技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

化粧品の微生物汚染事例と品質保証のポイント

化粧品の微生物汚染事例と品質保証のポイント

千葉県 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、化粧品の微生物汚染について基礎から解説いたします。
また、処方を行うにあたっての防腐システムの設計法、化粧品等の微生物汚染の動向とその原因と対策も含めて解説いたします。

開催日

  • 2020年4月14日(火) 10時00分16時30分

受講対象者

  • 化粧品の技術者、開発者、研究者、品質担当者

修得知識

  • 微生物汚染防止の重要性
  • 微生物汚染例
  • 微生物汚染調査
  • 品質保証の点から見た微生物汚染及びその防止法
  • 防腐力試験の考え方

プログラム

 前半は化粧品はなぜ微生物汚染してはいけないのかをまず品質保証の点及び法令規制の点から説明いたします。次に国内外での微生物汚染例を見てもらい、汚染防止の重要性を理解してもらいます。汚染の調査を行う方法もわかっていただきます。
 後半はどのようにして微生物汚染を防ぐかを説明いたします。まず品質保証の観点から見た工場衛生等のお話をGMPを絡めてお話しします。次に防腐システムの構築に関して試験法の流れと注意点について理解していただきます。

化粧品の微生物汚染事例と品質保証のポイント

(2020年04月14日 10:00〜12:00)

  1. 化粧品の微生物汚染について
    1. なぜ化粧品は微生物汚染を起こしてはいけないのか?
    2. 微生物汚染を防ぐ理由
      1. 法令上の規制
        • 薬事法
        • 化粧品GMP
        • 各国の規制
      2. 消費者からみて
        • 製品の劣化
        • 健康被害
    3. 過去の化粧品の微生物汚染例
      1. 海外の汚染例
      2. 国内の汚染例
      3. 回収の情報の調べ方
    4. 食品業界での汚染
    5. 汚染の原因とその防止
      1. 汚染の発見
      2. 汚染の起こり方
        • 一次汚染と二次汚染
        • 汚染の防止
      3. 汚染の防止
        • 化粧品の防腐力
        • 工場内衛生管理
  2. 工場衛生管理
    1. ハード面の管理
      1. 工場設計
      2. 工場設備
    2. ソフト面の管理 (G M Pのポイント) 「
      1. 文書化について
      2. 組織・訓練について
      3. バリデーションについて
      4. その他
  3. 防腐システムの構築の仕方
    1. 保存効力試験の流れ
    2. 試験結果の応用
    3. 原料からの見方
    4. その他

株式会社 ファンケル美健 千葉工場 見学

(2020年04月14日 14:00〜15:30)

 ファンケル化粧品の製造部門として1982年設立。現在では、滋賀工場、横浜工場、群馬工場を加え4工場体制。千葉工場では無添加技術を駆使した化粧品の主力工場として、最先端の生産設備を導入し、お客様に安全と安心を提供し、ハイレベルな衛生基準を誇るクリーンな生産システムのもと高品質・高品位の商品を安定して供給できる体制を整えています。

  • 医薬品製造レベルのクリーンな環境で、「安心・安全」な化粧品が作られる現場をご覧いただきます。
  • そんなハイレベルな衛生基準を誇るクリーンな生産システムを見学いただけます
  • クリーンレベル100の充填模様は必見
  • どれほどクリーンか、模型と見比べながら実感できます

会場

ミーティングスペース BRAINS

Room 201

千葉県 柏市 柏4丁目7-3 メゾン・ドゥ・シェーネ
ミーティングスペース BRAINSの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 41,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 38,000円(税別) / 41,800円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 76,000円(税別) / 83,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 114,000円(税別) / 125,400円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/6 承認申請にむけた (新指定/新範囲/防除用を含む) 医薬部外品の規格および試験方法の設定と指摘事例 オンライン
2025/8/6 変更・逸脱管理とOOS/OOT及び一変・軽微変更の判断基準とCAPA実践手順 オンライン
2025/8/6 バイオ医薬品 GMP入門講座 オンライン
2025/8/7 化粧品OEM/ODM (海外含む) における品質管理・品質保証と工場監査用のチェックリストの作成方法 オンライン
2025/8/7 今、改正GMP省令により医薬品・医薬部外品製造業者が求められる適切なGMP文書とは オンライン
2025/8/8 各種製品に混入する異物の特徴と分析技術を活用した処方 東京都 会場・オンライン
2025/8/8 医薬品製造における逸脱・異常/変更管理のクラス分けと逸脱予防策 オンライン
2025/8/12 半導体製造プロセス技術 入門講座 オンライン
2025/8/15 GMP文書の集約・削減と体系整理/効率的管理 オンライン
2025/8/18 製造オペレーターのためのGMPの基本と記録書の作成管理 オンライン
2025/8/18 バイオ医薬品 GMP入門講座 オンライン
2025/8/18 医療機器GVPの基礎と実務対応及び注意点 オンライン
2025/8/18 国内外の査察対応にむけた製造設備の適格性評価及びメンテナンスに関する文書化対策 オンライン
2025/8/19 医療機器GVPの基礎と実務対応及び注意点 オンライン
2025/8/19 海外製造所に対して実施する監査のためのGMP英語表現 入門講座 オンライン
2025/8/20 逸脱・不備・不整合からのCAPA運用・手順・管理と逸脱防止対策 オンライン
2025/8/20 バイオフィルム形成の要因解明に向けた解析技術と除去・形成防止 オンライン
2025/8/20 海外製造所への製造委託とCTD作成における留意点 オンライン
2025/8/21 化粧品製造における微生物トラブルと解決法及び微生物に関する試験法 オンライン
2025/8/21 化粧品の商品企画から生産における官能検査の効率的な活用方法と進め方 オンライン