技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

48Vシステムの技術・サプライヤーの最新動向

48Vシステムの技術・サプライヤーの最新動向

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年3月22日(金) 12時40分 16時30分

プログラム

第1部 電動化の市場動向及び48Vエコドライブシステム開発

(12:40~14:30)

 ますます厳しくなるCO2削減とエミッション規制に対応するため、パワートレインの電動化が加速してきている。本講座では、環境規制の動向と市場動向、および弊社でのアプローチをキーとなる48Vシステムを中心に紹介する。

  1. パワートレインを取り巻く環境
    1. 規制動向
    2. パワートレイン電動化の動向
  2. 電動化のポートフォリオ
  3. 48Vシステムについて
    1. なぜ48Vなのか?
    2. システムの基本構成
    3. システムの機能
    4. 実現できる性能・商品性
    5. 期待される発展性
    6. 性能検証車GTCの紹介
    7. 構成部品の基本構造
  4. バッテリーEVについて
    1. EVが抱える課題とその対応
    2. コンチネンタルの新充電技術AllChargeの紹介
    • 質疑応答

第2部 48V電源システム・コンバータの技術動向

(14:40~16:30)

 48V化に適した電源システムやDC – DCコンバータについて、『高効率化・小型化や大幅な降圧比を実現できる技術 (特許技術を含む) 』や『共同研究成果』をご紹介いたします。また、『市販品に用いられている技術と工夫』、『国際学会における最新技術』も解説いたします。

  1. 車載48/12VDC – DCコンバータ
    1. 臨界モード方式によるゼロボルテージスイッチング (ZVS) の課題
    2. カップルドインダクタ方式マルチフェーズコンバータ
      (BOSCH社のDC – DCコンバータの分解調査結果を含む)
    3. 98%の高効率を実現できるZVSアシスト回路
      (デンソー社との共同研究成果を含む)
  2. データセンター用48V配電システムに用いられている技術
    1. 48V配電アーキテクチャーの利点
    2. Googleが用いているスイッチト・タンク・コンバータの利点と課題
    3. Vicor社のファクタライズド・パワー・アーキテクチャー
  3. 大幅な降圧比を実現し負荷の過電圧保護機能を有した新しい非絶縁形コンバータ
    1. 従来のマルチフェーズコンバータを48Vシステムに活用する場合の課題
    2. コンデンサ分圧方式マルチフェーズコンバータ
      (MOSFETの低耐圧化、各相の自動電流バランス機能)
    3. 2巻線インダクターを用いた高降圧比2相式コンバータ
    4. 従来のタップドインダクタコンバータの課題
    5. 降圧形コンバータのような特性を持つタップドインダクタコンバータ
    6. ゼロ電流スイッチング (ZCS) 部分共振形タップドンダクタコンバータ
      (3.4~3.6は、TDKラムダ社との共同研究成果を含む)
  4. その他、車載電源に有効な技術の紹介
    • 質疑応答

講師

  • 福田 光伸
    コンチネンタル・オートモーティブ・ジャパン株式会社 テクノロジー&イノベーション
    シニアマネジャー
  • 西嶋 仁浩
    崇城大学 情報学部 情報学科
    准教授

会場

連合会館

502会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,111円 (税別) / 49,800円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

S&T出版からの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり 24,900円(税込)でご受講いただけます。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,796円(税別) / 47,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,110円(税別) / 49,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,165円(税別) / 74,700円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,111円(税別) / 49,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,222円(税別) / 99,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,333円(税別) / 149,400円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/25 モータとパワーエレクトロニクスの基礎 会場
2025/3/25 パワー半導体接合における銀焼結接合材料の開発と機械特性の評価 オンライン
2025/3/26 次世代パワー半導体とパワーデバイスの結晶欠陥評価技術 オンライン
2025/3/27 パワーエレクトロニクス初心者のためのスイッチング電源制御系設計 オンライン
2025/3/27 欧州ELV規則案の解説と自動車、家電分野のプラスチックリサイクル技術動向 オンライン
2025/3/31 SAF (持続可能な航空燃料) の製造技術と国内外の最新動向 オンライン
2025/4/4 自動車、EVにおける熱マネジメント技術の動向と要素技術の解説、今後の展望 オンライン
2025/4/10 半導体ウェハの製造プロセスと欠陥制御技術 オンライン
2025/4/11 自動車用プラスチックにおけるリサイクル・アップサイクルの動きと対応 オンライン
2025/4/15 自動運転・運転支援に向けた各種センサーを用いた周辺環境認識技術 オンライン
2025/4/15 振動騒音のエネルギー伝達に基づく見通しの良い低振動低騒音設計 オンライン
2025/4/15 永久磁石同期モータの位置センサレス制御 オンライン
2025/4/18 アジア各国のEVの現状と日系サプライヤのサバイバル戦略 オンライン
2025/4/22 実務に役立つ現場のモータ技術 (必須6項目) 東京都 会場・オンライン
2025/4/23 自動車産業の現状と今後の課題・展望 2025 オンライン
2025/4/24 次世代パワーデバイス技術の展望と課題 オンライン
2025/4/28 自動車リサイクルの日本および世界の現状と今後のリサイクル戦略 オンライン
2025/4/29 自動車産業の現状と今後の課題・展望 2025 オンライン
2025/5/12 永久磁石同期モータ駆動システムにおけるインバータの過変調領域の利用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2016/11/16 2017年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2016/9/30 電磁波吸収・シールド材料の設計、評価技術と最新ノイズ対策
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2016/2/20 自動車用プラスチック部品・材料の新展開 2016
2015/11/20 2016年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2015/9/18 2015年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2015/2/27 2015年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2014/9/26 2014年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2014/8/10 過給機(ターボチャージャ、スーパーチャージャ) 技術開発実態分析調査報告書
2014/8/10 過給機(ターボチャージャ、スーパーチャージャ) 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/1/15 電動パワーステアリング 技術開発実態分析調査報告書
2014/1/15 電動パワーステアリング 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/10/31 ディジタルコンバータの回路と制御設計の基礎
2013/10/25 車両の自動運転技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/10/25 車両の自動運転技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/11 新しい磁気センサとその応用
2013/6/24 車載用主機モータの絶縁技術