技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療機器・診断機器における事業化と申請の基礎

医療機器・診断機器における事業化と申請の基礎

~異業種からの新規参入~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年8月9日(水) 10時30分 17時00分

プログラム

 医療機器等は、法規制が非常に厳しく、事業化の大きなネックになっていると巷間、喧伝されていますが、本講座にご参加して頂くと、それは全くの誤解で、むしろ、異業種からの道不案内な新規参入者には、業許可、研究開発、薬事承認、製造、販売に至る事業化プロセスにおいて、必要な課題と処理方法を明確に示す非常に親切で便利なガイドラインの役割を果たすものであることを理解して頂けると思います。
 どんな製品の事業化においても、法的関りがないもの、健康や命に全くかかわらないものなど、むしろ稀で、医療機器は、他の製品と比べ、何ら特異なものではありません。それでは、なぜ難しいと感じるのか。その一番の原因について具体的にお話しし、ご理解いただければ、いっぺんに、必要なこと、取り組み方が見えてきます。これは単に薬事処理業務の問題ではなく、事業の本質理解と、取り組み方、組織体制の組み方にもかかわってきます。この意味において、薬事担当者はもちろんですが、併せて、製品開発のプロジェクトリーダー、事業・研究企画・事業管理者の方々にもお聞きいただければ、非常に効果的だと考えます。
 本講座においては、医療機器製品と一般製品、医療機器製品開発事業化プロセス、各プロセスと法的な要件・手続き、主な要件・申請、手続きの意味・内容と効率的処理方法、効率的な医療機器事業立ち上げの考え方と手順、製品開発・事業化の成否を支配する一気通貫の大局観などについて解説します。

  1. 初めに
    • 医療機器と一般製品
    • 差異と同一性
  2. 関連法規等法の概略と特徴
    • 法・基準は、暗闇に道を示す灯
      1. 日本 PMDA/医療機器等法/製造販売承認の概略
      2. 米国 FDA/QSR/PMA、510K
      3. EU MDD/ CEマーキング
  3. 医療機器事業化のプロセスを鳥瞰する
    • 顧客要求確保~販売・市販後調査まで
  4. 関係する法的要件と考え方
    1. 責任者と要件
    2. 業許可関連
      • 申請、届出
    3. 製造販売承認、認証、届出
    4. 開発設計
      • GLP
      • GCP
    5. 製造・品質保証
      • GMP
      • QMS
      • ISO-13485-2016
  5. 必要要件・手続き、その意味・内容
  6. 主な手続き・申請等の考えかた、効率的処理方法と例
    1. 業許可申請、届出
      1. 少量試作製造設備の有用性 承認申請用試料はどこで作る?
      2. 拡張性を考えた製造施設設計 上市・投資判断を楽にする
    2. 製造販売承認申請
      1. 『申請書原案』策定後、設計着手する
      2. 先発品・類似品から承認申請書記載内容を読み解く方法?
    3. QMSの確立と適合性評価 (ISO-13485-2016を含め)
  7. 終わりに 成功する医療機器事業の参入の在り方
    1. 自社の特質と自社オペレーションの設定
    2. 人材確保の考えかた 人材をどう確保する
    3. 分担と連携 組織運営の在り方
    4. 成功する開発設計管理 逆行的開発設計管理

講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/8 中東主要国の薬事規制比較と現地対応手法 オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/9 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/5/10 IPランドスケープの取り組み事例と実施体制の構築 オンライン
2024/5/13 欧州体外診断用医療機器規則 (IVDR) の要求事項と対応ノウハウ オンライン
2024/5/14 間違いだらけの新規事業2024 東京都 会場・オンライン
2024/5/15 コア技術の明確な定義、設定プロセスと継続的な育成と強化手法 オンライン
2024/5/15 ユーザビリティエンジニアリング要点セミナー オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Aコース 基礎編) オンライン
2024/5/16 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2024/5/17 QMSR徹底解説 (初級講座) オンライン
2024/5/20 FMEAの必須知識と工程FMEAの実践手法 オンライン
2024/5/20 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/20 GVP省令が求める「医療機器製造販売後安全管理業務」 オンライン
2024/5/20 革新的新商品・技術、新規事業を生み出すアイデアが湧き出る発想法 オンライン
2024/5/21 Web3事業「αU (アルファユー) 」の最新取組と展望 東京都 会場・オンライン
2024/5/21 欧州体外診断用医療機器規則 (IVDR) の要求事項と対応ノウハウ オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/9/30 5G時代のデジタルヘルスとその事業化
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/2/28 With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用
2021/11/10 医療機器製造におけるバリデーション基礎講座
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/10/15 医療機器のプロセスバリデーション (PV) と工程管理
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略 (製本版 + ebook版)
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2021/3/15 体温計 (CD-ROM版)
2021/3/15 体温計
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)