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中堅製薬会社の生存戦略 ~ 取るべきビジネスモデルと狙うべきモダリティ戦略の考え方

中堅製薬会社の生存戦略 ~ 取るべきビジネスモデルと狙うべきモダリティ戦略の考え方

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、中堅製薬会社特有の事情を新たな視点で考察し、その生存のための戦略と大方針、集中すべき研究テーマの方向性について解説いたします。

開催日

  • 2019年7月29日(月) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 中堅製薬会社を取り巻く現状と、新しい視点
  • モデルとする企業、モデルとしないほうがいい企業
  • 中堅製薬業のリスク配分とは
  • 狙うべき創薬のターゲット
  • 各種決断のタイミングとは
  • 適応拡大という魔法」
  • 中堅製薬会社に求められる組織とは
  • 中堅製薬会社特有の事情を新たな視点で考察し、その生存のための戦略と大方針

プログラム

 製薬業界は今後も堅調な成長が期待される製造業であるものの、新薬創出と医療費削減への圧力、新しい技術の誕生という変化が訪れている。この状況下、中堅製薬会社は戦略を選択し集中せねばならない。本講座では、中堅製薬会社特有の事情を米国の中堅製薬会社を参考に新たな視点で考察し、その生存のための戦略と集中すべき妥当で有効なモダリティ戦略を議論する。

  1. 中堅製薬会社のおかれた現状
    1. 政策:新薬創出と医療費削減への圧力
    2. 社会:少子高齢化
    3. 技術:新技術・新潮流
    4. 製薬業界の機会
    5. 製薬業界の脅威
    6. 製薬会社も、結局は製造業の1種である
  2. 中堅製薬会社のビジネスモデル8種
    1. 投資実績から読み解く製薬業界のビジネスモデル
      1. キャピタルゲインを主とする成長ビジネスモデル
      2. インカムゲインを主とする成長ビジネスモデル
      3. 製薬会社のビジネスモデルは8種以上ある
    2. 外の中堅製薬会社にみる中堅製薬会社のビジネスモデル
      1. 日本の中堅製薬会社が参考とすべきは、米国の中堅製薬会社
      2. 米国中堅製薬会社のビジネスモデルは主に3種に集約される
    3. 中堅製薬会社のはたしている役割
    4. ニッチの王としての中堅製薬会社:現状を維持するか
    5. 製造業としての中堅製薬会社:規模の経済に勝てるか
    6. 新薬メーカーとしての中堅製薬会社:新薬を創出できるか
    7. まとめ
  3. とるべき生存戦略性とは
    1. そもそも中堅製薬会社とは成功した〇〇企業である
      1. スペシャリティファーマ:疾患領域
      2. スペシャリティファーマ:地域
      3. スペシャリティファーマ:モダリティ
    2. モデルとしたい企業、モデルとしないほうがいい企業
    3. 中堅製薬業のリスク配分とは
      1. First-in-class (FIC) 、Best-in-class (BIC) 、Rest-in-class (RIC)
      2. BIC≠「最も性能の高い薬」
      3. 意図的に創出できるのはFIC
      4. FICを計画的に創出するには
    4. 選択と集中
    5. とるべきモダリティ戦略とは
      1. モダリティとは
      2. 中堅製薬会社ビジネスモデルに合致したモダリティとは
      3. モダリティを外部から調達する
      4. 御社にふさわしいのは既存の御社インフラを使えること
    6. まとめ
  4. 方向性との全体整合性のまとめ
    1. 中堅製薬会社は大手製薬会社と生存戦略が異なる
    2. 選択と集中によって、中堅は大手と共存できる
    3. 大手製薬会社は中堅製薬会社を必要としている
    4. 中堅製薬会社に求められる組織像とは
    5. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 中村 慎吾
    株式会社 Veritas In Silico
    代表取締役

会場

ビジョンセンター浜松町

6F Eルーム

東京都 港区 浜松町2-8-14 浜松町TSビル 4階,5階,6階 (受付6階)
ビジョンセンター浜松町の地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

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  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
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本セミナーは終了いたしました。

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