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化粧品品質安定性試験の実例を用いた試験の進め方と自社基準の設定

化粧品品質安定性試験の実例を用いた試験の進め方と自社基準の設定

~品質管理における実質的試験方法と自社基準の設定とは~
大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、市場に出た商品が品質トラブルを起こさないよう予測するための現実的な試験手法を、ケーススタティを交えて講義いたします。
また、剤型別、容器別品質トラブルについても解説いたします。

開催日

  • 2019年6月6日(木) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 品質安定性に問題が発見された際の、ケース毎の処方設計術
  • 市場における品質トラブルの要因抽出
  • 処方設計段階での品質予見
  • 品質管理における、実質的試験方法と自社基準の設定

プログラム

 化粧品業界の品質安定性試験には、手段や手法といったマニュアルが存在せず、公的機関からも品質指針が示されているのみです。それゆえ、各工場において自社で確立した手段やノウハウに頼っているのが現状です。
 そこで、市場に出た商品が品質トラブルを起こさないよう予測するための現実的な試験手法を、ケーススタティを交えて講義致します。

  1. 法規制
    1. 品質保持基準
    2. 試験基準
  2. 安定性試験の現状
    1. 業界の実情
    2. 各企業が抱える課題点
  3. 促進試験の時短対策
  4. 試験手法の実例
    1. 物理特性からの推測
      1. 物理特性をとらえる
        1. 流動性
        2. 硬さ
        3. 色、およびその変化
        4. 粒子観察
      2. 五感検査でとらえる
        1. 視覚
        2. 臭覚
        3. テクスチュア
    2. 化学変化からの予測
      1. 見極め方と予測
      2. 実例を踏まえて
  5. 容器形態により起こるトラブルの予測
    1. チューブ容器
    2. シリンジ容器
    3. スポイド容器
    4. ディスペンサー容器
    5. 不織布マスク
  6. 製剤毎におこる特異的品質課題の対策
    1. 水モノ剤型
    2. 乳化物剤型
      1. 遠心分離試験
      2. 動的試験
      3. 顕微鏡観察
      4. 粒度分布測定
    3. 洗顔料
    4. その他
  7. まとめ

会場

ドーンセンター

4F 大会議室1

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
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