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ポリウレタンフォーム断熱材の性能向上、 不燃化と熱性能評価

ポリウレタンフォーム断熱材の性能向上、 不燃化と熱性能評価

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年4月19日(水) 10時30分 17時00分

修得知識

  • 断熱材の熱性能である熱伝導率および熱抵抗の測定概要、試験規格
  • 熱伝導率および熱抵抗の評価方法に関連した最近の動向

プログラム

第1部 硬質ポリウレタンフォーム断熱材の特性と今後の展望

(2017年4月19日 10:30〜12:30)

  1. 硬質ポリウレタンフォームの概要
    1. 硬質ポリウレタンフォームの製造方法と種類
    2. 硬質ポリウレタンフォームの断熱性能
  2. 硬質ポリウレタンフォームの断熱材としての使用例
  3. 硬質ポリウレタンフォームの断熱性能向上に向けた動向
    1. ラミネートボードの高性能化
    2. 吹付け硬質ウレタンフォームへの新発泡剤の導入動向
  4. 省エネ基準義務化に向けた動向
    1. 改正省エネ基準の概要
    2. 業界・行政の諸施策の (建材トップランナー制度.補助事業等)
    • 質疑応答

第2部 硬質ポリウレタンフォームの不燃化技術

(2017年4月19日 13:15〜15:15)

  1. 硬質ポリウレタンフォームの製造法
    1. スプレー発泡
    2. 注型発泡
    3. スラブ発泡
  2. 硬質ポリウレタンフォームの難燃化・不燃化技術
    1. 要求性能
      1. 難燃・不燃性
      2. 耐火性能
      3. フォームの物性
    2. 原材料の選択
      1. イソシアネート
      2. ポリオール
      3. 発泡剤
      4. 触媒
      5. 難燃剤
      6. その他
    3. 製造管理と構造・性能
      1. セル構造の制御
      2. 界面構造の制御
  3. 積水不燃ウレタン
    1. 不燃性能
    2. フォーム物性
    3. 施工性
    • 質疑応答

第3部 断熱材の熱性能に関する評価方法

(2017年4月19日 15:30〜17:00)

 断熱材の熱性能 (熱伝導率および熱抵抗) の測定・試験の概要について解説する。熱性能の長期変化促進試験方法、断熱材の最新の動向について紹介する。

  1. 断熱材の熱性能の概要
    1. 断熱材のJIS規格類
    2. 断熱性能に関連する評価手法
  2. 断熱材の熱性能評価と規格・規定
    1. 評価手法の種類
    2. 各評価における基本的事項
    3. 保護熱板法 (GHP法) の概要
    4. 熱流計法 (HFM法) の概要
    5. その他の評価手法
  3. 断熱材の経年変化に関する促進試験の概要
    1. 断熱材の熱性能の経年変化について
    2. 熱性能の促進試験の概要
    3. 評価事例の紹介
  4. 最新の断熱材の動向およびその熱性能の評価手法
    1. 断熱材の動向
    2. 熱性能の評価手法の動向
    • 質疑応答

講師

  • 大川 栄二
    コンサルティングオフィスEIJI
    代表
  • 村山 智
    積水化学工業 株式会社 開発研究所 機能材料開発センター
  • 萩原 伸治
    一般財団法人 建材試験センター 中央試験所 環境グループ
    統括リーダー

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
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複数名同時受講割引について

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
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