技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

CO2を原料とした樹脂材料の研究開発動向

CO2を原料とした樹脂材料の研究開発動向

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、CO2由来ポリカーボネートの製造など二酸化炭素の有効利用技術について解説いたします。

開催日

  • 2019年8月30日(金) 13時30分16時30分

受講対象者

  • 樹脂や繊維を中心とする化成品メーカーの研究開発担当者
  • 事業部や戦略室など社業全体を統括する立場の方
  • 二酸化炭素の化学変換 (化成品合成) に関する基礎的な知識、経験、興味のある方

修得知識

  • 二酸化炭素削減のための基本的な取り組み方
  • 二酸化炭素削減のための最新の事例
  • 個別事例から見る二酸化炭素対策の現状と今後の課題
  • 二酸化炭素対策の将来展望を想定する際の留意事項

プログラム

 産業活動により排出された二酸化炭素が地球温暖化に関連しているかもしれないことから、二酸化炭素は、その潜在的な有用性にもかかわらず、不要なもの・悪いものという印象をもたれている。
 本講演では、地球温暖化問題と化石資源枯渇問題の解決に直接的に寄与することが期待される、二酸化炭素の化学的利用に関する技術、実例を概観し、紹介する。

  1. 二酸化炭素についての基礎
    1. 二酸化炭素とは
  2. 二酸化炭素の有効利用概論
    1. 資源・エネルギー・環境問題と二酸化炭素の関連
    2. 二酸化炭素の変換の考え方・方法と用途
    3. 二酸化炭素の反応メカニズム,プロセスの比較
    4. 古典的な化学品製造プロセス
    5. 二酸化炭素利用の現状と有効性
  3. 二酸化炭素の有効利用事例の紹介
    1. 化成品製造の概略
    2. メタノールの製造
    3. 炭酸エステル類の製造
    4. ポリマーの製造
    5. その他の化成品の製造
  4. 二酸化炭素を直接原料とする脂肪族ポリカーボネート製造 (講演者自身の取り組み)
    1. 基礎的な知見とこれまでの開発状況
    2. 研究開発課題と進捗
    3. 工業化・実用化に向けた研究開発動向
  5. 現状の課題と今後の展望

講師

  • 杉本 裕
    東京理科大学 工学部 工業化学科
    教授

会場

アクセア 神保町店
東京都 千代田区 神田神保町2-13-1 西遊ビル
アクセア 神保町店の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 44,444円 (税別) / 48,000円 (税込)
複数名
: 19,907円 (税別) / 21,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額 (税込 21,500円)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 39,815円(税別) / 43,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 39,815円(税別) / 43,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 59,722円(税別) / 64,500円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 44,444円(税別) / 48,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 88,889円(税別) / 96,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 133,333円(税別) / 144,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 23,148円(税別) / 25,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/4 プラスチック、フィルム分野における「伸長流動」の考え方、その測定法と応用 オンライン
2025/9/5 押出機内の樹脂挙動および混練の基礎と最適化 オンライン
2025/9/5 有機化学スペクトル解析 徹底トレーニング オンライン
2025/9/5 エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤の種類、特徴と硬化物性の評価、トラブル対策 オンライン
2025/9/5 高分子材料へのフィラーのコンパウンド技術およびナノコンポジット化技術、その特性・分散性制御と機能性付与 オンライン
2025/9/5 摩擦振動・異音の入門講座 オンライン
2025/9/5 プラスチックリサイクルの現状と課題 オンライン
2025/9/8 プラスチック発泡体の気泡構造制御と成形条件最適化、トラブル対策 オンライン
2025/9/8 ポリイミドフィルムの特性、技術動向と加工、応用 オンライン
2025/9/9 二酸化炭素を原料とする有用有機化合物製造技術の研究開発動向と展望 オンライン
2025/9/9 エポキシ樹脂の配合設計と硬化剤の選び方、使い方 オンライン
2025/9/9 高分子合成・重合反応のメカニズムと設計指針 オンライン
2025/9/10 粘着・剥離現象の基礎と可視化実験・モデリング オンライン
2025/9/11 セルロースナノファイバーの樹脂との複合化技術とその応用 オンライン
2025/9/12 ポリマーの高屈折率化技術 オンライン
2025/9/12 車両用CO2分離・回収装置の国内外における研究開発動向 オンライン
2025/9/12 PVA (ポリビニルアルコール) の基礎知識と機能化設計 オンライン
2025/9/12 フーリエ変換赤外分光光度計 (FT-IR) における異物分析・不良解析の基礎とポイント オンライン
2025/9/16 フーリエ変換赤外分光光度計 (FT-IR) における異物分析・不良解析の基礎とポイント オンライン
2025/9/16 ゼロカーボンを目指す持続可能な社会におけるプラスチックの循環利用法 オンライン

関連する出版物