技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療機器開発のポイントとビジネスチャンス

内部、他部門とのコミュニケーションを円滑化し、無駄なくプロジェクトを加速させるための

医療機器開発のポイントとビジネスチャンス

~国内の中小企業やベンチャーが成功するための必要条件とは?~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、医療機器について、届出機器、改良製品開発の着想から市場導入までの全体像を失敗/成功事例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2016年11月21日(月) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 届出機器、改良製品開発の着想から市場導入までの全体像
  • スタンフォード発の開発プログラムを踏まえた具体的なケーススタディ
  • 大企業と戦わない中小・産官学連合群のイノベーション戦略が立てられる

プログラム

 医療機器開発の加速が望まれ、国が多額の予算を投入している。また、医療の産業化を支援する職種連携プロジェクトや教育プログラムが目立ってきた。一方で、医療機器の8割は外国産であり、日本発の医療機器は限られた分野での成功事例にとどまっているという現実に、変化の兆しは残念ながら見られない。
 本セミナーでは、15年以上に渡り成功事例を輩出し続けているスタンフォード大学のBiodesignプログラムに着目した。演者が外資系バイオ・医療機器メーカー3社で経験してきた失敗、成功事例をBiodesignプログラムと比較しながらのケーススタディを通じて、国内の中小企業やベンチャーが成功するための必要十分条件を抽出したので共有する。
 加えて、ヘルスケア業界や先端医療のイノベーションを実現させる要因、それを阻む壁についても演者の失敗経験や、他業種を含む成功事例を踏まえた具体的なポイントを共有する。そして大企業と戦わずにイノベーションを実現する中小・産官学連携の可能性を、参加者と共に対話しながら、各々が明日から何をすべきかを持ち帰り、最初の一方をすぐに踏み出して頂くことが、本講の最大の目的である。

  1. はじめに
    1. 健康社会イノベーションの必須3要素とは?
    2. 組織でイノベーションを阻む5つの壁とは?
    3. イノベーションの成功が先か、イノベーター養成が先か?
  2. 医療機器開発成功の6ステップ〜スタンフォード大学Biodesignプログラムに学ぶ
    1. なぜ医療機器を開発するのか?〜ニーズ探索
      1. なぜイノベーションを実現したいのか?
      2. 医療機器の開発により何を達成したいのか?
    2. 誰のために開発するのか?〜ニーズの選択
      1. ステークホルダー分析
    3. 市場調査の方法あれこれ
    4. 革新的なアイデアを出す〜成功するブレインストーミングとは?
    5. ファシリテーターの役割が最重要、それは誰がするのがベストか?
    6. 発散と収束を繰り返せ
    7. コンセプトを選択し明確化する〜ビジネスモデルのデザインとテスト
    8. 薬事承認戦略と保険適用戦略
    9. プロトタイプの前にやっておくべきこと
    10. 最新のビジネスモデル・成功パターン
    11. やり遂げる覚悟はあるか?販売開始までの壁、壁、壁
    12. 知財を守る〜特許戦略
    13. 臨床試験をしない?する?〜開発薬事戦略
    14. ビジネスモデルから考える保険適用
    15. どこで誰がつくる?〜量産化と品質保証
    16. 競合との差別化要因は?
    17. 持続するビジネスを作れ〜事業計画と出口戦略
    18. 収益パターンと財務モデル
    19. 事業計画はどこまで作り込む?
    20. 資金源と出口戦略
  3. 大企業と戦わずイノベーションを起こす戦略
    1. 医療機器イノベーション成功への4つの道
    2. 開発から販売開始まで最速で進むための3つの神器
    3. 明日からできるイノベーションに向けての最初の一方宣言
    • 質疑応答・名刺交換

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/5 経皮吸収の基礎と評価方法 オンライン
2024/7/8 医療機器設計開発プロセス 基礎講座 オンライン
2024/7/8 医薬品開発における中国薬事規制・申請資料作成の留意点 オンライン
2024/7/8 新規モダリティ医薬の市場規模/薬価/売上予測と事業性評価 オンライン
2024/7/8 人工知能の医療検査への応用事例と関連法規制 オンライン
2024/7/8 mRNA/LNP (脂質ナノ粒子) 医薬品コース オンライン
2024/7/8 mRNA-LNP医薬品における製剤化・製造・品質管理と品質審査の論点 オンライン
2024/7/9 医薬品市場予測・マーケティング 基礎と応用 オンライン
2024/7/9 医薬品におけるサンプリングの基礎知識と全梱同一性確認への対応 オンライン
2024/7/9 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2024/7/9 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 オンライン
2024/7/9 米国での現状と展望をふまえた吸入剤/点鼻・経鼻剤の開発と評価 東京都 会場
2024/7/9 吸入剤における薬物動態と薬効:前臨床評価と臨床へのトランスレーション 東京都 会場
2024/7/9 GMPにおける逸脱・不備・不整合からのCAPA運用・手順・管理と逸脱防止対策 オンライン
2024/7/9 再生医療等製品における承認審査・申請資料作成/条件及び期限付承認の場合の留意点 オンライン
2024/7/9 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2024/7/9 点鼻・経鼻剤の開発と評価:米国での現状と展望 東京都 会場
2024/7/10 再生医療等製品における事業性評価の進め方と注意点 オンライン
2024/7/10 分析法バリデーション基礎講座 オンライン
2024/7/10 品質不正事案を踏まえたGMP手順書および記録書の管理体制の見直し オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2022/3/31 研究開発部門の新しい "働き方改革" の進め方
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/10 医療機器製造におけるバリデーション基礎講座
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/10/15 医療機器のプロセスバリデーション (PV) と工程管理
2021/10/11 抗ウイルス薬
2021/10/11 抗ウイルス薬 (CD-ROM版)
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価 (書籍版 + ebook版)
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方