技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

FVE (未来価値評価) 法による研究開発テーマの評価とその実践

FVE (未来価値評価) 法による研究開発テーマの評価とその実践

~戦略的な評価体系と的確で客観性ある評価基準づくり~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年1月29日(火) 10時00分 17時00分

プログラム

 熾烈なグローバル競争下において総花的なR&D (研究開発) テーマ推進では開発段階での「死の谷」、事業化以 降の「ダーウィンの海」を越えることはできません。R&Dテーマを適正に評価し、真に価値のあるテーマに経営資源を集中して 推進していくことが必要です。テーマ評価手法の代表例として「NPV (Net Present Value:現在価値) 法」がありますが、同法は研 究~開発初期フェーズにあるテーマについて適用することは将来キャッシュフロー計算面等の面で難しいのが実情です。
 その意味でR&Dの全てのフェーズに適用でき、しかも客観性・妥当性の高い実践的手法が求められており、本講演ではその一手法として「FVE (Future Value Evaluation:未来価値評価) 法」を詳しく紹介します。さらに実習を通じ、同手法を基礎に貴社独 自により適合したカスタマイズ化の検討をしていただきます。

  1. R&D生産性を飛躍的に高めることが求められている
  2. R&Dテーマ評価の目的 – テーマの価値と成功確率を高め生産性を上げる
  3. R&Dテーマ評価の実務上の位置づけ・役割 – ステージ毎の評価の重点
  4. 各種R&Dテーマ評価法の概説 – 評価手法の分類体系図 (JMA研究会)
  5. R&Dテーマ評価が適正に実践されない背景・理由 – NPV法の限界 他
  6. FVE (Future Value Evaluation:未来価値評価) 法の基本的枠組み
    1. 評価視点1 戦略的価値 (戦略適合性、市場価値、技術的価値)
    2. 評価視点2 期待・経済価値
    3. 評価視点3 実現可能性
  7. FVE法をベースとしたR&Dテーマ評価システムの基本設計 (実習)
  8. R&Dテーマ評価法の新規導入/一新に向けて
    • 質疑応答

講師

  • 木村 壽男
    株式会社 日本能率協会コンサルティング
    シニア・コンサルタント

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

「実習」に関するお願い

本講演会における実習を効果的・効率的に進めていただくために、事前に、「これから本格的な着手・事業化推進が想定される最重要テーマ」を1つ、可能ならば比較検討に相応しいテーマを1つ選定し、同テーマに関する情報 (市場/競合/技術関連) を整理し、当日参照できるように準備しておいていただければ幸いです。 (上記情報は個人実習のためだけに活用していただくもので、公表いただく必要はありません。)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/4 ものづくり・問題解決のための機器分析の考え方と進め方 オンライン
2024/6/5 生成AIと自社データの連携によるアイデア創出と研究プロセスの変革 オンライン
2024/6/5 研究開発部門を対象とした情報収集のテクニック オンライン
2024/6/5 研究開発のための技術ロードマップの作成・活用法と策定事例 オンライン
2024/6/6 自社の強みを活かした開発マーケティング実践講座 オンライン
2024/6/7 研究開発・技術部門が行う特許情報調査の基本とすすめ方、調査精度を高めるポイント オンライン
2024/6/7 シナリオプランニングをとりいれた市場・製品・事業・技術ロードマップの策定と実行手法 オンライン
2024/6/11 研究開発におけるポートフォリオ・マネジメントの方法とその具体的な活動 オンライン
2024/6/11 電子実験ノートの導入とR&Dデータ共有・利活用ノウハウ オンライン
2024/6/17 技術者、研究者のための実践的なタイムマネジメント オンライン
2024/6/18 自社保有技術・コア技術を起点にした革新的な研究開発テーマの創出活動 オンライン
2024/6/19 ものづくり、研究開発の成功に必要な論理的技術者思考とその実践 オンライン
2024/6/21 技術開発のためのロードマップ作成手法と実践的な活用方法 オンライン
2024/6/21 市場分析・競合他社ベンチマーキング分析と情報収集の進め方 オンライン
2024/6/27 不確実性の高い医薬品の研究開発プロジェクトの事業価値評価に基づく意思決定とポートフォリオマネジメント オンライン
2024/7/5 新規事業テーマ中止/撤退判断への基準作りと運用の仕方 オンライン
2024/7/5 市場分析・競合他社ベンチマーキング分析と情報収集の進め方 オンライン
2024/7/10 研究開発テーマにおける費用対効果の基礎と算出・評価方法 オンライン
2024/7/12 共同研究開発における契約書のチェックポイントと留意点 オンライン
2024/7/19 研究・実験データの蓄積とその「検索/分析」機能改善の方策 オンライン