技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオテクノロジー分野の特許審査の傾向と特許請求範囲の記載方法

バイオテクノロジー分野の特許審査の傾向と特許請求範囲の記載方法

~核酸の修飾技術、抗体の構造改変、ペプチドの安定化など~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年7月27日(金) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 医薬品に関連する研究開発担当者、事業開発担当者、知的財産担当者

修得知識

  • バイオテクノロジー分野の特許審査の傾向とその対応
  • 研究開発の最近の課題に対応した特許請求の範囲の記載方法、明細書との対応関係
    • 核酸の修飾技術
    • 抗体の構造改変
    • ペプチドの安定化など

プログラム

 特許庁審査官・審判官の経験に基づいて、バイオテクノロジー分野の特許審査の傾向とその対応について説明します。具体的には、核酸、抗体、ペプチドを中心としたバイオ医薬品、及び、食品の用途発明について、最近の特許出願の傾向や登録事例の解説を行います。
 とくに、核酸の修飾技術、抗体の構造改変、ペプチドの安定化など、研究開発の最近の課題に対応した特許請求の範囲の記載方法、明細書との対応関係について、最近の審査事例に基づいて解説し、今後の特許審査への対応について検討します。

  1. 最近の話題
    1. 最近の特許審査の傾向
    2. 知財高裁・大合議判決「ピリミジン事件」 (2018年4月13日) の影響
  2. 核酸医薬
    1. 特許出願の現状
    2. 最近の特許審査の傾向 (核酸の修飾技術を中心に)
      • アンチセンス
      • アプタマー
      • siRNA
      • miRNA など
    3. 今後の特許審査への対応
  3. 抗体医薬
    1. 特許出願の現状
    2. 最近の特許審査の傾向(抗体の構造改変を中心に)
      • ヒト抗体
      • Fc 領域改変体
      • Fab 抗体
      • scFv 抗体など
    3. 今後の特許審査への対応
  4. ペプチド医薬
    1. 特許出願の現状
    2. 最近の特許審査の傾向 (ペプチドの修飾技術を中心に)
      • ペプチドの安定性
      • 膜透過性
      • DDS 製剤化など
    3. 今後の特許審査への対応
  5. 食品の用途発明
    1. 特許出願の現状
    2. 医薬用途と食品用途の比較
      • クレームの記載
      • 明細書の開示
      • その他
    3. 今後の特許審査への対応
  6. 今後の課題
    1. ゲノム編集と特許
    2. AI (人工知能) と特許
    • 質疑応答・名刺交換

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/6 医薬品開発の非臨床試験 (薬理・薬物動態・毒性) における文書作成と信頼性確保 (QA/QC) オンライン
2026/2/6 講師が経験した医薬品製造工程・管理におけるトラブル事例と対応 / 予防策の解説 オンライン
2026/2/9 GMP SOP (標準作業手順書) の必要性とその動画化の効果 オンライン
2026/2/9 導入・提携における事業性評価やデューデリジェンスの不確実性対応 オンライン
2026/2/9 医薬品マーケティング・メディカル活動におけるKOL選定評価とエンゲージメント戦略 オンライン
2026/2/10 生成AIの支援による特許調査・明細書作成・中間処理の効率化 オンライン
2026/2/10 OOS/OOT調査における原因特定・判断のポイントと逸脱管理 オンライン
2026/2/10 医薬品・部外品・化粧品分野で必要な品質管理/検査に役立つ化学分析の基礎 オンライン
2026/2/10 マルチパーパス設備での洗浄評価基準・運用の基礎 オンライン
2026/2/12 医薬品工場の防虫・異物管理 完全攻略実践セミナー オンライン
2026/2/12 GMP工場における 設備・機器の維持管理(保守点検)/ 設備バリデーションの実際と査察指摘事例 オンライン
2026/2/12 開発段階に応じた品質規格設定とValidation (特に分析法バリデーション) 実施範囲 オンライン
2026/2/12 ICH-GCP (R3) のeTMFマネジメントへの影響とeTMFシステムのセキュリティ オンライン
2026/2/13 治験薬GMPの国内外最新要件とその実践のポイント オンライン
2026/2/13 IPランドスケープによる市場・技術・特許の調査分析と開発戦略・知財戦略の策定 オンライン
2026/2/13 最近の裁判例の論点をふまえた核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2026/2/13 クラウドの基礎とGXPクラウド利用時のCSVアプローチ/データインテグリティ対応と供給者監査 オンライン
2026/2/13 臨床試験・治験におけるQuality by Designによる逸脱防止とその対処法、有効かつ速やかなIssue Managementの方法 オンライン
2026/2/16 エンドトキシン汚染の測定・評価試験と除去・不活化の実務 オンライン
2026/2/16 バイオ医薬品の品質・安定性向上を目指すタンパク質の凝集体分析と安定化戦略 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/8/13 不織布〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/20 油圧機器 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/20 マッサージ機〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/7/20 マッサージ機〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/20 油圧機器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/7/12 外国特許出願人社名名寄せ事典
2013/7/12 日本特許出願人社名変更事典
2013/6/10 HP〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/10 HP〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/10/5 電子辞書 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/10/5 電子辞書 技術開発実態分析調査報告書