技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

再生医療等製造施設におけるGCTP (製造管理・品質管理) 対応のポイントと査察対応

再生医療等製造施設におけるGCTP (製造管理・品質管理) 対応のポイントと査察対応

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、GCTPについて基礎から解説し、GCTP省令には記載されていない実運用で悩まされる課題とその解決策についても詳解いたします。

開催日

  • 2018年1月31日(水) 10時30分16時30分

修得知識

  • GCTPの概要、運用構築時の留意点
  • 再生医療等製品の開発、製造販売承認申請に関わる知見
  • 再生医療等製品の製造管理及び品質管理の構築
  • 再生医療等製品の法規制、ガイドラインの最新動向

プログラム

 再生医療は患者の治癒能力を有効に利用した最先端の医療技術である。世界に先駆けiPS細胞を発見した日本の再生医療分野において規制当局も柔軟に対応しながら、世界トップクラスの法規制を整備している。しかし、現在、上市されている製品は4製品しかなく、再生医療の発展にはまだまだ大きな障壁が存在している。
 本セミナーでは、製品開発における課題、留意点について、現在の法規制との関連性を含め解説する。また、再生医療等製品の製造施設 (細胞加工施設) を立ち上げる際に考慮しなければいけない事項についてGCTP省令はもちろん、省令には記載されていない実運用で悩まされる課題の解決策について詳細に解説する。
 これから再生医療等製品を開発する開発担当者、細胞加工施設を立ち上げようとする担当者、GCTPの運用を構築する必要がある責任者など、再生医療に携わる多くの人々にとって必須となるセミナーである。

  1. 再生医療等製品とは
    1. 再生医療等製品の定義
    2. 再生医療等製品とバイオ医薬品
    3. 再生医療等製品の分類
    4. 再生医療等製品の現状
    5. 再生医療等製品の特長
  2. 再生医療等製品の製造販売承認申請
    1. 製造販売承認申請取得までの道程
    2. 医薬品と再生医療等製品の違い
    3. 薬機法と再生医療等安全性確保法
    4. 再生医療等製品の条件付き承認
    5. 再生医療等製品の先駆け審査指定制度
  3. 再生医療等製品関連の構造設備規則
    1. 再生医療等製品の製造施設 (CPFとCPC)
    2. 再生医療等製品の製造設備
    3. 製造設備の適格性評価 (DQ、IQ、OQ、PQ)
    4. 製造施設の清浄度管理
    5. 空調バリデーション
  4. 再生医療等製品の製造とGCTP省令
    1. GCTP組織体制
    2. GCTP文書体系
    3. 文書管理
    4. 教育訓練
    5. 変更管理及び逸脱管理
    6. 自己点検
  5. 再生医療等製品の製造管理
    1. 再生医療等製品におけるロットの考え方
    2. 原材料管理と供給者選定
    3. 製造方法のバリデーション
    4. バリデーションとベリフィケーション
    5. プロセスシミュレーション
    6. ウイルスクリアランス試験
    7. 再生医療等製品の異物管理
    8. 再生医療等製品の輸送管理
  6. 再生医療等製品の品質管理
    1. 再生医療等製品の品質規格
    2. 再生医療等製品の試験方法
    3. 分析法バリデーション
    4. 再生医療等製品の試験検体と参考品
  7. 再生医療製造施設における査察対応
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/9 医薬品原料粉体の全数受入確認試験ならびに製剤化におけるリスク低減と製品品質の最大化 オンライン
2025/9/9 医療データ (RWD) 活用時の100の落とし穴 オンライン
2025/9/9 海外CTD-M3を活用した承認申請時の「規格及び試験方法」の簡略記載の注意点 オンライン
2025/9/9 医薬品工場の計画・設備設計及びバリデーションの進め方とトラブル対応 オンライン
2025/9/10 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2025/9/10 再生医療等製品における商品コンセプト構築と開発戦略 オンライン
2025/9/10 医薬品工場の計画・設備設計及びバリデーションの進め方とトラブル対応 オンライン
2025/9/10 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 オンライン
2025/9/10 様々な裁判例から見る医薬品の特許権存続期間延長の実務・LCM戦略とパテントリンケージへの対応 オンライン
2025/9/10 ファージセラピーと臨床応用 : バクテリオファージを用いた医薬品の開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2025/9/11 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 (1日目) / スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 (2日目) オンライン
2025/9/11 GMP/QMS/GCTP適合のためのCSVとデータインテグリティ対応の実務 (1日目/ 全2日間) オンライン
2025/9/11 抗体医薬品をはじめとしたバイオ医薬品の特性解析 (構造解析) と規格及び試験方法 (ペプチドマップ、糖鎖プロファイル) オンライン
2025/9/11 各開発段階におけるCMC開発と取得すべきデータ・品質保証レベル オンライン
2025/9/11 GVPの基本的重要事項の的確な理解と業務遂行能力の習得 オンライン
2025/9/11 再生医療等製品における商品コンセプト構築と開発戦略 オンライン
2025/9/11 ラボにおける監査証跡/レビュー方法 (いつ・誰が・項目・頻度・レベル) と分析機器毎のレビュー例 オンライン
2025/9/12 スプレッドシートとクラウドのバリデーション実務と運用 (2日目 / 全2日間) オンライン
2025/9/12 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/9/12 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/11 タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2025/1/27 世界の中分子医薬・抗体医薬、およびCDMO最新業界レポート
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用