技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

有機 - 無機ハイブリッド技術の基礎と各種応用展開および構造解析

有機 - 無機ハイブリッド技術の基礎と各種応用展開および構造解析

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ゾルゲル法の基礎から解説し、成膜条件の最適化、ゾルゲル膜のクラックや気泡・剥離・欠陥などのトラブルの原因と対策、未然防止策について詳解いたします。

開催日

  • 2016年3月9日(水) 13時00分 16時30分

修得知識

  • ゾル-ゲル・有機-無機ハイブリッド技術の基礎
  • ゾル-ゲル・有機-無機ハイブリッド材料の分析・解析
  • ゾル-ゲル・有機-無機ハイブリッド材料の応用
    • 光学材料など

プログラム

 有機 – 無機ハイブリッド技術の基礎と各種応用について概説する。有機 – 無機ハイブリッド材料の基本的な考え方とそれらの合成手法、構造解析手法、併せてポリシルセスキオキサンについて述べる。有機 – 無機ハイブリッド材料の最も重要な応用の一つである光学応用の考え方、屈折率・アッベ・温度依存性などの屈折率関連特性の制御技術、新しい発光材料として応用について述べる。また、新しいコンセプトによる撥水・撥油材などの表面処理剤適用やポリマー素材の低熱膨張率化の可能性について述べる。

  1. 有機 – 無機ハイブリッド材料
    1. 有機 – 無機ハイブリッド材料とは?
      1. ゾルーゲルベースの溶液反応の適用
      2. 熱硬化・光硬化反応の適用
      3. 熱可塑性有機 – 無機ハイブリッド材料
    2. ポリシルセスキオキサン
      1. ポリシルセスキオキサンとは
      2. 基本的な有機ケイ素化合物の合成法
      3. ポリシルセスキオキサンを用いたハイブリッド形成
  2. 有機 – 無機ハイブリッド材料の光学応用
    1. 有機 – 無機ハイブリッド材料の光学材料応用の考え方
      1. 透明性維持のための必要条件
      2. ハイブリッド形成プロセスと出口設計
    2. ナノ粒子 (クラスター) 合成の考え方
      1. ゾル – ゲル法をベースとした粒子形成
      2. ビルドアッププロセスによる表面修飾ナノ粒子形成
      3. 表面修飾ナノ粒子の化学構造とその解析手法
    3. 屈折率制御
      1. 低屈折率材料
      2. 高屈折率材料
      3. 屈折率温度依存性制御の可能性
    4. 透明発光材料への応用
      1. 希土類ドープハイブリッド材料
      2. 可視光発光
      3. 白色発光の可能性
      4. 光増幅の可能性
      5. 近赤外発光
      6. 希土類含有ナノクラスター含有SiO2の新規光学材料への展開
  3. 有機 – 無機ハイブリッド材料の表面処理材への応用
    1. 撥水・撥油材料への適用
      1. フッ素基導入による撥水材料
      2. フッ素フリー撥水・疎水材料 ~滑り性に優れた新しい処理剤~
    2. ハードコート材料への応用
  4. 有機 – 無機ハイブリッド化による有機ポリマーの低熱膨張率化の可能性

会場

大阪市立中央会館

2F 第5会議室

大阪府 大阪市 中央区島之内2丁目12-31
大阪市立中央会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/17 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/21 ぬれ性のメカニズムと制御・測定技術 オンライン
2024/5/23 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および活用方法 オンライン
2024/5/24 基材表面への防曇性付与と持続性の向上 オンライン
2024/5/24 乳化・懸濁重合の反応機構と装置設計、重合反応の制御 オンライン
2024/5/27 粉体の付着・凝集・流動メカニズムとその評価、トラブル回避の考え方 オンライン
2024/5/28 絶縁破壊・劣化の基礎、測定・劣化診断と高分子絶縁材料の高機能化 オンライン
2024/5/29 ぬれ性のメカニズムと制御・測定技術 オンライン
2024/5/29 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/29 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 オンライン
2024/5/30 溶解度パラメータ (3D, 4DSP値) の基礎と活用技術 オンライン
2024/5/31 リチウムイオン電池電極スラリーの分散、混練技術とその最適化 オンライン
2024/6/3 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 オンライン
2024/6/4 乳化・懸濁重合の反応機構と装置設計、重合反応の制御 オンライン
2024/6/5 顔料の分散安定化と使いこなし術 オンライン
2024/6/5 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および活用方法 オンライン
2024/6/6 ナノカーボン材料 (カーボンナノチューブ・グラフェン) の分散技術・凝集制御における物理化学の基礎と分散状態の観察・評価 オンライン
2024/6/13 微粒子分散系のレオロジー オンライン
2024/6/14 粉体によるトラブルの実際と対策の実務 オンライン
2024/6/14 乳化重合・懸濁重合の重合反応の制御と機能性微粒子の合成 オンライン