技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

認知症におけるメカニズムと治療薬実現のための開発戦略

再生医療の可能性とは?

認知症におけるメカニズムと治療薬実現のための開発戦略

~開発中止から学ぶ対策とは~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年1月26日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

 少子高齢化が進行するわが国では、認知症患者の増加が社会問題となっている。認知症の原因疾患は様々あるが、アルツハイマー病によって起こる認知症 (アルツハイマー型認知症) は患者数が最も多いにも関わらず、その治療法は確立されていない。
 本セミナーでは、まず認知症の基礎知識から発症機序に関する基礎研究の最新知見を紹介し、認知症治療薬に期待される作用機序を提案する。次いで、現在までに開発されてきた認知症治療薬候補 (開発中止されたものを含む) を作用機序別に紹介し、今後の開発戦略の目指すべき道を提示したい。最後に、認知症治療薬の開発があまりうまくいっていない原因を探り、今後の対策と指針をお示しする予定である。

  1. 少子高齢化と認知症患者数の動向
  2. 認知症の基礎
    1. 認知症とは
      1. 認知症の定義
      2. 中核症状と周辺症状 (BPSD)
      3. 仮性認知症
    2. 認知症の原因疾患
      1. 治療可能な認知症と不可能な認知症
      2. アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症の違い
    3. 認知症の診断
      1. 問診と認知症テスト
      2. 画像診断
  3. 認知症治療薬の現状
    1. 脳血管性認知症の薬物治療
    2. アルツハイマー病の薬物治療
      1. コリンエステラーゼ阻害薬
      2. グルタミン酸受容体遮断薬
  4. アルツハイマー病の発症機序
    1. アルツハイマー病の特徴
    2. 老人斑とアミロイドβ蛋白 (Aβ)
    3. 神経原線維変化とタウ
  5. アルツハイマー病の原因療法薬の開発状況
    1. Aβ産生阻害薬
    2. Aβ凝集阻害薬
    3. Aβワクチンならびに抗体
    4. タウを標的とした治療薬
    5. 既存の医薬品の適応拡大
    6. その他 (BPSDの治療薬など)
  6. 再生医療の可能性
    1. 幹細胞研究の基礎から応用
    2. 神経新生を利用した治療法
  7. 今後の課題
    1. 早期診断法の開発
    2. 臨床試験法の改善
    3. その他

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/18 ICH品質関連ガイダンス視点から考えるCTD-Q記載要求事項と効率的申請資料作成法 オンライン
2024/12/18 核酸医薬品の品質管理および分析・評価のポイント オンライン
2024/12/18 コンピュータシステムバリデーション (CSV) で要求される各規制・ガイドラインの理解 オンライン
2024/12/18 医薬品開発におけるマーケティングリサーチ手法およびデータの捉え方・活用のポイント オンライン
2024/12/18 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン
2024/12/18 標準品の品質試験法設定の基礎と注意点 オンライン
2024/12/18 造粒・打錠工程の基礎知識およびスケールアップ方法・トラブル対応 オンライン
2024/12/19 承認申請・メディカルライティングコース オンライン
2024/12/19 CTD/照会回答書作成のためのメディカルライティング オンライン
2024/12/19 失敗成功事例から学ぶ原薬の各ステージでのスケールアップ製造のポイント オンライン
2024/12/19 造粒・打錠・コーティング製造技術とスケールアップ/打錠障害・品質異変の防止・対策 オンライン
2024/12/19 医薬品製造施設 (バイオ、合成原薬、固形製剤、無菌製剤) の構造設備に関わるGMP講座 オンライン
2024/12/20 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2024/12/20 ソーシャルリスニングからの患者さんの声の事例紹介と活用のためのワークショップ体験 東京都 会場
2024/12/20 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2024/12/20 医薬品開発段階での処方・製法変更におけるBE試験の考え方と生物学的同等性確保のための開発戦略 オンライン
2024/12/20 ペプチド医薬品の疾患別事例からみる市場性およびペプチドの合成・分析のポイント オンライン
2024/12/23 GMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2024/12/23 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2024/12/23 PIC/Sを踏まえた治験薬GMPガイドラインと運用上の注意点および三極 (日米欧) 規制の解説 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策