技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ヒートシールの条件設定と接着性評価

ヒートシールの条件設定と接着性評価

~理論的にシール条件を設定するには~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーは、ヒートシールについて基礎から解説し、理論的な材料選定やシール条件の設定法を詳しく解説いたします。

開催日

  • 2018年8月10日(金) 10時00分 16時30分

プログラム

第1部 ヒートシールの条件設定と品質評価

(2018年8月10日 10:00〜14:50)

 プラスチック容器の種類とヒートシール技術について概要を示す。

  1. プラスチック容器
    1. 種類と材料構成
    2. 使用材料の特性
  2. ヒートシールの基礎
  3. シール方法
    1. ヒートシール
    2. インパルスシール
  4. ヒートシールの不具合
    1. はみ出し
    2. 発泡
  5. 適正なヒートシールの実施
    1. 熱電対を使用する温度測定法
    2. 溶着面温度に影響する因子
    3. 実生産におけるヒートシール条件設定時の注意点
  6. 検査方法
    1. 外観検査
    2. シール強度
    3. 成形容器の破裂試験
    4. 耐圧縮試験
    5. 落下試験
    • 質疑応答

第2部 ヒートシール強度測定と接着性評価

(2018年8月10日 15:00〜16:30)

  1. パウチの製造工程
    1. パウチの製袋
    2. 横ピロー包装機
    3. 縦ピロー包装機
    4. 高周波誘導加熱によるシール
  2. ヒートシール強さの測定法
    1. 食品衛生法熱封かん強度試験法
    2. JISのヒートシール強さ試験法
    3. ヒートシール強さの目安
  3. シール強さに及ぼす因子
  4. シール部の破断形式
  5. ヒートシールバーによる加熱の特徴
  6. 各種ヒートシール用プラスチック材料のヒートシール強度
    1. 各種ポリエチレン
    2. 各種ポリプロピレン
  7. 多層フィルムのヒートシール強度
    1. フィルム成形
    2. 押出ラミネーション
    3. ドライラミネーション
    4. 共押出ラミネーション
  8. 易開封性包装材料
    1. イージーピールフィルム材料
    2. マジックトップ
    3. エポックシール
    4. スーパーピールトップ
    • 質疑応答

講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/23 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) における変色劣化の機構とその防止技術 オンライン
2025/4/23 架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端 オンライン
2025/4/24 結晶性高分子における力学物性と高次構造の関係 オンライン
2025/4/24 樹脂の硬化反応におけるレオロジー解析 オンライン
2025/4/25 ゴム材料における摩擦・摩耗現象の理解と制御・対処に必要な基礎知識 オンライン
2025/4/25 構造用接着接合技術の基礎および強度試験方法と耐久性の評価方法 オンライン
2025/4/25 高分子の構造解析手法と構造制御技術 オンライン
2025/4/28 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ オンライン
2025/4/28 ゾル-ゲル法の基礎と材料合成、(新規) 材料開発で活用するための実用的な総合知識 オンライン
2025/4/28 熱硬化性樹脂の基礎と応用 オンライン
2025/4/28 分子動力学 (MD) 法の基本原理・具体的な技法から高分子材料開発への応用 オンライン
2025/4/30 プラスチック発泡体の製法、評価方法、原理、不良原因とその対策 オンライン
2025/4/30 接着・接合の強度評価および強度向上のための破壊力学 オンライン
2025/5/7 結晶性高分子における力学物性と高次構造の関係 オンライン
2025/5/8 熱分析の基礎と測定・解析技術 オンライン
2025/5/8 高分子材料のトライボロジー: トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2025/5/8 ウレタンアクリレートの構造・反応メカニズムと活用術 オンライン
2025/5/8 メタルレジストの特徴とEUV露光による反応メカニズム オンライン
2025/5/12 高分子・複合材料の熱膨張メカニズムと低膨張化 オンライン
2025/5/12 3Dプリンタを用いたゲルの成形技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/8/30 次世代パワーデバイスに向けた高耐熱・高放熱材料の開発と熱対策
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発