技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP工場・設備の設計および維持管理のポイント

GMPハードの基礎の基礎から解説

GMP工場・設備の設計および維持管理のポイント

~ユーザー要求仕様書/デザイン適格性評価/キャリブレーション/メンテナンス/査察対応など~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年5月20日(金) 10時30分16時30分

プログラム

 最新のGMPは、リスクマネジメント手法の活用による継続的改善の推進を求める。しかし、要求仕様の検討不十分、あるいはエンジニアリング会社に丸投げして、生産後にリスク抽出するのは本末転倒である。
 施設設計に先立ち、どのようなリスクマネジメントを実施すべきか、構築後にどのような保全を行えばよいかを事例を交えて紹介する。

  1. ハードに関するGMPの要請
    1. 区画と清浄度設定
    2. 人と物の動線分離
    3. 高薬理薬の専用施設化
    4. 面積確保
    5. 適正な温湿度・照明・空気の流れ・差圧
    6. 適正な内装の材質・仕上げ
    7. 清掃・消毒の実施
    8. 防虫・防鼠
  2. 施設構築時の留意点
    1. 施設構築計画
    2. 基本計画段階
    3. 詳細設計段階
    4. 調達・施工段階
  3. 医薬品企業とエンジニアリング企業の業務分担
    1. ユーザー要求仕様書 (URS) の作成
    2. URSの作成手順
    3. コストを予算内に収めるために
    4. 共用設備の切替作業の効率化
  4. デザインの適格性評価 (DQ)
    1. 業者の選定・調査の要点
    2. 配置計画協議時のポイント
    3. 作業者保護策のチェック
    4. ヒューマンエラー対策のチェック
    5. 面積の適切性チェック
    6. 監視性・情報伝達性のチェック
    7. 空調システムのチェック
    8. 交叉汚染リスクのチェック
    9. 用水設備設計の基本
    10. 防虫対策のチェック
    11. セキュリティ対策のチェック
  5. 施工後に散見される問題点
  6. キャリブレーション
  7. 適格性再評価 (点検) と整備
    1. 日常点検
    2. 作業員が行う保全
    3. 事後保全
    4. 予防保全
    5. 予測保全
    6. 改良保全
    7. 保全予防
    8. 全社的生産保全
  8. 製品品質照査の実施

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/10/9 バイオ医薬品・再生医療等製品製造におけるシングルユースのリスク管理戦略・製造設計とE&L評価 オンライン
2025/10/9 国際共同試験における規制 (ICH/J-GCP) ・慣例の違いと品質確保を留意したモニタリング オンライン
2025/10/9 ICH Q2 (R2) /Q14・AQbDをふまえたバイオ医薬品の分析法バリデーションと判定基準の設定方法・許容範囲の考え方 オンライン
2025/10/10 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成とは? 教育訓練とは? GMP記録とは? オンライン
2025/10/10 GCP監査実施におけるQMSの考え方とCAPA作成のトレーニング方法 オンライン
2025/10/10 再生医療等製品の不純物等を含むCMC薬事文書、CTD-Q作成のポイントと製造・品質試験の実際 (2日コース) オンライン
2025/10/10 経口投与可能な核酸を使った肝線維化治療方法の開発 オンライン
2025/10/13 三極 (日米欧) の違いを踏まえた治験薬の設備管理・品質管理の留意点とバリデーション・ベリフィケーションの考え方 オンライン
2025/10/14 医薬品GMP・部外品・化粧品製造現場における「人為的誤り」管理戦略と「ミス削減」の実践成功事例 オンライン
2025/10/14 医薬品R&D担当者に必要なマーケティング・特許調査方法と開発戦略 オンライン
2025/10/14 再生医療等製品のプロジェクトマネジメントと事業性評価・薬事戦略 オンライン
2025/10/15 CTD・照会回答で学ぶメディカルライティング実践と適切なレビューアプローチ オンライン
2025/10/15 医薬品事業におけるポートフォリオ戦略策定/ポートフォリオマネジメント オンライン
2025/10/15 開発段階/市販後における変異原性不純物の評価及び管理とCTD記載 オンライン
2025/10/16 GMP実務担当者が最低限知っておくべき必須知識 オンライン
2025/10/16 点眼剤の処方化の基礎と製剤設計時に考慮すべき留意点と評価手法 オンライン
2025/10/17 CMC部門・研究部門での電子実験ノート利用における規制の実務対応 オンライン
2025/10/17 デスクトップで行う医薬品市場/売上予測手法スキルアップ講座 オンライン
2025/10/23 CTD-Q入門 / 外国作成CTD日本申請利用コース (2日間) オンライン
2025/10/23 CTD-Qのまとめ方 (入門講座) オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法