技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

15年後の医療環境・市場予測と医療ビジネスプラン構築のポイント

医薬品、医療機器、診断、再生医療関連のビジネスのための

15年後の医療環境・市場予測と医療ビジネスプラン構築のポイント

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、医療機器、医薬品、再生医療関連ビジネスについて、ニーズがどこにあるか? ビジネスの市場を開拓できるか? など、参入の視点、ポイントを解説いたします。

開催日

  • 2017年11月20日(月) 10時30分16時00分

プログラム

 日本の社会保障制度は、健康保険制度、介護保険制度において、互助制度を残しつつも、自己責任の部分が新たに導入されている。国債を発行してまで、相互扶助、互助制度に拘ることが限界に達し、管理経済下に置かれていた健康保険、介護保険の一部が民間に開放されることとなっている。
 このことで、医療サービス事業が大きく様変わりすることになり、この医療環境の変化を予測し、新しい医療サービス事業の形がどの様になるかの予測の下、その準備、即ち医療サービス事業の研究開発の準備を今から行わなければならない。

  1. 15年後の医療環境の近未来予測
  2. 医療事業に具体的にどの様な変化が起こると予測できるか
    1. 医療資源の配分が見直されている
      1. 国民皆保険制度の一部が民間に開放されるに伴い、民間医療保険が一般化している
      2. 高齢者医療への医療資源配分が見直され、高齢者の優遇措置が無くなっている
      3. 介護保険の一部が民間に開放されている
      4. 社会保障の考え方が「低福祉・低負担」に変わっている
      5. 互助制度型社会保障が自己責任型に変わっている
    2. 医薬品投与の無駄をなくす
      1. 高齢者に服薬管理に重点が置かれている
      2. 薬物の過剰処方・重複処方が改善されている
      3. 精神疾患の薬物過剰投与が改善されている
    3. 高額医療費の負担ルールが新たにできている
      1. 高額医療製品に対応する保険ができている
      2. 混合診療 (保険外併用療養) の定義が改正されている
      3. 高額医療製品による混合診療が認められている
    4. 新薬・新医療製品の開発費用対効果の検証が求められる
      1. 新薬開発の中心が高額医療製品開発に移っている
      2. 高額医療製品の費用対効果の検証が求められている
      3. 医療経済効果の証明を必要とする
    5. 医師の権限の一部がコメディカルに移譲されている
      1. 救急救命医療の役割が救急救命士に移っている
      2. 介護・リハビリ・ケアの役割がコメディカルに移っている
      3. 薬剤師に処方箋監査権が付与されている
      4. 精神疾患患者へのカウンセリングの役割が臨床心理士に移っている
  3. 15年後の医療環境に合う医療ビジネスプランの具体化
    1. 従来型医薬品販売市場はどうなるか
    2. 開拓しなければならない医薬品の新市場とは
      1. 層別化医療とは
        • 層別化医療と言う概念を定着させるために、「治療の概念」を変える
        • 層別化医療市場に投入する医薬品・システム・サービス
        • 層別化医薬品・システム・サービス研究開発に必要な技術
      2. 個別化医療市場
        • 患者選別型個別化医療
        • 患者特化型個別化医療:患者の病状に特化したテーラーメード医療
          • 遺伝子治療
          • 再生医療

会場

江東区産業会館

第5展示室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/6 GMP基礎講座 (2日間) オンライン
2026/1/6 再生医療足場材料の国内外研究開発動向と今後の展望 オンライン
2026/1/6 中小規模組織 (企業) における責任役員 (上級経営陣) へのGMP、GQP教育方法と法令順守体制の整備 オンライン
2026/1/6 医薬品開発における安定性試験実施のポイント オンライン
2026/1/6 再生医療等製品開発におけるプロジェクトマネジメントの進め方と評価手法 オンライン
2026/1/6 GMP英語 入門講座 オンライン
2026/1/6 新規モダリティにおける事業性評価手法 オンライン
2026/1/7 非GLP試験における信頼性基準と信頼性確保のポイント オンライン
2026/1/8 RMP (リスク管理計画) ・リスク最小化活動の適時適切な検証・更新とRWD活用スキル オンライン
2026/1/8 GMPにおけるキャリブレーション (校正) の重要ポイント オンライン
2026/1/8 患者数・市場規模ベースで検討する医薬品の売上予測と事業性評価 オンライン
2026/1/9 スケールアップ・ダウン検討および実験計画の進め方・データのとり方 オンライン
2026/1/9 戦略的なターゲットプロダクトプロファイル (TPP) 策定プロセスと競争環境および規制要件を見据えた差別化戦略の構築方法 オンライン
2026/1/9 GMPに対応した洗浄バリデーションは具体的に何を計画し、何を行い、何を証明すればよいのか オンライン
2026/1/9 バイオ医薬品・ウイルスベクター・遺伝子治療薬における超遠心分析の基礎と品質評価における具体的な分析検討方法 オンライン
2026/1/13 海外販売も見据えた薬価算定ルール・薬価妥当性判断と当局交渉/戦略立案/シナリオ策定のポイント オンライン
2026/1/13 ASEAN各国の医薬品申請のための薬事制度と申請資料作成方法 オンライン
2026/1/14 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2026/1/14 環境モニタリングにおけるポイント設定根拠・手順とアラート・アクションレベル設定の妥当性および汚染管理戦略に従ったSOP記載事項/作成上の留意点 オンライン
2026/1/14 GCP領域のクラウドシステムを含むCSV実施/必要範囲とデータインテグリティ確保 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/9/30 5G時代のデジタルヘルスとその事業化
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善