技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ICH-GCP (2016年改訂予定) の変更点・国内との相違と国内外当局査察の手法/最新指摘事項

臨床試験・臨床研究従事者のための集中講義

ICH-GCP (2016年改訂予定) の変更点・国内との相違と国内外当局査察の手法/最新指摘事項

~規制当局によるGCP査察の傾向と対策を考えることで日常業務の改善を図る~
東京都 開催 会場 開催
  • 予定されているICH-GCP (E6) の改訂ポイントとその影響とは
  • 規制当局 (FDA、EMAおよびPMDA) のGCP査察:その手法および最新の指摘事項

概要

本セミナーでは、2016年に改訂が予定されているICH-GCPについて、現行ガイドラインからの変更点および国内で適用されているGCP省令 (ガイダンスを含む) との相違について解説いたします。

開催日

  • 2015年10月22日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • ICH ガイドラインについて、ICH-GCPを中心に概略を理解
  • 規制当局によるGCP査察の傾向と対策
  • ICH-GCP (E6) とGCP省令・ガイダンスの比較
  • 予定されているICH-GCP (E6) の改訂ポイント
  • FDA,EMAの近年のGCP査察における所見と傾向
  • 国際共同臨床試験における実施上の留意点

プログラム

 国際共同臨床試験では海外当局の規制要件に対応するための手順や書類が発生する。これらに対して正確かつ効率的に対応するには、その背景にあるガイドラインの理解や海外当局査察で指摘される問題点を知ることが不可欠である。
 本セミナーでは、2016年に改訂が予定されているICH-GCPについて、現行ガイドラインからの変更点および国内で適用されているGCP省令 (ガイダンスを含む) との相違について紹介する 。
 また、国内外の規制当局 (FDA、EMAおよびPMDA) のGCP査察について、その手法および最新の指摘事項を紹介し、傾向や対策についてディスカッションを行う。

第1部「実務に活かせるICH-GCP講座 ~ICH-GCP (2016年改訂予定) の変更点とJ-GCPとの相違~」

  1. ICHガイドラインの概略
  2. ICH-GCP (E6) とGCP省令・ガイダンスの比較
    1. 用語の定義
    2. ICH-GCPの原則とGCP省令第1条
    3. ICH-GCPとGCP省令・ガイダンスの違い
  3. 予定されているICH-GCP (E6) の改訂ポイント
    1. 前提条件と変更の枠組み
    2. 新しく追加される用語の定義
    3. 製薬企業への影響
  4. ICH E2A
    1. 安全性情報の報告に関する基本用語
    2. 緊急報告のための基準
  5. ヘルシンキ宣言
    1. 最近の改訂 (2013年)
    • 質疑応答・名刺交換

第2部「臨床試験の当局査察 (FDA/EMA/PMDA) ~FDA、EMAおよびPMDAのGCP査察手法・最新の指摘事項と傾向・対策~」

  1. FDA査察
    1. 米国におけるGCP査察
    2. 近年のGCP査察における所見と傾向
    3. 行政処分
  2. EMA査察
    1. 欧州におけるGCP査察
    2. 近年のGCP査察における所見と傾向
  3. PMDA査察
    1. 国内GCP査察
    2. 近年のGCP査察における所見と傾向
  4. 国際共同臨床試験における実施上の留意点
    1. 試験実施前
    2. 試験実施中
    3. 試験終了時
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 吉村 千代
    一般社団法人 日本 ACRP(Association of Clinical Research Professionals Japan)
  • 筒泉 直樹
    東京大学 大学院 薬学系研究科 ITヘルスケア社会連携講座
    特任研究員

会場

機械振興会館

6F-67

東京都 港区 芝公園3-5-8
機械振興会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/27 インドネシアにおけるハラール認証BPJPHをふまえた医薬品・医療機器開発等の留意点とポイント オンライン
2025/1/27 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2025/1/28 遺伝子治療薬の開発・薬事戦略と承認取得 オンライン
2025/1/28 分析法バリデーション超入門講座 オンライン
2025/1/28 薬価算定の基礎と希望薬価取得ノウハウ オンライン
2025/1/28 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/1/28 高薬理活性物質を扱うマルチパーパス設備での洗浄評価基準と洗浄管理の留意点 オンライン
2025/1/29 洗浄バリデーションの基礎と残留許容値、回収率設定の科学的根拠の示し方 オンライン
2025/1/29 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練 オンライン
2025/1/29 日米欧主要国の医療・薬価制度の概要と価格戦略のポイント オンライン
2025/1/29 細胞培養 超入門講座 オンライン
2025/1/29 凍結乾燥製剤の基礎、スケールアップ技術とバリデーション実施のポイント オンライン
2025/1/29 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2025/1/29 再生医療等製造施設におけるGCTP (製造管理・品質管理) 対応のポイントと査察対応 オンライン
2025/1/29 医療機器GCP入門 (解釈・運用・遵守) オンライン
2025/1/29 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン
2025/1/29 FDA査察対応セミナー 入門編 オンライン
2025/1/30 医薬品凍結乾燥の条件設定、設備、バリデーション、スケールアップおよび失敗事例と対策 東京都 会場・オンライン
2025/1/30 一般医薬品向け: CTD-M2作成 / 規格及び試験方法と分析法バリデーション / 技術移転と同等性評価 (全3コース) オンライン
2025/1/30 CTD-M2 (CMC) 作成セミナー オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座
2007/3/16 臨床開発におけるER/ESの活用とコンピュータシステムバリデーション実践書