026/1/13 廃棄殻を活用した樹脂、フィラーの開発とその特性、応用 オンライン
2026/1/14 高感度化フォトレジスト材料の合成・設計・開発技術 オンライン
2026/1/14 ブリードアウト不良の原因と対策 オンライン
2026/1/14 プラスチック用添加剤の適切な使い方と選定のポイント オンライン
2026/1/15 プラスチック成形、樹脂/フィラー分散、フィルム製膜におけるAI、データサイエンスの活用、DX化/IoTへの展望 オンライン
2026/1/15 高分子絶縁体の基礎と高分子の絶縁劣化メカニズムとその対策 オンライン
2026/1/15 エポキシ樹脂 2日間総合セミナー オンライン
2026/1/15 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) を基礎から徹底解説 東京都 オンライン
2026/1/15 分子シミュレーションによる高分子材料の内部構造と変形・破壊の解析 オンライン
2026/1/15 二軸混練押出機の混練技術・スクリュ設計・トラブル対策 オンライン
2026/1/16 高分子・ポリマー材料の合成、重合反応の基礎、プロセスと工業化・実用化のための総合知識 オンライン
2026/1/16 高分子微粒子の合成、粒径制御とその中空化 オンライン
2026/1/16 分子シミュレーションによる高分子材料の内部構造と変形・破壊の解析 オンライン
2026/1/19 パワーモジュールの高放熱化技術と高熱伝導材料の開発動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/6/28 GFRP & CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート