技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

原薬製造のためのプロセスバリデーション (PV) 実施のポイント

原薬製造のためのプロセスバリデーション (PV) 実施のポイント

~プロセスの妥当性はどのように確認するのか? / スケールアップ時の工程別の問題点と解決策とは?~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、原薬製造におけるプロセスバリデーション (PV) について基礎から解説し、プロセスバリデーションを実施する際に押さえておくべきポイントを分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2020年4月24日(金) 12時30分 16時30分

修得知識

  • プロセスバリデーション事前準備のポイント
  • プロセスバリデーションで一番抑えておかなければいけないスケールアップの問題点 (工程別)
  • プロセスデザインとその技術移転
  • 設備等の事前準備 (適格性評価)
  • プロセスバリデーションの検討方法
  • プロセスの妥当性確認
  • リスクアセスメントと管理パラメーター

プログラム

 合成原薬プロセスバリデーションの今昔を理解していただく。プロセスバリデーションを実施するときに抑えておかなければいけないポイントを解説する。

  1. はじめに
  2. プロセスバリデーションとは
    1. 原薬GMP及びバリデーションの歴史
      1. ICH Q7、Q9、Q11概論
    2. プロセスバリデーション概論
      • 古いプロセスバリデーション
      • 新しいプロセスバリデーション
  3. 原薬プロセスバリデーションのバリデーションマスタープラン (VMP)
    1. バリデーションマスタープランとは何か?
    2. VMPの盛り込む内容リスト
    3. VMPの書式例、および参考文献
  4. 原薬プロセスバリデーションの事前準備
    1. プロセスの基礎知識の技術移転 (CQA)
      1. 原薬の重要な品質特性とは?
      2. 類縁物質
      3. 金属不純物
      4. 残留溶媒
      5. 薬の重要な品質特性 (CQA)
      6. リスクアセスメントによる重要工程パラメーターの決定
    2. 設備に関する適格性確認 (DQ, IQ, OQ, PQ)
    3. 分析方法の適格性確認
      1. 真度
      2. 併行精度
      3. 室内 (室間) 再現精度
      4. 特異性
      5. 直線性
      6. 範囲
    4. ユーティリティー機器の適格性確認 (精製水、クリーンルーム等)
    5. 記録類の整備
      1. 製造指図書
      2. ロット製造指図・記録書
      3. 試験室管理記録
  5. プロセスバリデーションをプロセス化学の面から考える。 (仮想合成原薬を例に)
    1. 仮想原薬のプロセスデザイン
      1. プロセスバリデーションで何を検討せねばならないか
    2. 仮想原薬の不純物の発生と除去、不純物プロファイル
  6. プロセスバリデーションの工程管理パラメーターとサンプリング分析 (プロセスバリデーションで何を見るのか?)
    1. 反応工程
    2. 抽出精製工程
    3. 異性化工程
    4. 樹脂精製工程
    5. 再結晶工程
    6. 最終ろ過工程
    7. 乾燥工程 (ハード)
    8. 乾燥工程 (ソフト)
  7. 文書
    1. プロセスバリデーション計画書 (プロトコール)
    2. プロセスバリデーション報告書
    3. 生データの管理
  8. 最近のプロセスバリデーション
    1. FDAのプロセスバリデーション Guidance 2011
    2. PPQとプロセスバリデーションの違い
    3. 継続的Verification
    4. 3バッチバリデーション
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

案内割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 84,000円(税別) / 92,400円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 126,000円(税別) / 138,600円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/19 CTD/照会回答書作成のためのメディカルライティング オンライン
2024/12/19 失敗成功事例から学ぶ原薬の各ステージでのスケールアップ製造のポイント オンライン
2024/12/19 造粒・打錠・コーティング製造技術とスケールアップ/打錠障害・品質異変の防止・対策 オンライン
2024/12/19 医薬品製造施設 (バイオ、合成原薬、固形製剤、無菌製剤) の構造設備に関わるGMP講座 オンライン
2024/12/20 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2024/12/20 分析法バリデーションコース (2日間) オンライン
2024/12/20 ICH Q2 (R2) 、Q14をふまえた承認申請時の分析法バリデーションの留意点 オンライン
2024/12/20 ソーシャルリスニングからの患者さんの声の事例紹介と活用のためのワークショップ体験 東京都 会場
2024/12/20 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2024/12/20 医薬品開発段階での処方・製法変更におけるBE試験の考え方と生物学的同等性確保のための開発戦略 オンライン
2024/12/20 ペプチド医薬品の疾患別事例からみる市場性およびペプチドの合成・分析のポイント オンライン
2024/12/23 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2024/12/23 GMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2024/12/23 PIC/Sを踏まえた治験薬GMPガイドラインと運用上の注意点および三極 (日米欧) 規制の解説 オンライン
2024/12/23 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2024/12/23 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2024/12/23 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン
2024/12/24 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2024/12/24 インド・中国における医薬品薬事戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2024/12/24 核酸医薬品の品質管理および分析・評価のポイント オンライン