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抗菌剤・抗カビ剤・抗ウイルス剤の種類・特徴と選び方・使い方

抗菌剤・抗カビ剤・抗ウイルス剤の種類・特徴と選び方・使い方

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、抗菌処理技術の基礎から応用のノウハウまで、数多くの実例を挙げ、分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2016年12月7日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 開発企画技術者 (身の回り製品、水回り製品、衣類・携行製品、医療・介護製品 等)
  • 樹脂製品市場開拓技術者
  • 塗料・塗装市場開拓技術者
  • 水処理技術関連企業の技術者
  • 医療・介護製品の付加価値開発技術者
  • 欧州展開企業の企画技術者
  • 抗菌製品の上市を検討する企業責任者

修得知識

  • 微生物制御技術
  • 抗菌抗カビ薬剤に関する基礎知識
  • 微生物学と材料工学との境界領域の現場に即した知識習得
  • 微粒子の分散に関する基礎知識
  • 抗菌性能評価技術 (JIS Z 2801) :JNLA評価基準の基礎技術
  • 抗菌処理適用製品のためのヒントとノウハウ
  • 消費者への製品特性に関する表現方法基礎
  • 欧州への輸出製品に関する化学製品申請の基礎知識

プログラム

 抗菌処理技術は、清潔好きの日本ならではの日本発の技術です。20年前に耐熱性を有する銀を抗菌成分として用いることで、熱可塑性の樹脂に混練できることから、身の回りの製品に応用されました。現在では欧州でも清潔性向上に役立てることから、家電製品を始め様々な製品への応用 (付加価値技術) に注目されています。さらに、近年は薬剤を用いない物理的除菌技術に展開を遂げています。
 多くの分野で応用されバリエーションの多い抗菌処理技術を、基礎から応用のノウハウまで、数多くの実例を挙げながら、商品企画時のポイント、製造現場の留意点から品質管理方法の実際、商品分野によって異なる表示法に留意したユーザーへの性能説明方法、さらに抗菌製品が注目されている欧州へのグローバル展開の留意点まで、現物を手に取りながら説明を加えます。

  1. 抗菌剤・防カビ剤の種類と特性 [選び方1]
    1. 抗菌剤の種類
      1. 無機酸化物担体と抗菌成分
      2. 銀系抗菌剤
      3. 有機系薬剤
      4. 天然系薬剤
      5. 光触媒系薬剤
    2. 防カビ剤
    3. その他抗菌成分
    4. 抗ウイルス成分
    5. 抗菌剤の変遷
  2. 物理的除菌技術 [選び方2]
    1. 埃と環境
    2. 物理的抗菌
      1. 熱殺菌
      2. 電場除菌
      3. 放電処理技術
  3. 抗菌表面処理 [使い方1]
    1. 抗菌成分の分散技術
    2. 塗装処理
    3. 応用技術と実例
  4. 抗菌樹脂混練技術 [使い方2]
    1. 熱可塑性樹脂への混練技術
    2. 反応硬化性樹脂への混練技術
    3. 応用技術と実例
  5. 性能評価法 [示し方1]
    1. 抗菌・防カビ・抗ウイルス評価方法
    2. JIS・ISO
      1. 具体的JIS評価試験の実際
    3. 持続性評価方法
    4. 安全性評価方法
  6. 抗菌性能の表示法 [示し方2]
    1. 各種国内工業会
    2. 全国家庭電気製品公正取引協議会
    3. 抗菌製品技術協議会
    4. 欧州規制
    5. グローバル展開

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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