技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

イソシアネートを用いない新しいポリウレタン材料の合成と応用

イソシアネートを用いない新しいポリウレタン材料の合成と応用

~五員環カーボネートとアミンの反応を利用したポリウレタンの合成法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、有毒で不安定なイソシアネートを用いないポリウレタンの合成について、一般的な合成と比較してわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2019年5月28日(火) 12時30分16時30分

プログラム

 有毒で不安定なイソシアネートを用いない手法である、五員環カーボネートとアミンの反応を利用したポリウレタンの合成法および得られるポリウレタンの機能と応用について、一般的なポリウレタンとの比較も含めて紹介する。五員環カーボネートは、エポキシと二酸化炭素の反応により得られることから、多様な汎用エポキシを原料として合成することができる。二官能性五員環カーボネートとジアミンの反応では、側鎖に水酸基を持つポリウレタン (ポリヒドロキシウレタン) がえられる。この水酸基はさまざまな反応により変換可能である。また、エチレンカーボネートとジアミンの反応ではウレタンジオールが得られ、この脱エチレングリコール重縮合により、脂肪族ポリウレタンを得ることもできる。これらの合成法を講演者の研究を中心に述べるとともに、様々な応用についても述べる。

  1. ポリウレタンの合成と性質
    1. ポリウレタンの合成
    2. ポリウレタンの性質
  2. 五員環カーボネートとアミンとの反応を利用するポリヒドロキシウレタンの合成、反応、及び性質
    1. エポキシと二酸化炭素の反応による五員環カーボネートの合成
    2. 五員環カーボネートとアミンの反応によるポリヒドロキシウレタンの合成
    3. ポリヒドロキシウレタンの反応
    4. ポリヒドロキシウレタンの性質
  3. 五員環カーボネートとアミンの反応を利用する脂肪族ポリウレタンの合成
    1. エチレンカーボネートとジアミンの反応を利用する脂肪族ポリウレタンの合成
    2. 得られた両末端反応性ポリウレタンの応用
  4. さまざまなポリヒドロキシウレタンの合成と応用
    1. ポリヒドロキシウレタンの複合材料への応用
    2. ポリヒドロキシウレタンのフォームへの応用
    3. その他のポリヒドロキシウレタンの応用
    • 質疑応答

会場

江東区文化センター

3F 第1研修室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/11/21 光導波路用感光性樹脂の材料設計指針と導波路作成・微細加工技術 オンライン
2025/11/24 結晶性高分子の強度を支配するタイ分子の基礎理解と材料の高強度化・高耐久化設計 オンライン
2025/11/25 何方でも理解できる発泡プラスチックの基礎 オンライン
2025/11/25 プラスチック・ゴム成形におけるブリードアウトの発生メカニズムと防止対策 オンライン
2025/11/25 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 オンライン
2025/11/26 UV硬化の硬化不良、トラブルの種類とその対策、硬化物性の測定評価 オンライン
2025/11/26 「ポリプロピレン」の材料としての基本的な構造、特性、その応用 オンライン
2025/11/26 高分子材料の構造、物性分析 オンライン
2025/11/26 プラスチック・ゴム成形におけるブリードアウトの発生メカニズムと防止対策 オンライン
2025/11/26 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 オンライン
2025/11/26 天然植物繊維を強化材とする複合材料の基礎と応用 東京都 会場
2025/11/26 動的粘弾性測定によるポリマーアロイやゴム・エラストマー材料の評価と材料設計への活用 オンライン
2025/11/27 高分子成形加工を理解するための高分子レオロジー入門 オンライン
2025/11/27 粘着・剥離のメカニズムとその制御 オンライン
2025/11/27 PPS樹脂の種類、特性と応用展開 オンライン
2025/11/27 エポキシ樹脂の基礎、硬化剤との反応および副資材による機能化 オンライン
2025/11/28 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的な配合・添加方法 オンライン
2025/12/1 押出混練機内の樹脂挙動と混練評価、最適化技術 オンライン
2025/12/1 粘着・剥離のメカニズムとその制御 オンライン
2025/12/2 樹脂部品の特性と材料費/加工費/型費の概算法から検図法まで学ぶ超実務設計 オンライン

関連する出版物