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化粧品開発に必須な香りの選択 / 表現法と商品差別化事例

実例で学ぶ

化粧品開発に必須な香りの選択 / 表現法と商品差別化事例

~ターゲット・製品に応じた賦香と商品コンセプトの確立要因としての香りの役割~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年2月26日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 化粧品における企画開発、マーケティング、開発技術者、営業担当者

プログラム

第1部:商品コンセプト・イメージに併せた香りの選択・評価と商品開発における香りの表現方法

(2016年2月26日 10:30~13:00)

 まず、前半で香料の基本知識・香り製品の市場動向を具体的な香料サンプルや市販製品の香りを確認していただきながら学んでいただき、後半で具体的なコンセプトに合わせた香りの選択・評価、香りの表現方法を講演します。
 「百聞は一見にしかず」と言われますが、香り・嗅覚においても「百聞は一嗅にしかず」で、実際に香りを嗅ぐことを取り入れて、実感しながら、楽しく学んで頂きたいと思います。

  1. 香料概論
    1. 香料とは?
    2. 香料の歴史 … 欧米、日本
    3. 香料の分類 … 天然香料、合成香料 それぞれの役割
    4. 香りの組み立て方 … 香料はどのように作られるのか
    5. 香調表現に用いる用語 … 香調の基本用語
    6. 匂いの表現方法 … 基本的な表現
    7. 嗅覚のメカニズム … 香りを感じる脳のしくみ
  2. 香り製品のマーケットトレンド
    1. ここ数年の香りの意識調査の概要
    2. 時代とともに変遷するフレグランス
    3. 最近のファインフレグランスの香りトレンド
    4. 最近のトイレタリー製品・柔軟剤の香りトレンド
    5. アロマセラピーなど香りによる癒しのトレンド
  3. 商品コンセプト・イメージに合わせた香りの選択と評価と商品開発における香りの表現方法
    1. 商品コンセプトと香りのイメージマッチングについて
    2. 香りのイメージ・マッピングという捉え方
    3. 香りの評価について
    4. 匂いの嗅ぎ方 … 評価の為の方法
    5. 香りの表現方法について … 商品における表現
  4. 香りの感受性の高め方
    1. 香りの感受性とは?
    2. 感受性の具体的な高め方
    • 質疑応答・名刺交換

第2部:ターゲットや製品に応じた賦香と商品差別化への取り組み

~年代・性別・環境の違いにおける「好まれる香り」と競合製品との差別化事例~

(2016年2月26日 14:00~16:30)

 企画側と調香側で事前に賦香 (香り) に関する予備知識を共有し、全体のコンセプトと賦香方針をお互いに確認したという想定に基づき、具体的な賦香実例を演者の経験を交えて紹介しながら、実戦に向けてのヒット商品開発に繋がる賦香 (香り) 開発の一助とする。

  • 香りを感じさせる前に
  • フローラル、シプル、オリエンタル等の表現用語を知る。
  • 香りの場合高級感を感じる個人差が大きい
  • 高級感の香りとは。
  • 個人 (顧客) の体験、興味、価値観による高級感のイメージの差異
  • 香りが強いという評価。
  • どのような香りが高級感を表現できるのか
  • センシティブな日本の香り。
  • オレンジの香りのイメージ~ほぼ100%に近い嗜好性。
  • イタリア シシリー産のレモンの香り~シシリー産のレモンは高級感を感じる。
  • フルーツの香り
  • 年齢層による高級感の違い
  • 香水の支持率
  • 支持率30%でオーケー
  • 香りにおける、人種性による食文化の違い
  • 香り・ニオイに関する意識調査
  • 実際の賦香に見る化粧品の香り
  • 最近の注目される化粧品の賦香例
  • 天然由来化粧品の実際の賦香
  • 天然由来化粧品の香りの注意点
  • フレグランス、アロマテラピー、ポプリの違いと共通性
  • 注目される天然由来化粧品の香り
  • 香りそのものではなく、素材に付加価値を持たせる
  • フェアトレード、トレサビリティ、サスナビリティ、オーガニック等
  • おわりに 賦香開発の注意点
  • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

東京ビッグサイト

会議棟 6F 609会議室

東京都 江東区 有明3-11-1
東京ビッグサイトの地図

主催

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受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

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