技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、セルロースナノファイバーの樹脂との複合化と分散性向上・物性コントロールについて詳解いたします。
(2018年6月18日 10:00〜11:10)
セルロースナノファイバー研究がより一層の加速を見せている。演者らは、TEMPO酸化と呼ばれる化学反応を用いて、直径約3ナノメートルのセルロースナノファイバーを孤立分散させることに世界で初めて成功している。
本講演では、セルロースナノファイバーの調製法と構造について概説した後、分散性や強度、固有粘度等のナノファイバー1本の基本特性から、フィルムや多孔質等のナノファイバー集積体の物性へと進み、他素材との複合化及び界面制御、現状の課題とその対策案も交えて、セルロースナノファイバー研究の要点を紹介していく。
(2018年6月18日 11:20〜12:30)
解繊溶液は安価・汎用な非プロトン性溶剤と修飾化剤により構成されています。修飾化剤と触媒を変えることで親水性から疎水化まで現在は20種以上の修飾CNFを合成可能できます。パルプを乾燥や粉砕等の前処理が不要のため、コスト削減が可能です。
(2018年6月18日 13:10〜14:20)
セルロースナノファイバーの本来の機能は、プロセスの最終すなわち塗布・成形できて初めて引き出すことができる。たとえば粘性を活用する目的では、解砕時や混合時に泡の問題を解決しておかないと、膜欠陥につながり、使いづらいものになる。またフィラーなど物理特性の向上を目的にするには、充填率や均一の分散度を上げることが必要であり、そのためにはセルロースナノファイバーの自己凝集力を抑制し、マトリクスとの濡れ・分散中の安定化を図ることが求められる。
ここでは上記課題の解決のための基本技術とその実現のための各種添加剤を紹介する。
(2018年6月18日 14:30〜15:40)
植物の細胞壁は光合成により二酸化炭素と水から創造された高剛性素材です。私たちの祖先は木材を身近な素材として利用する技術を発明し伝えてきました。中越パルプ工業では木材をアルカリ液で煮ることでパルプとして取り出し、用紙として世の中に提供し続けてきた会社です。木材を使いこなし、木材によって世の中をより良くしたいと願っています。里山に繁殖する竹材を集荷して紙の原料として利用する活動もそのような背景から生まれ今年で20年を迎えます。このようなスピリットが、当社のセルロースナノファイバー「nanoforest」の原点です。
天然繊維にダメージを与えずに可能な限り優しく取り出すことでこそ、木材や竹が生み出した高剛性繊維を上手に使うことが出来ると信じて活動を続けています。当社が採用した製造方法は、このようなコンセプトを一貫して守り抜いています。このようにして製造したセルロースナノファイバー「nanoforest」を世の中に普及させるため、利用方法などをご説明します。
(2018年6月18日 15:50〜17:00)
木材から製造したリグノセルロースナノファイバー、パルプから製造したセルロースナノファイバーそれぞれの特性と、製造したセルロースナノファイバーを疎水化し樹脂に混練する手法や、実施している様々な用途研究について解説します。
(2018年6月18日 10:00〜11:10)
当社では「リン酸化」を応用することで製紙用パルプからほぼ100%の収率でCNFを得ることに成功した。
本講座では、得られたCNFの水分散液の特性と用途、CNF水分散液を脱水することで得られる透明シートの特性と用途を、既存材料との比較を通して概説する。また、多くのユーザーの声を元に生まれた、開発品の紹介を通して、CNFの技術開発に関する最近の情報も提供する。
(2018年6月18日 11:20〜12:30)
CNFは軽量、高強度であることからプラスチック補強材としての活用が注目されている。さらに様々な環境問題から、最近従来材料への規制をかける動きもあり、ますますCNFの重要性、価値が高まる可能性がある。
本発表では、知る限りのCNFの動向と、近い将来プラスチック材料の補強材としての活用を見据え取り組んできた京都プロセスによるCNF強化プラスチックの特性を紹介する。
(2018年6月18日 13:10〜14:20)
未変性CNFに焦点を当て、水溶性ポリマーとの均一分散・複合化に必要な技術的要素として、分散剤および特殊な分散装置を用いたオリジナルの分散技術を中心に講演いたします。
CNF/水溶性ポリマー複合体の作製方法、評価技術から複合体の高機能化 (応用) 事例と有望用途に至るまで、当社の開発動向を紹介いたします。
(2018年6月18日 14:30〜15:40)
現在では、セルロースナノファイバー調整の画期的な前処理方法として知られているTEMPO酸化について、基本的なメカニズムから解説する。後半はTEMPO酸化セルロースナノファイバーの応用検討例としてバリア材および包装材料としての利用について述べる。
(2018年6月18日 15:50〜17:00)
セルロースナノファイバー分散液や、ポリマー中に分散されたセルロースナノファイバーの形態観察に必要な装置および原理を紹介し、さらに詳細な試料作製方法、セルロースナノファイバーの観察事例とさらに、三次元観察結果からの定量解析事例についても解説します。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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発行年月 | |
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2013/2/28 | 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 |
2013/2/28 | 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2013/2/20 | 導電・絶縁材料の電気および熱伝導特性制御 |
2013/1/25 | 炭素繊維 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2013/1/25 | 炭素繊維 技術開発実態分析調査報告書 |
2012/11/25 | FRP(繊維強化プラスチック) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2012/11/25 | FRP(繊維強化プラスチック) 技術開発実態分析調査報告書 |
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2012/9/27 | 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策 |
2012/9/20 | フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2012/9/20 | フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 |
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2012/5/28 | 微量ガスの高感度分析方法 |
2012/3/9 | フォトレジスト材料の評価 |
2011/12/22 | 植物由来ポリマー・複合材料の開発 |
2011/12/19 | カーボン製品市場の徹底分析 |
2011/11/25 | アクリル酸エステル 技術開発実態分析調査報告書 |
2011/6/20 | 高分子材料のフラクトグラフィ |
2011/5/30 | 自動車用プラスチック部品のメーカー分析と需要予測 |
2011/4/15 | 大手合成繊維7社 技術開発実態分析調査報告書 |