技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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(2017年4月13日 10:30~12:00)
近年、ペプチド化学および分子進化工学の発展により、天然には存在しない多様な化学修飾を持つ「特殊ペプチド」の創製およびそのスクリーニングが可能になってきており、ペプチド医薬への期待が高まっている。本講座では、「特殊ペプチド」の創製技術について紹介すると共に、標的タンパク質に結合するペプチドの選択技術についても紹介する。また、ペプチド・タンパク質医薬が直面する課題として、細胞膜透過性に関しても検討する。
(2017年4月13日 12:45~14:15)
(2017年4月13日 14:30~16:30)
ペプチドを基にした中分子創薬研究によって、安全性が高く、微量で強力な薬効を有する医薬品の開発が期待できる。そのために、ペプチドが有する生理活性を維持し、その欠点を補うペプチドミメティックの活用は非常に有用である。
(2017年4月14日 10:00~11:30)
多くのペプチド医薬品は、生体内への投与のされ方によって発現する活性が大きく異なる。目的の薬理効果を最大にするために、投与経路、投与速度、投与間隔などを最適化する必要がある。
また、長期の継続投与を必要とする場合、長期放出制御型注射剤や自己投与可能な粘膜投与製剤と吸収促進技術が必要で、最新のDDS技術を用いた研究開発状況を紹介する。
(2017年4月14日 11:45~13:15)
(2017年4月14日 14:00~15:30)
N結合型糖鎖修飾によりペプチド/タンパク質は、血中安定性が飛躍的に改善する。更には、糖鎖修飾体の溶解性が向上すると共に、アグリゲーションおよび免疫原性が有意に減少する。
(2017年4月14日 15:45~17:15)
腫瘍微小環境で不活性状態のT細胞を再活性化するPD-1抗体医薬は、画期的ながん分子標的治療薬として臨床応用されている。しかし、その高額な薬価が問題となっており、安価に製造可能な代替ペプチドの開発が期待されているが、これまでにPD-1抗体医薬に匹敵する特異性と結合性を有した代替ペプチドは開発されていない。
我々は、標的結合ペプチドを足場分子に組み込んで「構造ゆらぎ」を抑制することで、結合力が飛躍的に強くなることを明らかにしてきており、本講演では、高親和性PD-1結合ペプチドの創製戦略について、実例を交えて紹介する。
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