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接触熱抵抗の基礎と測定・低減技術

接触熱抵抗の基礎と測定・低減技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、熱伝導・対流・ふく射・熱抵抗等の基礎知識から、接触熱抵抗の予測式・測定方法、サーマルインターフェイスマテリアルの導入による低減など、具体例も交えて分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2018年7月11日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 電気・電気機器の熱設計に関連する技術者、研究者、品質担当者

修得知識

  • 接触熱抵抗に対処するための基礎知識
  • 接触熱抵抗の測定における基礎知識と注意事項
  • 接触熱抵抗の低減策に関する基礎知識と注意事項

プログラム

 高温機器からの熱移動には、熱伝導、対流、ふく射そして接触熱抵抗などが複雑に連成しています。しかし、接触熱抵抗はその評価が難しく、高温機器の熱解析や熱設計を合理的に行う上での障害になっています。
 本セミナーでは、まず接触熱抵抗の基礎的事項について解説するとともに、接触熱抵抗の評価においてよく使用される橘・佐野川の式の導出過程について説明します。また接触熱抵抗の測定における基礎知識と注意事項について解説します。さらに接触熱抵抗の低減策について、具体例による測定結果と低減効果を示すとともに、サーマルインターフェイスマテリアル (TIM) の接触熱抵抗低減効果と導入の判定基準についても説明します。

  1. 基礎
    1. 熱伝導とフーリエの法則
    2. 対流とニュートンの冷却法則
    3. ふく射とステファン・ボルツマンの法則
    4. 熱抵抗と熱コンダクタンス
    5. 接触熱抵抗
      1. 接触熱抵抗の主要因子
      2. 接触面の空隙部における熱輸送
      3. 単位セルモデル
      4. 接触熱抵抗と接触熱コンダクタンス
      5. 接触熱抵抗の予測式 (橘・佐野川の式)
  2. 測定
    1. 測定装置の例
    2. 接触熱抵抗の測定
      1. 測定方法
      2. 粗さを有する平面間の接触熱抵抗の測定例
      3. 粗さを有するうねり面間の接触熱抵抗の測定例
  3. 低減技術
    1. サーマルインターフェイスマテリアル (TIM) 導入による接触熱抵抗の低減例
    2. TIM導入の判定基準
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 富村 寿夫
    熊本大学 大学院 自然科学研究科 産業創造工学専攻
    教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。