技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

基礎から学ぶ、粘着剤・粘着テープ

基礎から学ぶ、粘着剤・粘着テープ

~粘着の基礎と材料・設計・評価法から使用時の注意点まで~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、粘着材料、接着・剥離のメカニズムなど粘着剤・粘着テープの基礎から解説し、評価法、トラブル解決事例についてわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2017年9月28日(木) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • 粘着・接着・剥離技術に関連する技術者
    • テープ、シールなどの粘着剤、粘着製品
    • 住宅・建築材料
    • 電気・電子部品
    • 電子機器
    • 自動車
    • 医療
    • 生活環境部材
    • 塗装
    • 印刷
    • 包装
    • 事務用品 など
  • 粘着剤・剥離剤のユーザ
  • これから粘着・剥離に携わる方
  • 粘着・剥離で課題を抱えている方

修得知識

  • 粘着剤の基礎
  • 粘着・剥離のメカニズム
  • 粘着テープの設計
  • 粘着テープの評価
  • 粘着テープにおけるトラブルと対策

プログラム

 近年、粘着テープは、電気・電子、自動車、住宅・建材など多くの分野で使用され、その要求機能は年々高まり、用途は広がっています。
 本講座では粘着テープを使用される企業の方から、粘着剤・粘着テープを設計される若手の方までを対象に、粘着剤・粘着テープの基礎知識と設計面、使用面からのポイントをわかりやすく解説します。セミナー終了後には、トラブル対策・技術課題等に関する個別質問にも対応します。

  1. はじめに
    1. 粘着剤と接着剤の違い
  2. 粘着テープの基礎知識
    1. 材料
      1. 粘着剤の種類
        • ゴム系
        • アクリル系
        • シリコーン系
      2. アクリル系配合材料
        • モノマー
        • 開始剤
        • 連鎖移動剤
        • 架橋剤
        • タッキファイヤ
      3. 基材
      4. 下塗り剤
      5. 背面処理剤
    2. 製造方法
  3. 粘着・剥離現象
    1. 粘弾性挙動の理解
    2. なぜくっつくのか?
    3. なぜ剥れないのか?
    4. 速度依存性と温度依存性
  4. 粘着テープの設計
    1. 表面 (界面) の設計 ~極性のコントロール~
    2. バルクの設計 ~凝集力のコントロール~
  5. 粘着剤・粘着テープの評価法
    1. 粘着剤の評価法
      1. 粘弾性体のモデル
      2. 粘弾性評価
      3. 応力-ひずみ、応力緩和、架橋度、膨潤度
    2. 粘着テープの評価法
      1. 粘着3特性
        • タック
        • 粘着力
        • 保持力
      2. テープ別評価法
      3. 耐久性と促進劣化試験
  6. テープ選定時の注意点
    1. 目的に応じたテープ選定法
    2. 注意すべき被着体
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 戸崎 裕
    日東電工 株式会社 基盤機能材料事業部門 開発統括本部
    上席研究員

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第2講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/18 エポキシ樹脂の基礎と硬化剤の選定、変性・配合改質および複合材料用途の動向 オンライン
2024/4/19 異種材料接着に向けた金属の表面処理技術と接着性の改善 オンライン
2024/4/24 熱分析による高分子材料 (プラスチック・ゴム・複合材料) の測定・解析の基礎とノウハウ オンライン
2024/4/24 精密接着技術の基礎と応用 オンライン
2024/4/25 レオロジー測定・データ解釈の勘どころ オンライン
2024/4/25 プラスチックフィルムの表面処理・改質技術と接着性の改善評価方法 オンライン
2024/4/26 プラスチック成形品の残留応力発生の要因と対策 オンライン
2024/5/1 エポキシ樹脂の基礎と硬化剤の選定、変性・配合改質および複合材料用途の動向 オンライン
2024/5/7 異種材料接着に向けた金属の表面処理技術と接着性の改善 オンライン
2024/5/8 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン
2024/5/10 熱分析による高分子材料 (プラスチック・ゴム・複合材料) の測定・解析の基礎とノウハウ オンライン
2024/5/21 粘着剤/粘着テープの必須基礎知識 オンライン
2024/5/21 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2024/5/22 ナノインプリントの基礎と製品応用・最新動向 オンライン
2024/5/23 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および活用方法 オンライン
2024/5/27 異種材料の接着・接合技術の基礎と強度特性評価 オンライン
2024/5/29 高分子複合材料のレオロジーとメカニズムに基づく材料設計 オンライン
2024/5/30 溶解度パラメータ (3D, 4DSP値) の基礎と活用技術 オンライン
2024/5/31 樹脂のレオロジー特性の考え方、成形加工時における流動解析の進め方 オンライン
2024/5/31 ナノインプリントの基礎と製品応用・最新動向 オンライン