技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

疼痛のメカニズムとその状態に応じた適切な治療の選択方法

疼痛のメカニズムとその状態に応じた適切な治療の選択方法

~今後望まれる新薬像とは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、痛みについて基本的な事項を理解した上で、薬物療法と神経ブロック療法に的を絞り、適応と効果、副作用と合併症などについて解説し、今後求められる新薬像についても詳解いたします。

開催日

  • 2015年11月20日(金) 13時00分 16時00分

修得知識

  • 疼痛のメカニズムから今後求められる新薬像まで

プログラム

痛みを専門に診療する施設であるペインクリニックが日本に登場したのは今からおよそ40年前のことである。全国の大学病院の麻酔科に開設され、その後一般病院にも広まり、開業する医師も増えている。 痛みの治療手段としては、薬物療法、手術療法、理学療法、鍼や灸を利用した民間療法とともに、神経ブロック療法を忘れることはできない。ペインクリニックでは薬物療法と神経ブロック療法を主たる治療手段として痛みの治療を行っている。 薬物療法としては、消炎鎮痛薬が一般的であるが最近ではオピオイドも使用されており、多数の強力な鎮痛薬が登場している。 多様な痛みに対しては鎮痛薬以外に、抗うつ薬や抗けいれん薬の適応を忘れることはできない。 神経ブロック療法は、限局した部位にその効果を発揮できる強力な治療手段であり、鎮痛処置として極めて重要な手段である。 本講習会では、痛みについて基本的な事項を理解した上で、薬物療法と神経ブロック療法に的を絞り、適応と効果、副作用と合併症などについて解説すると共に、今後求められる新薬像についても検証する。
  1. はじめに
  2. 痛みとは
    1. 痛みの定義 痛みの評価
    2. 痛みの伝導路
    3. 体内の鎮痛機構
    4. 痛みを憎悪、遷延させる要因
    5. 急性痛と慢性痛
  3. 痛みの治療の基本的事項
  4. 薬物療法
    1. 非ステロイド性抗炎症薬
    2. ステロイド剤
    3. オピオイド
    4. 片頭痛治療薬
    5. 抗けいれん薬
    6. 抗うつ薬
    7. ドラッグチャレンジテスト
  5. 神経ブロック療法
    1. 神経ブロックとは
    2. 神経ブロックの具体的な方法
    3. 神経ブロックに用いる薬剤
    4. 神経ブロックの意義と効果
    5. 神経ブロックの禁忌
    6. 硬膜外ブロックとくも膜下ブロック
    7. 交感神経ブロック
    8. 知覚神経ブロック
    9. 運動神経ブロック
  6. おわりに

会場

滝野川会館

3F 302集会室

東京都 北区 西ケ原1-23-3
滝野川会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/6 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 オンライン
2025/6/6 中東主要国の薬事・薬価比較と現地対応手法 オンライン
2025/6/9 mRNA/LNP (脂質ナノ粒子) 医薬品における品質・安全性評価とLNP/DDSの設計・評価の留意点 オンライン
2025/6/9 エンドトキシン試験と次世代 (蛍光法組み換え体ライセート試薬試験、MAT法を含む) パイロジェン試験法の最近の動向について オンライン
2025/6/10 ゼロから始める初心者向けバリデーション オンライン
2025/6/11 医薬品製造現場におけるQuality Culture醸成とCAPAの推進 オンライン
2025/6/11 製造/ラボにおける監査証跡の運用方法とレビュー手順・効率的対応へのヒント オンライン
2025/6/11 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2025/6/11 バイオ医薬品のQC業務に絶対必要なタンパク質分析技術の基礎とスキル オンライン
2025/6/11 製薬用水設備の設計・バリデーション・適格性評価と管理 オンライン
2025/6/11 バイオ医薬品の原薬製造工程に関する承認申請書/CTD作成の留意点 オンライン
2025/6/12 単なる書類監査で終わらない実効性のある監査にするための監査員養成の具体的ポイント オンライン
2025/6/12 再生医療等製品/細胞加工物の製造・品質管理 (GCTP省令) における施設・製造管理とPMDAによる指摘事例を踏まえた査察準備と対応 オンライン
2025/6/13 環境モニタリングにおけるポイント設定根拠・手順とアラート・アクションレベル設定の妥当性および汚染管理戦略に従ったSOP記載事項/作成上の留意点 オンライン
2025/6/13 薬物間相互作用の基礎と臨床薬物相互作用試験における評価手法 オンライン
2025/6/16 PV領域におけるQMSの本質と役割、導入・運用管理のポイント オンライン
2025/6/16 開発候補品の想定薬価検討と有効な薬価申請資料作成・交渉戦略のポイント オンライン
2025/6/16 不確実性を考慮した事業性評価の実践 東京都 会場
2025/6/17 バイオ医薬品における分析法バリデーション オンライン
2025/6/18 薬価算定ルールと費用対効果評価 (医療経済評価) 及び評価手法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発